<<光徳のミズナラの森>>
戦場ヶ原の奥にある光徳牧場や光徳キャンプ場の周辺は、極相に近いミズナラの深い森に囲まれています。
3回目のきょうは、ミズナラの森の秋の様子です。
<光徳のミズナラの森>
ブナ同様、ミズナラの森は豊かな自然の象徴です。
ミズナラの森には沢山の昆虫や鳥や動物たちが棲んでいます。
<恵みの森>
クヌギ・コナラ・ブナ等と同じブナ科の樹木で、本州では1000mから1500mの山地の森の主役となっている木です。
秋には沢山の木の葉と大きなドングリを落とし、森に恵みを与えてくれます。
<ミズナラの老木>
ミズナラの森にはゼフィルスと呼ばれる宝石の様に美しい大型のシジミチョウが何種類も棲んでいて、多くの幼虫はミズナラの葉を食べて育ちます。
夏にはここで、きれいなアイノミドリシジミの♀が撮影できました。
<ミズナラの紅葉>
夏のあいだ深い緑色だったミズナラは、紅葉が始まるとまず新緑の様な明るい黄緑に変わります。
そして輝くばかりの黄金色になり、最後は茶色くなって葉を落とします。
<錦繍のアカタテハ>
今回少し早い時期に奥日光を訪れたのには、一つだけ目的がありました。
青い空をバックに紅葉のなかで日光浴をするキベリタテハの写真を撮ってみたかったのです。
でも思い描いた情景に現れたのはアカタテハ。
不思議な事に山地性のキベリタテハやエルタテハは姿を見ませんでした。
山地性の蝶は越冬に入るのが早いのかも知れませんね。
<光徳のオオモミジ>
光徳付近はそろそろ紅葉も見頃、牧場のモミジも赤く染まっていました。
<ノコンギク>
光徳周辺ではもう野の花はほとんど終わっていました。
咲いていたのはアザミとゴマナの咲き残りがほんの少しとこのノコンギク。
<モンシロチョウ>
ノコンギクはまだ沢山咲いていて、何匹かの蝶が訪れていました。
<キタテハ>
こちらはキタテハ、近づいても無心に蜜を吸っていました。
<スジグロシロチョウ>
咲き残りのアザミにスジグロシロチョウがいました。
季節の終わりを感じます。
そろそろ山は寂しくなりますね。
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今回で「日光の秋を歩く」はおしまいです。
戦場ヶ原の奥にある光徳牧場や光徳キャンプ場の周辺は、極相に近いミズナラの深い森に囲まれています。
3回目のきょうは、ミズナラの森の秋の様子です。
<光徳のミズナラの森>
ブナ同様、ミズナラの森は豊かな自然の象徴です。
ミズナラの森には沢山の昆虫や鳥や動物たちが棲んでいます。
<恵みの森>
クヌギ・コナラ・ブナ等と同じブナ科の樹木で、本州では1000mから1500mの山地の森の主役となっている木です。
秋には沢山の木の葉と大きなドングリを落とし、森に恵みを与えてくれます。
<ミズナラの老木>
ミズナラの森にはゼフィルスと呼ばれる宝石の様に美しい大型のシジミチョウが何種類も棲んでいて、多くの幼虫はミズナラの葉を食べて育ちます。
夏にはここで、きれいなアイノミドリシジミの♀が撮影できました。
<ミズナラの紅葉>
夏のあいだ深い緑色だったミズナラは、紅葉が始まるとまず新緑の様な明るい黄緑に変わります。
そして輝くばかりの黄金色になり、最後は茶色くなって葉を落とします。
<錦繍のアカタテハ>
今回少し早い時期に奥日光を訪れたのには、一つだけ目的がありました。
青い空をバックに紅葉のなかで日光浴をするキベリタテハの写真を撮ってみたかったのです。
でも思い描いた情景に現れたのはアカタテハ。
不思議な事に山地性のキベリタテハやエルタテハは姿を見ませんでした。
山地性の蝶は越冬に入るのが早いのかも知れませんね。
<光徳のオオモミジ>
光徳付近はそろそろ紅葉も見頃、牧場のモミジも赤く染まっていました。
<ノコンギク>
光徳周辺ではもう野の花はほとんど終わっていました。
咲いていたのはアザミとゴマナの咲き残りがほんの少しとこのノコンギク。
<モンシロチョウ>
ノコンギクはまだ沢山咲いていて、何匹かの蝶が訪れていました。
<キタテハ>
こちらはキタテハ、近づいても無心に蜜を吸っていました。
<スジグロシロチョウ>
咲き残りのアザミにスジグロシロチョウがいました。
季節の終わりを感じます。
そろそろ山は寂しくなりますね。
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今回で「日光の秋を歩く」はおしまいです。
深まりつつある秋の奥日光、何種かの蝶もまだ見られたんですね!
昔、湯元温泉から切込湖、刈込湖をハイキングして山王峠を経由で光徳牧場へ来たことがあり、紅葉が見事でした。
製材した木はよく見ますが、植わっている姿はあまり見分けがつきにくいものです。
それにしてもいいカットですね。
黄金ですね。
お金持ちになった気がしますよ。
冗談は置いておいて、綺麗ですね。
素晴らしい光景です。
相当晴れていたのですね。
輝きが凄いです。
空気も違うのですよね。
切込・刈込のコース今年の夏、一度歩こうかと思ったのですが、最近は鹿の食害がひどくて野草が見られないという話を聞いて、行くのを止めてしまいました。
こまったものです。
そうですか、家具のお仕事ですか。
ここには大きなテーブルでも作れそうな倒木が何本かありましたよ。
ミズナラは雄々しくて大好きな木ですよ。
この日はとても良い天気でした。
空の青さが全然違いました。
黄金色の森はとても明るくて光があふれていましたよ。
落ち葉が積もったら、さくさくと、歩くのが気持ちよさそう。
・・・管理がされているのではなくて、極相林だからですか?
以前ビオトープの講習会で教えてもらった気がしますが、極相とは植物遷移が安定した状態なのでしたっけ。
ミズナラの森素敵ですね。空の青い色に紅葉が見事に映えて魅せられます。
先日色々と教えて頂いた蝶が羽化した同じ萩に小さな青虫が誕生しているのですがあの蝶と関係があるでしょうか。
最終的にその環境で樹勢強い樹木の純林が出来上がると、それ以上遷移は起こらずに安定します。
倒木が写っていますが、倒木で出来た空間は陽が差し込んでミズナラの若木が成長し、ずっとミズナラ林が維持されます。
でも手前のほうは公園として人が歩ける様に手入れされています。
奥のほうの林床は基本的には丈の低い笹で覆われています。
キチョウの幼虫はマメ科のネムノキやハギの仲間の葉を食べます。
Yuさんの続羽化レポートの写真の葉はハギの一種でしょうからその木で発生しているのでしょう。
シロチョウ科の蝶の幼虫は、基本的にはキャベツにいるモンシロチョウの青虫と似た様な青虫です。
たしかキチョウは少しほっそりした青虫だったと思います。
そのうち蛹になって、翅の先のほとんど黒くない秋型のキチョウが羽化すると思います。
ただ蝶の幼虫は小さなハチの仲間によく寄生されますので、蛹からハチが出て来る事もありますよ。