KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
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カシの葉図鑑2

2017年07月14日 | 2017年のブログ
先日房総の山中を歩いていたらアカガシの樹林を見つけたので葉の様子を撮ってきました。
古い記事ですが備忘録として以前アップした「カシの葉図鑑」を更新してみました。
図鑑とは言っても蝶に関係するものしか載せてはいませんが…。


(アカガシ 2017/7/8 千葉県君津市)
山地性の大木になるカシで鋸歯が無く葉柄が長いのが特徴です。
葉は大きめで厚く、キリシマミドリシジミの食樹になっています。


(アラカシ 2013/11/16 君津市)
ムラサキシジミの食草のアラカシです、ムラサキシジミが集まりますがルーミスシジミもやって来ます。


(アラカシ 2013/11/16 君津市)
アラカシは変異が多く、細い葉のアラカシは一見イチイガシと似ています。


(イチイガシ 2013/12/15 千葉市)
ルーミスシジミの食草のイチイガシです、結局ルーミスシジミを撮った場所では見つかりませんでした。


(イチイガシ 2013/12/15 千葉市)
イチイガシは鋭いきょ歯が先の方に集中し、先端は細く尾状に伸びています。


(ウラジロガシ 2013/11/24 君津市)
ウラジロガシは葉が波打つのが特徴です、ヒサマツミドリシジミの食草ですね。


(ウラジロガシ 2013/11/16 君津市)
前の写真と少しイメージが違いますが、これもウラジロガシのようです。


(シラカシ 2013/11/26 千葉市)
これは平地で良く見られるシラカシ。


(ウバメガシ 2013/11/30 千葉市)
一見カシには見えませんがちゃんとドングリが実ります、備長炭の原木です。


(スダジイ 2013/12/1 千葉市)
公園などに多いシイの木で実は食べられます。


(マテバシイ 2013/12/1 千葉市)
ムラサキツバメの食草のマテバシイです、公園や街路樹として良く植えられます。

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ルーミスシジミの撮影地ではアラカシとウラジロガシばかりでした。
ウラジロガシを食べているのでしょうかね?。

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6 コメント

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Unknown (auntie_oc)
2013-12-20 16:41:42
どれもこれも、見たことあるような葉っぱですね。
同じ名前でも見た目が違う、それがわかるなんて、すごいですね。
シラカシかスダジイは、会社のそばにあるような気がします。
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こんばんは (自転車親父)
2013-12-20 21:25:18
こんばんは。
名前は全部知ってました。
でも見分けはまったく出来ません。(笑)
我が家の近くの公園もけっこう植えてあるのかな?
でも見分けられませんね。(笑)
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auntie_ocさんこんばんは (KAZ)
2013-12-20 21:40:57
樫の木はどれもみな似ていますよね。
最初はどれも同じように見えてなかなか区別できませんでしたね。
最近やっと区別が出来るようになってきました。
そちらに自生しているのは別の種類かも知れませんね。
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自転車親父さんこんばんは (KAZ)
2013-12-20 21:44:51
すみません、コメントしにくい写真ですよね(笑)。
昔から蝶の食樹や食草にはずいぶん悩まされました。
食樹から離れない蝶もけっこういますからね。
蝶を撮るには覚えておくと都合が良いのですよ。
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カシ類 (twoguitar)
2013-12-30 20:30:03
ご無沙汰してすみません。
カシ類の葉の識別は難しいですね。ご指摘のようにアラガシの変異は大きいですね。ウラギンシジミが越冬する葉でアラカシ(の細い葉)とシラカシが分かりにくかったのですが、詳しい人にアラカシの葉脈のなす角度は45度、シラカシは60度と教えてもらいました。
イイギリの房状の実がきれいな季節になりましたね。
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twoguitarさんこんばんは (KAZ)
2013-12-30 20:58:48
かえって、こちらこそご無沙汰しました。
普段見慣れたクヌギやコナラなどと違って、
カシ類を見分けるのは大変ですね。
房総ではルーミスの食樹のイチイガシが見つからないのにちょっと驚きました。
いったい何を食べているのか・・・。
来年もまたよろしくお願いいたします。
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