KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

房総の秋・4

2007年12月05日 | 2007年のブログ
沢山の蝶が見られた11月25日の南房総の山里。
最終回のきょうはシジミチョウです。

残念ながらこの日は房総を代表するルーミスシジミは見つかりませんでした。
それでも暖かだったこの日は、菊やセンニチコウの花に沢山のシジミチョウが舞っていました。
今年はあと何日こんな小春日和があるんでしょう?。
こんなに蝶が見られるのは、今年はもう最後かも知れませんね。

 <ベニシジミ 2007/11/25:千葉県君津市>
翅いっぱいに太陽を浴びるベニシジミは精一杯生きている感じがしました。
もう千葉市あたりではほとんど見かけなくなりました。

 <ベニシジミ 2007/11/25:千葉県君津市>
夏の間黒っぽかった翅もすっかりオレンジが広がって、春型の様になってました。

 <ウラナミシジミ 2007/11/25:千葉県君津市>
センニチコウの花畑にウラナミシジミが沢山いました。
関東でも大半の地域では冬を越せずに死滅してしまう南方系の蝶ですが、このあたりなら越冬できるのでしょうか?。

 <ヤマトシジミ斑紋異常 2007/11/25:千葉県君津市>
菊で蜜を吸っているヤマトシジミの中に、やたら黒紋の目立つ個体がいました。
どうやら斑紋異常の様子、話には聞いていましたが初めて見ました。

 <ヤマトシジミ 2007/11/25:千葉県君津市>
で、こちらが普通のヤマトシジミ。感じが違いますね。

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<おまけの画像>
 <山湖の紅葉 2007/11/25:千葉県君津市>
今回蝶や花を撮影した所の近くの池の紅葉です。
常緑樹の多い房総も少し山に入れば紅葉が見られます。
山と言ってもせいぜい標高200m~300m程度ですが・・・。