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4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

6・28 大正=歴史の踊り場とはなにか 鷲田清一 佐々木幹郎講演会

2018-08-25 08:40:05 | 2018年 本

6月28日 八重洲ブックセンターギャラリーで鷲田清一 山本幹郎さんの出版記念講演会があった

会社からも参加希望者は入場券をもらえるのでいってきました。

鷲田清一さんはなんといっても毎日連載されている朝日新聞の折々の言葉が有名な哲学者で京都市立芸術大学

学長。出身は京都。佐々木幹郎さんは詩人で中原中也研究の一人者

お二人の対談

今回はサントリー文化財団の研究会の可能性としての日本の中間総括として出された本ということです。

明治以降の日本を見る場合、大きく変動して花が開いたのが大正期、これが現在の日本の始まりともいえる

今ちまたでいわれている明治150年という言葉にお二人は否定的です。

明治150年という言葉は語りたくない。

なぜかといえば・・明治以降人 労働力の供給地としての東北 明治以降後回しにされた東北

沖縄にとっての150年 これは大きく意味が違ってくる。

民にとっての現代社会の原型は明治になく大正期にある。

流言ーヘイト(関東大震災) 地方(ちがた)-町方(まちかた) ジェンダー

サラリーマンの登場 モダンジイ

成金と細民 民衆 群衆 大衆という表現の登場 河上肇 貧乏物語ーベストセラーになり金持ちと貧乏が明確になる

現代的格差のはじまり。

集合住宅は文化住宅と呼び、包丁は文化包丁と呼ぶ

ざざっと後援会の自分のメモです。

ざっと2時間弱の講演だった。

明治150年を盛んに安倍の周辺と日本会議はいっているが、その裏にかくれた汚いものを読まねばならぬ

あの明治の天皇中心の皇国思想における長州閥支配の政治の復活、富国強兵時代の礼さんする

明治100年式典かなにか佐藤内閣の時にやって大面目にもめたとのこと。

明治は日本の夜明けではないということであろう、クーデターによる近代化藩閥支配と軍国支配の富国強兵

この思想があの朝鮮併合 満州事変 日中戦争 南京大虐殺 そして太平洋戦争 多くの戦死者は戦いであくなった人数

より飢餓と病気で亡くなった人が多い、無能な日本軍幹部無責任体質 そして東京大空襲 沖縄 広島と長崎原爆投下・・

ソ連参戦により引き上げの悲惨さ もとはといえば日清戦争と日露戦争に偶然勝った、それも乃木の人を無残に犠牲にした

203高地・・・くさった明治維新 自分は評価はしない 歴史は歪められて教えられている。

最後にサインをしてもらった・・

大事にしようこの本。


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