もう絶版になってる片岡義男の角川文庫の赤い背表紙の文庫本
ちょうど20代大学生のころとかよく読んだ、もう40年近く前にブームに
なった本です。
ざっと数えて・・90冊も出しているのは今となっては脅威
また読んで見たいとここのところ思いながら絶版だから本屋にはないので古本でしかないが、ブックオフでもない・・・
ブックオフオンラインで何冊か買うことができた。
この本も短編集の恋愛もの
美人と海岸(舞台は金沢に旅に出る) ベーゴマの小説を書く
階段の下にいる男(パリの町で再開する) グッドデザイン(山陽路の地方都市・・おそらく尾道)
幸福の限界(瀬戸内海沿いの町の映画館・・おそらく尾道)
十年がすぎた(沖縄から先の小さな島から千葉の外房の町が舞台)
小説の主人公は旅にでる、それも小説家とか写真家とかで仕事からみで出かける・・
細かい設定とかは時代背景で携帯電話がないから固定電話の留守番電話とか、待ち合わせにおくれるとか・・
パソコンが出てこないとかもある
読みながら時代を感じる、その頃の時代懐かしい感じがする。