去年から少しずつ、風呂に入りながらとか少し時間に読む本ということで読んだ。
一番最初に読んだのが高校生の時、これで3回目になる。
単行本の表紙もかっこよくなった、バカボンドの影響かも
物語りなのでつくりの部分も多いが
しかしながら、物語の武蔵の生き方はほんとにかっこいいのであるな
どうしたら、こんなに精神修行ができるのだろうか
武蔵の生き方はそんなに大げさではないのが読んでいて思う、自然なのである
自然な心でありえるのだ、立身出世よりも自らの剣の道と精神を高めるのに価値をおく。
こんなかっこよく生きることはもちろんできない
自分は生きることの見苦しさでいっぱいなんだ、けど少し価値が世間と少し変わってきたような
感じがする、大きなのは不必要なものを捨てて物を減らした、減らすと物欲が少なくなる、価値を心に
おくようになる。
大きな家もいらないし、必要最低限の暮らしができるだけでもありがたいと思わないといけない(自分は・・)
しかし今現在の貧困の家庭は救わないといけない、相対的なものさしからいまや絶対的なものさしで貧困が
増えている。
心を弱者において生活をしていかないといけない、できうる範囲で心を弱者において生きるのだ
最終巻 もちろん最後は佐々木巌流(小次郎)との舟島での決戦!
武蔵遅い!! だだっと浪打ぎわを走る小次郎、長剣物干し竿の鞘を捨てる
「小次郎敗れたり!剣を納める鞘を捨てるとはおさめることがないということだ!」
だっ!!合まみえる!武蔵の右手に持った船の櫂が小次郎の脳天を打つ!
本を読んでるとどうしても武蔵は中村錦之助に頭の中になる。