My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

孤独か、それに等しいもの

2007-07-03 23:41:43 | 読んだ本

孤独か、それに等しいもの 大沢善生

短編集 年代は30代中心の物語り

2作目の「だらだらとこの坂道を下っていこう」

この作品は坂道の頂上が・・・  30歳で子どもができた、それを境に由里子の顔は、表現できないほどに優しいものになっていた。娘をあやすときに作るほんの一瞬の表情に、神々しい慈悲のようなものすら感じさせることがあった。僕は夜遅くマンションに帰りつき、その親子の姿を眺めていることに幸せかあるいは、それに似たものを感じていた。

「お帰りなさい」

赤子を抱いて部屋のドアを開けた由里子の柔和な笑顔、それをみた瞬間が二人にとっての頂上だったかもしれないと思う。

とのところを読んでなんとなくわかる気がする・・・昔を思い出しながらそうだなて思ってしまった。

風がやんだな・・雨ももうきつくないし台風もたいしたことないな・・・
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さみしい男

2007-07-03 23:36:22 | 読んだ本

諸富祥彦(千葉大教育学部助教授)著 さみしい男

うーんこのタイトル なんかさみしい~!

男に元気がない いい人は増えたけどいい男はいなくなった ・・・

職場にも家庭にも居場所がないというのが多いとのこと・・・それで居場所と自尊心の充足を求めて『外』の女へ・・・うんわかるわかる???けど家庭に居場所はないことないけどな~

『おい、男ていうのはここまで仕事やらなきゃ、本物じゃないぞ!』家族を犠牲にしながら仕事してはじめて男は一人前、そんな先輩の言い分に私の友人は自分のこれからを案じてぞっとしたというのです。

『男ってのは、ここまで仕事やらなきゃ本物じゃない』という言葉。これがまさに日本の男を縛ってる、労働至上主義という暗黙のイデオロギーの典型的なものです。・・・・・んんそうかもしれないな・・・

これからの時代、男たちにはどうゆう生き方が求められるか、私がなにより強調したいのが、孤独になる勇気、一人になる勇気です、・・・・おいらは大丈夫かも・・・・・

これからの男性に必要なものとして『深さの次元』で生きる、ということをあげておきたいと思います。      毎日のさりげない出来事を豊かに味わいながら生きる力が求められます。哲学や宗教、カウンセリングなど人生を深くあじわいながら生きるための学問がさらに求められるでしょう。・・・・・なるほどなるほど・・・・・

とうとうなかなか現実的な話で自分はどない?とおもいながら読みました。

目次をみるとこんなテーマーが一例ですが・・・

家庭に居場所のないおとこ  30代40代はロバの時代 コミュニュケーションできない男

妻の心が夫から離れるにつれ夫は妻に依存する 夫婦間のエロス的関係の困難

恋愛しない男 日本の男は見限った 疲れてる男は魅力ない めんどうだから不倫もできない

セックスしない男強引にしたがる男 性の世論調査にみる男のさびしさ 

日本の男はマゾか?怒りと闘争心をとりもどせ  会社を捨てよ家族を捨てよ 危機を転機に変えよ

とまあこんなタイトルです。なんかちょいとほっといてくれや!て感じもすないでもないでが
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