龍馬伝を見ていて、キング牧師の言葉を思い出す。

何時の時代も先を見ている人は、周りから素直に理解されないものだと思って、龍馬伝を
見ていたらふと、キング牧師の言葉がよぎった。

私には今夢がある！
将来いつか、幼い黒人の子ども達が幼い白人の子ども達と手に手を取って
兄弟姉妹となり得る日が来る夢が。

その先に大きなイメージを抱いている人が居る事の幸せや大事さが何だか伝わってきました

そしてもう一人オスカー・ワイルドも似た様な事を言っている

We are all in the gutter, but some of us are looking at the stars.
我々はみなゴミための中にいる。しかし、そのうち何人かは星を見上げている。

奇しくもどぶの中でも前のめりに死んで行きたいと言った「龍馬」の周りにいた人も
そんな志に触れて感化されて突き進めたというのは、本当に幸せだったんだろうなと
思えるんです。

そんな気持ちに触れた人が頑張れたのはそんな事じゃないかなと思ったりします。

創造性を培うには・・・

小学三年生の息子と話しをする時に、案外言葉の言い回しに気を遣っています。

まず決めつける様な言い回しは避けて、こういう見方もあるしこんな考え方もあるとかの
視点が拡がる様な事は言うようにしてます、同類の比較対象があれば示してあげます。

最近貰ったクワガタとカブトムシの違いも、冬眠して冬を越すのがクワガタであったりと
言う事をしめすと興味が湧いてくると思いますし、そのために食性であったり習性などの
視点が芽生える事が大事だなって思っています。

今、必要で無いなと思うのは現時点での意識なので、将来その知識が何かのきっかけで
役立つ事が多いですし、アイデアっていうのは意識していなかったモノ同士が、何かの
刺激やきっかけでつながったりする新しいネットワークを構築する事だと思っているので
専門的な勉強の他に、一見無駄と思える専門外の事を取り入れて、違った視点からも観察できる
訓練は必要だと思っています。

そして、それらを本当に楽しんで行う事が「創造性」に一番近い感覚ではないかと思いますし
興味を持って突き進むという趣味やマニアックな熱意こそ大事かなって信じてます。

何でも良いから道を究める感覚は大事ですよね。