「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

同じ窓から見る風景も

2010年04月05日 | Weblog
親父の入院している病院の窓から外を見ると、住んでいる松原から、我が家のある
河内長野方までが一望できる、風光明媚な風景なのですが、親父が寝ている横で
見ても何にも感じないし、嬉しくない物です。



みんなが元気になって欲しいという願いを受けて気丈に振る舞う親父が、病院で不安な
夜を過ごしているかと思うと本当に切ない気分ですが、この風景を元気な笑顔で見送り
笑い話で来年、花見の席で語らいたいなとお袋と一緒に窓から外を見てました。

明日、大事な手術の日。 祈る想いです。

桜並木を植えた人の想いを偲ぶ

2010年04月05日 | Weblog
南海高野線の通勤途中、大阪狭山駅旧の狭山遊園から狭山駅に向かう途中、走行中の
社内から見ていても30秒位、桜並木が続いている場所があります。

この時期には本当にきれいに咲き誇り、この一面の桜の花がカーテンのように彩る空間は
鮮やかですし、気持ちが和みます。

思えば、この場所に桜を植えたのはきっと、昔の狭山遊園という遊園地があった関係で
ここに来るお客さんの為に、関係の方が一生懸命植えたのではないかと想いを馳せる訳で
そんな先の人の笑顔や喜ぶ姿を見たい為に一生懸命植えたんだろうなという気持ちが、
桜の花の美しさから偲ばれる気がします。

木を植えてそれなりに並木になるには何十年もの歳月がかかります、すぐには綺麗に花は
揃わないですし、最初は苗木ですから本当に貧弱で見栄えもしない期間が結構あるでしょう
でも、そんな苦労をしてこその花なんだなと思います。

各地に植えられている染井吉野の桜は人工的に交配して作られた品種らしいので殆どが
植林されて咲いていると思うんです、色々な人の気持ちが年に一回ささやかに景色を
彩る姿に感動するのと同時に、桜を植えて育てるのは、親が子供を育てるのにも似た
心境だなと思うと感慨深いものがあります。

最近のニュースではその苗木を育てない、水をやらない、痛めつけて枯らしてしまう親が
取り上げられていますが、桜並木を見る為に手塩にかけて頑張っている気持ちを少しは
汲んであげて欲しいなと思います。

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