つい先日数学者のポントリャーギンとゲルファントのことを書いたら、今朝の新聞にゲルファントが10月5日に死去していたというニュースを見た。ロシアの数学者と思っていたが、最晩年にはアメリカに住んでいたとのことである。
このことは岩波書店のゲルファントの「学校に行かないでもわかる数学」にも出ていた。高校にも行けなかったとかで、だから独学の人のためのテクストを書いたということだった。
いまの高校に行けないでも数学者になる道が開けているだろうか。日本でそういうことが可能か。大いに疑問である。親が貧困なら、子どもも十分な教育を受けるチャンスがもてないという風に、このところなってきつつある。
だから、政権交代で民主党の政権ができたということだろう。これでもまだ同じようなことが続くなら、市民はどうしたらいいのだろうか。