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絵を頑張る

2015-10-06 | 水彩画

魚、描き掛け・・・


 

セザンヌがいて、ピカソがいて、絵の上手な人がいくらでもいるのに、その上に何で私が絵を描かないといけない?

絵も音楽もスポーツも、もって生まれた能力はいかんともしがたい。上手い人は練習しなくてもできるし、できないものは練習してもそこそこにしかたどり着けない。

じゃ、何でやってるのかと聞かれたら、とりあえずは自然の造形物の持つ無駄のない美しさをよく見て、少しでも紙に定着出来たら、自分の精神もまた、万物を作り給うた、神か仏か知らないけれど、人智を超えたものの偉大さに感応して、ちょっとはましな人間になれるのではないかという気持ちから。

まあ、それだけですね。

描き方は人それぞれ。あなたの描き方も私の描き方も、辿り着くルートと方法は違ってもその高みに少しでも近付けたら幸い。

絵の上手い人のそばにいたら少しはうまくなるかもしれないけど、結局は自分の力でやるしかない。週に一度の二時間ではどれほどもできないので、家で描くしかない。家では本当はやりたくない。だってきりがないし、まとまった時間がなかなか取れないので。

今朝も何はさておいてもやろうとしたけど、その前に掃除していたら、結局午後から。午後は光が陰って行くので本当は描きたくないけど。

昨夜はある人がある人に盛んにダメ出しされていた。私は常に、私のこと放っておいてというオーラ出しまくりなので、誰も近寄ってこない。たった一度だけ、いきなり、私の絵を直し始めた人がいて、それからはなるだけその人と離れて座る。

口で言って理解できないものに、直してやっても駄目だということです。それでは自分の絵にならない。

何で絵なんて始めたのかなあ。家でじっとしてないで、今日みたいな好天の日は川土手を歩いて、デパートまで行ってTシャツの一枚なりと買ってきたら、ついでに川べりのカフェで一人ランチしたら気が晴れるのに。

2013年年末、とても嫌なことが続いて、何かしてないと心がどうにかなりそうだったから。今はもう落ち着きましたげと。心配事のない毎日、これが何よりです。


 

先日、隣の人と電車で一緒になって話しながら帰った。乳がんの話になり、体に気を付けましょうねなどと話した。

実母も姑様も乳がんの手術経験者。実母は38年前に乳房切除にリンパ節廓清、父と伯父が「可愛そうやあーーーー」と男泣きしたそうだけど、二人ともなくなってしまって、泣かれた母だけが元気です。

当時、佐伯区の病院の中に住んでいて、外科の先生に夫が聞いたところ、私が今まで手術した人で死んだ人はいないという話で、とても救われた記憶があります。私もなるなら乳がんかな。身内に多いので。特に母親に体質似るしね。

話が長くなって済みません。秋晴れなのに家で辛気臭く絵を描く私。ああ、織りの教室で週に一度、バカな話していたのが懐かしい。

昨日のモチーフの一部、カキ。この角度からなら形がよく分かる。いつも横からなので難しい。

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