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大学、後期スタート

2024-10-05 | 機織り

 
櫂の木も秋色が兆す。
夏の暑さは苛酷だったらしい。
 
 
今年で開学30周年。トンネルができて、山の向こうの開発が進んだ。
 
ビッグアーチで広島アジア大会、アストラムラインの開通、マンション、団地、郊外型商業施設、複数の大学などなど。
それまでは山の向こうの行ったこともない地域。静かな里山が広がっていたと思われます。

 
約二か月ぶり。午前中にここまで。
朝、怠惰に慣れた身には出かけるのか億劫だった。
バスセンター発のバスの時刻が10分遅くなっていた。
後期は朝は楽かも。

 
午後4時、そろそろ帰ります。10㎝織ってやっと半分の1メートルまで来た。
出来上がりは2m。後期も休まずに通学して年内めどに仕上げればいいかなと。

午後から助手の先生が、一年生数人に工房の案内をしていた。

まだ後期の初めで、機にかかっているのは卒業制作らしい巨大な綴れ織りと私の作品だけ。
 
助手の先生曰く、
「この方は社会人で、綴れ織りをしています」
 
18、9の少女たち、一斉に
「かわいい~♡」と口に出す。
 
ん?
 
かわいいって私のこと?
 
まさか?!齢この年の私がかわいいはずがない。
 
とすれば織っているこの作品に対して?
 
かわいいは、可愛いのほかに、いいですね、とか変わっているとか、素晴らしいとか、たいていの意味が含まれる若い人にとっては汎用性のある言葉。便利です。
 
以前はデパートで試着したら、(服が)かわいいと言われることもあったけど、今はデパートで服買わないので、その後は不明。
 
かわいい・・・言われた私がこう書くのもなんですが、昨夜は夫と率直な意見の交換(夫婦喧嘩ともいう)をして、全然可愛くなかった私。
 
ずっと我慢してきたけど、言うことは言う。そう決めて口に出したのはよかったけど、途中から感情的になって相手を刺激した。これはよくなかった。
 
自分の真意を伝えるには最後まで冷静に、が原則。泣いても怒ってもいけません。この私、泣くようなやわな人間ではありませんが、まだまだ修行が足りませんね。
 
夫は数年前から腰が痛い。2019年5月、私が友達二人と旅行中で不在の時、夫は激痛に見舞われて歩けなくなり、私を呼び戻すことなく、スタッフに車椅子押してもらって近所の整形外科へ。その時は脱臼していたそうですぐに治ったけど、数日安静にと言われ仕事を休んだ。
 
それから波があるものの常に腰は痛いらしい。口数少ない性格なので、いちいち痛いとは言わないけれど。(googleのクチコミには、ぶっきらぼうだけど根はやさしいと複数書かれている。なかなか根っこのところまでたどり着けない私笑)
腰をかばううちに背中に無理な力がかかったとのことで、そちらにも最近は不調。
 
それは大変気の毒に思います。歩くと調子がいいそうですが、あまり歩きたがりません。先日、散歩に連れ出したら途中から降雨、私は急いで帰ったけど、夫は早く歩けないので遅れて、ふと振り向くと、姿が小さく見えるくらいの後ろ。私の背中が遠くなるのを見て、雨の中、どんな気持ちで歩いていたのかなと気の毒になる。
 
手助けがいるようになればもちろんするつもりです。それは浮世の行きがかり。過去のいろいろは置いといて、ボランティア精神で。そのくらいのことはこの私にも出来るはず。
 
姑のお世話をしたときにはまだその精神が足りなかったと、最近気が付いた。
災害地へボランティアに行く人たち、手助けした人から意外な対応を受けることもあると思う。それであれこれ思ってはボランティアではないのでしょう。
それも含めての行動。偉いなと思う。
 
姑の世話は何も悪いこと、恥ずかしいことをしたのではないのだから、自分の中でいい経験をしたと完結すればいいこと。堂々としていればいい。最近はそう思う。ましてや夫においておや。
 
と、昨日のことからいろいろ考えてみました。
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