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「緑のある庭づくり」 安藤洋子

2020-04-10 | 読書

造園業の方の本。

本屋へ行くのも自粛中で、公民館で借りてきた。

最近は雑木林のような庭が流行だそうで、自然らしさを大切にした実例が、庭の広さは全然違うけど、参考になった。

山にある木で育てやすそうなのを選んで植え、丈夫な下草を育てる。これだとあまりきちんと手入れしなくても、崩れたのも味わいの一つになりそう。

花は一瞬、葉は長く見るので、葉の形や色を楽しめる木を植える。

庭に咲く花は飽きない白か青。そのほかの色は鉢植えにしてその時の気分で楽しむ。

猫除けにクリのイガを庭に播く。

などは大いに参考になりました。

今度山へ行ってあればたくさん拾ってきたいと思います。

庭に植える木の例として、ブナが多いのでなぜと思ったら長野県上田市の業者さんでした。庭も近隣。ブナを庭木にするのはそれで育つからでしょう。

しかしブナです。大木が植えられる庭ってうらやましい。幹の色を楽しむそうです。広い庭でないとできない芸当ですね。

逆に、当地の立派な庭によくみられるクロガネモチは皆無。寒くて無理なのでしょうか。

結局は気候風土あった木でないと、うまく庭は作れないということでしょう。

我が家のシロダモは、近年の温暖化で過酷な夏を過ごしそうです。秋もいつまでも暑いので、木には苛酷。気の毒だなあと思いつつ、それでも毎年大きくなっています。


川土手歩いていて、タブの花見ました。よく見ると白い可憐な花が咲いている。

花よりも花柄の色が鮮やか。

タブは、厳格な校長先生みたいな印象の木ですが、年に一度、ちょっと笑う。

そんな感じ。

花は年に一度必ず咲くけど、厳格な人の笑いのツボがどこにあるかは、ちょっとわからないかもしれませんね。


このお宅ですが、白い花の咲いたきれいな木が植わっていました。

スモークツリーかなとも思いましたが違うので、庭掃除されていた方に聞きました。

「白い花が散って・・・名前は何というのか、子供から聞いてもすぐ忘れてしまうけど、バットにする木だそうで」と言う話でした。

「ああそれならタモですね」とお礼言ってその場を後にしました。

アオダモ

https://www.clovergarden.biz/plant/info/fraxinus-lanuginosa

木にも流行がありまくり。

今日新しい木も明日にはありふれたダサい木。

みんなが見慣れるころにはまた別のおしゃれな木がはやる。

アオダモ、名前は知ってたけど、実際に見たのは初めて。

建物にもよく似合っていた。

いいなあ。うらやましい。

植えたい木はたくさん。

しかし庭は狭く人生はあまりに短い。

夫実家のタケノコ山、こっそり植えたのがシキミ。次はトチ植える予定。

アオダモは苗木が高いので山はもったいない。鉢植えでもいいそうだけど、やっぱり場所とるなあ。

ああ、街中は便利でいいけど、好きな木を思いっきり植えられる庭も欲しいなあ。

見果てぬ夢です。

 

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