サンクチュアリ

美味しい物・綺麗なもの・楽しい事

異国 長崎 ぶら~り旅 その3 ( 九十九島に漂う )

2012-08-22 07:42:24 | 不思議紀行
 昨日登場の美しい遊覧船「パールクイーン」に乗って、九十九島の50分の船旅に出発です。


     
     この日のお宿 弓張りの丘ホテルが見えます。


     
     お宝と秘密がいっぱいの海賊船 ”海王”   


     

     

     

     

     
     大小の島々、自然の作った不思議な形、真珠や牡蠣の養殖場も見えます。


     
     大きな船が小さな入り江で迫力の旋回。


     
     
     
     


   
  狛犬のような・・・。


     
     リラクルーズの船  この他にも、ヨット、シーカヤック、伝馬船などもあるそうです。


 強い日差しの降り注ぐ甲板を動きまわっていた私たちをよそに、息子はエアコンのよくきいた船内のベンチで寛いでしました・・・。


     
     息子は、涼しいベンチに座り、このまあるい窓から景色を眺めていました。


 私が、見た写真のような紺碧の海は見ることができませんでしたが、深い緑の海は、静かで幸せな気持ちにさせてくれました。
以前娘と訪れた「松島」でも、この春だんなさんと出掛けた「伊根」でも、遊覧船に乗ると”かもめ”がついてきて、「かっぱえびせん」をあげたので、今回はこっそり、「かっぱえびせん」を持って行きましたが、ここでは、そんなことは無かったので、妙に邪魔になった「かっぱえびせん」でした・・・。


     
     ここには大きな水族館(海きらら)もありました。


  施設紹介  西海パールシーリゾート   長崎県佐世保市鹿子前町 1008
                           ℡ 0956-28-4187

 佐世保駅から、市バス、シャトルバスなど有り。私たちは、荷物もあったので、タクシーで行きました。


異国 長崎 ぶら~り旅 その2 ( 長い道程 )

2012-08-21 09:54:19 | 不思議紀行
 GWの旅行が終わった頃から、
「夏休みの旅行どうする?」
と控えめに?騒ぎ出し、あ~でもない、こ~でもない、あそこに行きたい、あれも見たい、これも食べたいと・・・。
せっかくのお休みなので、遠くに行こうということになり、選んだ先は「長崎」
暑いのもエアコンも苦手な私にとって、夏の旅行は、結構大変なので、かなり迷った末、決定。一応、夏休み中の息子も誘ってみたら、なあんと快諾。3人で出掛けることになりました。
今回もだんなさんの希望は、いたってシンプル。
「龍馬に触れたい。」
昨年の四国旅行の時も
「龍馬の見た海を見たい。」
と言っていたのに、
「四国と言えば、まず金比羅さんでしょ?」
と押し切り、真夏の日差しの下、家族を汗だくにしたのに、自分は最後の方の階段で音を上げて、
「カメラを渡すから、奥の院の写真を撮ってきて、おかあさんは、行った気分になるから・・・。」
と騒ぎ、みんなを呆れさせたのは、私です。(実際は、奥の院まで頑張ったのよ!)
昨夏の四国旅行の様子を見てみた~いという方は、昨年8月頃のブログを見てね。
GWの旅行の時も
「鳥人間コンテストの場所が見たい!」
とだんなさん。鳥人間コンテストの会場と思われる場所の様子をご覧になりたい方は、以前のご紹介のページを見てね。
少し変わっているけれど(失礼!)、今回は、「長崎」ですから、龍馬もカステラも外せないなあ~。
それとあまりの美しさに心惹かれた「九十九島の海」も見た~い!
 旅行雑誌を見たり、旅行社に相談したり、ずいぶん前から準備を始めました。
富士山静岡空港から飛び立ってみたいという希望は、夏休み料金の前にあっけなく砕け散り、覚悟の新幹線での旅となりました。それも希望の出発日は、切符が取れず、一日遅らせて、帰りは、最終のこだまというかなりハードな日程です。
 新富士駅~(こだま)~名古屋~(のぞみ)~博多~(みどり)~佐世保
乗り物の中で、車と共にトップの座を争っている新幹線とはいえ、朝一番、新富士駅発に乗り、博多に着いたのは、お昼過ぎ、さらにノンビリした雰囲気の「みどり」に乗って、佐世保に着いたのは、二時半!
駅からタクシーで、「西海パールシー」に向かいました。

   
     
     美しい遊覧船 パールクイーン


 九十九島(くじゅうくしま)は
「佐世保から平戸までの海上に点在する208の島々のこと。リアス式海岸と海に浮かぶ大小の島の島が変化に富んだ美しい景観を見せる。佐世保近海の島々を南九十九島、平戸寄りの島々を北九十九島と呼ぶ。」(ことりっぷ 長崎より)


 九十九島を写した写真は、どれも紺碧の海に緑色の島々が浮かんでいてとても綺麗、一日目の貴重な時間を直に長崎に向かわず、佐世保に宿泊するようにしました。

                                                   つづく

好きな本 ( 高田 郁 氏の みをつくし料理帖 )

2012-08-19 06:54:47 | 好きな本
 大好きな「みをつくし料理帖」シリーズの特別版「みをつくし献立帖」を手に入れました。


     
     シリーズの人気の料理から初公開のレシピまで。(本の帯より)


 前作「夏天の虹」の「みをつくし瓦版」の中、作者からひと言
『いつも「みをつくし料理帖」をご愛読頂き、心から感謝いたします。これまで年に二冊のペースで刊行して参りましたが、次巻まで一回分、お休みを頂きたく存じます。長年温めていた題材の資料が時の経過とともに失われていくことを危惧し、その取材と執筆に専念させて頂きたいのです。次巻の発売を心待ちにしてくださる読者の皆様にはお詫びの言葉もありませんが、作者の我が儘をどうかお許しくださいませ。』
と書いてあったので、あ~、しばらくは澪ちゃんにもつる家の面々にも会えないのだなあ~と思っていました。ですから、本屋さんで、「みをつくし・・・」の文字と黄緑色の本を見つけた時には、とても嬉しくなりました。
 献立帖なので、作者が納得するまで、何度も何度も作ったお料理の材料、作り方、そして嬉しいことに写真も載っているのです。澪と野江の幼き日の思い出を描いたお話も載っています。
 私は、この方の描くお話がとても好きなのですが、この本を読むと、お話だけでなく、ご本人をとても好きなんだなあと思います。
「料理に向かう時は、胸に陽だまりを抱いていようと思う。」(想い雲より)
毎日のお料理作りを輝かせてくれる優しい言葉です。
 作者の望んだように、この本は、他の「みをつくし料理帖」シリーズと一緒に、本棚に並ぶことになりました。

信州一人(途中から二人)旅  その6 ( 上田 町歩き 旧北国街道 柳町 )

2012-08-18 07:21:38 | 不思議紀行
 上田は、城下町でまだまだ見所満載なのですが、真夏の日差しはとても強くて、一人で具合が悪くなってしまったら困るかなあ~と考えて、あそこもここもと舞い上がる気持ちを抑えて、元々、一番行ってみたかった「柳町」に行くことにしました。


     
     原町 市神社

『 天正年間(十六世紀末)真田昌幸が上田に城を築き、城下町のまちづくりをしていくに当たり、市の守護神として交易に携わる人びとに幸を与えると信じられてきた高市の神(事代主命)を勧請して祀ったお社と伝えます。ご神体は円形の自然石です。後に夏の疫病退散の祈りをこめる祇園祭の八坂の神(須佐之男神命)を合祀して、町内の無事と繁栄を願う由緒ある霊験あらたかな神社です。(後略)』(案内看板より)


   
     
     池波正太郎 真田太平記館 


     
     その名の通り、風になびく柳が美しい柳町


          
          柳町の縁結び地蔵と水琴窟 

 この水琴窟の水は、上田城鬼門除けの寺 海禅寺より流れる保命水を引いているそうです。お地蔵様にお水をかけて、静かに手を合わせると、微かに清らかな音が聞こえてきました。



     
     整えられた石畳の道

            
            大きな杉玉の岡崎酒造さん。

     
     レストラン、天然酵母のパンも有名らしいルヴァンターブルさん。

            
            大きな木の切り株の下、優しげな石仏が祀られています。

     
     格子の美しい鍼灸院  うだつもあります。

            
            武田信玄の子孫が創業という信州味噌の菱谷さん。


 だんなさんのお土産にお酒も買いたい、天然酵母のパンも美味しそう・・・、本場?信州味噌も買いたい・・・、と思ったのですが、一人!これからどれくらい歩くことになるのか予想できない・・・、(その上かなり暑い)ということで、買い物を諦めて、少しお休みすることにしました。


     

            
     保命水  今でも美味しいお水を飲むことができます。

 ここは、ちょうどいい感じに日陰で、ベンチもあり、流れているお水も涼しげです。


                                                      つづく


     


     

可愛いお客様

2012-08-17 06:21:22 | 生き物紀行
 だんなさんと息子、私の3人、この日の予定は、母(だんなさんの)のところに遊びに行き、ドライブ大好きな母とちょこっとお出掛けをすること、夕方には、久し振りに娘夫妻と会って一緒に夕食を食べること・・・。
さて、出発。だんなさんが
「○○(私を大きな声で呼んでる)」
近づくと
「ほらほら・・・。」
指差す方を見ると・・・。


     
     車のボンネットにちょこんと座る ラブリーなケロちゃん。


 なかなか退いてくれず、二人で追っかけまわして(ひどい!)逃してあげました。
また遊びにきてね!


 だんなさんと息子、私の3人、今日からちょこっとお出掛けします。だんなさんの長い夏休み、お盆を避けて旅行の計画をたてました。息子も学生さんにしては短い夏休み期間中なので、お誘いしてみたら、なあんと一緒に行くというのです。
かくして、だんなさんと私、大学院生の息子というメンバーでの旅行となりました。(娘たちがいてくれたら、良かったのですが・・・。) ほぼ添乗員さん状態の私が、そのつど焦る様子が目に浮かびますが・・・。
 では、いってきま~す。
(毎日書くという目標を達成するべく、信州のお話や、本のことなど、必死にまとめた私でした。)



     

信州一人(途中から二人)旅  その5 ( 上田 町歩き 科野大宮社 )

2012-08-16 08:21:08 | 不思議紀行
 てくてくてく・・・、真夏の日差しの中歩き出した私の目に、鮮やかな鳥居が見えてきました。


     
     正一位稲荷大明神の社額


     
     縣社 科野大宮社 (しなのおおみやしゃ)


『科野大宮社は、大巳貴命(おおなむちのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)を祭神とする。
延喜式にはないが、それ以前からの古社で、国分寺との関係も考えられ、あるいは信野国府の総社であったかと思われる。境内は、東西49m、南北38m、面積2142㎡で、社叢の30余本の主なものは、けやき4本(枯死した神木1本を含む)、すぎ3本、むろ2本、大いちょう1本などがある。』(案内看板より)


     
     科野大宮社 拝殿

 
    
   昭和8年10月建立の狛犬


          
          本殿



     
     境内社 子安社 ご祭神は、木花咲耶比売命  上田城三の丸より移築

 

     
     最初に目にした朱色の鳥居は、こちらの稲荷社のものでした。

   
    
   昭和10年10月建立のお狐様。 

     
     玉乃光(何故か?蓋が開いていた・・・)とたくさんの油揚げ



     
     科野大宮社の一の鳥居と参道は、マンションや民家に囲まれていました。


  神社紹介  科野大宮社(しなのおおみやしゃ)   長野県上田市大字常入字上常田 723-1


                                                   つづく


美味しいもの ( パティスリー デ・ボアのスイーツ )

2012-08-15 10:34:33 | 美味しいもの
 信州のお話は、まだまだ延々と続くのですが、なかなかまとまらないので、この辺りで、ちょこっと一休み・・・。
だんなさんが長い出張で、閑をもてあましていた私は、仲良しさんからのお誘いは、一切拒まず・・・。
ちょこっと優雅に午後のティータイムを過ごしました。


     
     この日、沼津から富士に来ていたtuyu木は、モンブラン。


            
            あれこれ迷った末、OKは、メロンゼリー。

    
     
     私は、蜂蜜ミルクのアイスティーとグレープフルーツのゼリー。


 飲み物とスイーツのセットは、どれでも均一料金とずいぶん良心的、それぞれリーフのお皿に盛り付けられて出されます。
ここのゼリーは初めて頂きましたが、とても美味しかったです。ご馳走様でした。
おしゃべりは相変わらず、エンドレス・・・。シンプルで爽やかな店内で、ゆっくりした時間を過ごしました。


     
     元高校球児のご主人が考案したというスティック状のスイーツ

 次の日が母校の甲子園での試合だと目を輝かせるご主人からこんなにたくさん頂いてしまいました。残念ながら常葉橘は、初日の第一試合で、負けてしまいましたが、こんな風にたくさんの人々が応援していることは、すごく素敵なことだと思いました。


 このお店には、以前にもおじゃましたことがあります。その時は、買って帰ってお家で頂いたのですが、お店の詳しい情報などをご覧になりたい方は、以前のご紹介のページを見てね。

信州一人(途中から二人)旅  その4 ( 上田 町歩き 旧北国街道 )

2012-08-14 10:05:52 | 不思議紀行
 海野町から犬神家の一族のロケ地になったという旧北国街道(常田)を歩いてみました。



     

          
     街道筋らしい家並みが残っています。(撮影場所は、違うところみたいですが・・・。)



     
     毘沙門堂跡 

 ここは、佐久間象山、高井鴻山らの師として知られる名僧活文禅師が寺子屋を開き、多くの弟子を指導した場所だそうです。


    
   学業成就の文字と筆の絵の描かれた絵馬。


 昔の人々が一生懸命勉学に励んだ場所で、私は、一人でのんびりベンチに座って一休みしました。家から凍らせて持ってきた「グリーンダカラちゃん」がいい具合に溶けて・・・。元気モリモリ、また歩き始めました。


                                                       つづく

   

信州一人(途中から二人)旅  その3 ( 上田 町歩き 海野町 )

2012-08-13 12:58:46 | 不思議紀行
 上田駅前から松尾町をゆるやかな坂道を上がっていきます。
この日まで七夕まつりを開催中の「海野町」をぶら~り歩くことにしました。

 上田城下町の形成
『天正11年(1583年)真田昌幸は、上田城を築くと同時に城下町づくりに取りかかりました。現上田市街地の上田城下町の始まりです。
 上田の場合、城の周辺に侍町ができ、その外側に商人・職人町がつくられました。そしてその中核となったのは、今でも上田の中心街として存在する海野町(うんのまち)と原町(はらまち)です。
 真田氏がその祖先としている海野氏の本拠地海野郷(現東御市本海野)と真田氏の居館通称「御屋敷」のあった原之郷(現上田市真田町本原)、真田氏に縁の深いこの地の人々を城下へ移住させて、中心街をつくったのです。また海野町、原町に続いて、鍛冶町、紺屋町ができ、両町ともに、本海野から、鍛冶職人および紺屋職人が移されました。
その後、横町、田町、本町、柳町という、城下の町人町が整備されていきました。』(上田観光課 幸村の浪漫絵図より)



     
     海野町は、七夕まつり、最終日。


     
     高市神社

 <御祭神> 大国主神・事代主神
  この社に祭祀される御両神は福の神の代表とされます恵比寿様大黒様でございます。
 <御神徳・御利益> 商売繁盛・男女結縁・家内安全・無病息災・交通安全・受験合格(案内看板より)


          
          真田親子が九度山より勧請したといわれる 運の石(海野石?)

『海野にまつられております白鳥神社より霊力宿る石を授かり、町の神としておまつりしたのが、この神社の御神体の霊石です。
  御神体には直接触れていただくことはできませんので、この度、真田昌幸公、幸村公雌伏の地、高野山のふもと、九度山よりゆかりある神石をお移しし「運の石」としておまつりいたしました。
   霊石を 右から左(陽の東から陰の西)へなでれば、悪運をはらい
       左から右(陰の西から陽の東)へなでれば、良い運が開け、
輝かしい未来が約束されるといわれております。
  御神体の霊力をお移ししました「運の石」をなでて悪運を払い良運を授かってください。(案内看板より)


     
     森鴎外も宿泊したという 旅館 上田館跡



     
     流しそうめん大会? 子供たちが楽しそうでした・・・。


     
     六文銭と真田の赤い兜 


 海野町の元、「海野宿」には、2年ほど前、家族で訪れています。「海野宿」の様子を見てみた~いという方は、以前のご紹介のページを見てね。

 実は、今回、上田市を訪れたいと思ったのは、大好きな森雅弘氏の本以前のご紹介のページの影響かな?

                                              つづく