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おしゃべり楽し!九州の旅 その10 ( 深耶馬溪と青の洞門 )

2011-12-28 09:20:04 | 不思議紀行
 湯布院から”菊池寛”の名作”恩讐の彼方に”の舞台となった”青の洞門”に向かいます。
途中、走るバスの窓から”深耶馬溪(しんやばけい)”の風景を楽しみました。


     

     
   
     

     
     巨岩と木の迫力ある景色が印象的でした。(車窓からなので、写真は、上手く撮れませんでした。


     
     耶馬渓ダム  満々と水をたたえ・・・。 この季節なのに水上スキーをしている方がいました・・・。



 この後、”青の洞門”を見学しました。一緒のツアーの中には、”恩讐の彼方に”を読んで、ここに来るのを楽しみにしていたという方もいました。
「今から270年ほど前、諸国遍歴の旅の途中この地を訪れた禅海和尚は、鎖渡しと呼ばれる難所で命を落とす人馬を見て、村人のために安全な道を作ることを決意しました。
こうしてノミと槌だけで掘り抜いた隧道の長さは、約342m。30年もの永い年月をかけて完成しました。
 現在の洞門は、当時からはかなり変化しているものの一部に明り取り窓やノミの跡が残っており、禅海和尚の不屈の精神が偲ばれます。」  (観光協会のパンフレットより)
「托鉢歓進によって堀削の資金を集め、石工たちを雇って完成させた。」(青の洞門内説明看板より抜粋)



     
     青の洞門


     
     禅海和尚が、最初に開けたと言われている明り取りの窓


          
           な、なんと! 石の鳥居と狛犬が・・・?    


     
     迫力の禅海和尚


     
     苦労が偲ばれる川沿いの洞門


     
     秋の名残りの紅葉

     
     
     競秀峰  今でも鎖渡しが残っています。


     
     山国川と競秀峰


 この辺りの名物はとろろそばだそうですが、とろろが苦手なので、しいたけそばを頂きました。
     
     
     澄んだ汁(少し甘め)のシンプルなお蕎麦でした。

 暖かくて素朴で、美味しかったです。ご馳走様でした。
この後、少し時間があったので、チョコちゃんと花音(kaoのワンコ)のことで、電話がかかってきたkaoをベンチに残し、一人で、先程の狛犬に会いに行きました。


     
     毛蕨神社  どうやら拝殿・本殿などは、道を隔てたずっと奥にあるようでした。(残念!)


    
   昭和6年3月建立  おじさん顔の狛犬  

 今回の旅行では狛犬にお目にかかれず、しょんぼりしていましたが、こんなところで出会えるとは・・・。

 ここを訪れることになった時に、色々調べていたら、禅海和尚は、妻帯したとか通行料を取ったとかいうお話があって・・・。それでも気の遠くなるくらいの長い年月を人々のために費やしたのだから・・・と思っていました。kaoともこんな話をしましたが、kaoは、きっぱり
「それでも、人のためにしたことだから、立派だね~。」
と言ったので、やはり今までずっと仲良しでいられたのは、偶然ではないなあと思いました。私たちの楽しい旅も終わりに近づいています。
 昨日、息子が帰ってきました。いつもの倍の量のご飯を炊きました。たくさん作ったつもりの夕食の後で、”ジャガビー”を一箱食べていました・・・。少し賑やかになった我が家では、だんなさんと息子がなにやらノートパソコンをいじりながら楽しそうでした。
今日から冬休みのはずのだんなさんは、まだお仕事があるようで・・・。早くお休みになるといいなあ~。


  


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