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おまけの京都旅行 その1 ( 嵯峨野トロッコ列車と保津川下り )

2017-09-10 22:44:04 | 不思議紀行
 さて、「市バス・京都バス一日乗車カード」を受取り、一泊なので半分くらいしか荷物の入っていない(お土産でいっぱいにするつもり?)スーツケースをキャリーサービスにお願いして、昼食のおにぎりを買い込み、JRの列車に乗り、予定通りJR嵯峨嵐山駅に着きました。
みどりの窓口で予約してあったトロッコ列車の乗車券を受け取り、お隣のトロッコ嵯峨駅に向かいます。ここで保津川下りの乗船券を
買い、亀岡駅から保津川下りの乗船場までのタクシーを予約しました。
トロッコ列車は、人気があるので、予約することをお勧めします。


黒・赤・オレンジのトロッコ列車


一便に一両だけの「リッチ車両」(足元も窓も風通しの良い造り)は当日売りだそうです。

 私たちがトロッコ嵯峨駅に着いたのは、発車の30分程前、リッチ車両はもちろん、普通のお席も満席でした。
トンネルの中に駅があったり、明治時代のトンネルがあったり、駅に信楽焼の狸が並んでいたり、なまはげ?みたいなおじさんが乗車してきたり・・・。あっという間でした。



保津川駅は山の中


私たちが乗る「保津川下り」の船  お互い手を振ります。


川の中で作業する人々
 
 保津川下りの船頭さんの説明で後から分かったのですが、川下りを安全にするために、毎日「川」を見て回り、大きな岩なども皆さんで動かして、航路を点検するそうです。


川の水が少ないところは水路を作ってあります。


 保津川下りの船は、決まった時間で出発するというのではなく、人数が集まると出発するようだったので、私たち二人は、待合所で買ってきたおにぎりをほおばりました。
バスが到着したようで、乗船客が集まり始め、私たちもドキドキしながら列に加わりました。列の真ん中くらいでしたが、一番前が二席空いていて、なあんと一番前の席になりました。荷物を膝の上に置いていると
「濡れるので、下においてください。」
とお声がかかり、足元の荷物には大きなシートがかけられました。(濡れるってこと?)
さあ、亀岡から嵐山まで16km、約2時間の船の旅の始まりです。


四万十川にもあった「沈下橋」がここにも。 

 船頭さんは、3人(水量が多い時には5人の時もあるそうです。)、船の先頭で長い棒を使ってぐいーっと船を進ませたり、岩を避けたりする人(写真紺色のシャツの人)、私たちと向かい合わせで、オールを漕ぐ人(写真白シャツの人)、船の後ろで舵を取る人です。
3人の船頭さんは、途中入れ替わったりしますが、オールを漕ぐ人が説明やお話担当のようでした。


保津峡入り口の「大堰川」から「保津川」に名が変わる地に鎮座する「請田(うけた)神社」


水量は少ないということですが・・・? けっこう怖いよ~。


航路のお守りでしょうか? 「不動明王」


船頭さんたちのお話、面白かったです。


トロッコ列車を見上げます。


急流を下る時は、思わず緊張! 外側の席の私の足は、びしょびしょでした・・・。


ゆったり流れる場所では、のんびり気分を味わいました。


船頭さんのさす竿の跡が残っています。


細くなっているところでは、船頭さんたちも慎重に・・・。


明治時代に造られたという橋脚


最後の早瀬


流れが緩やかになり、船頭さんたちの顔が和らぐと船が近づいてきます。

 飲み物やイカ焼き(いい匂い)、お菓子、みたらし団子などを売っています。もちろん私たちもみたらし団子を買って、のんびり頂きました。


渡月橋が見えてきて、嵐山に到着です。


船は車で亀山の乗船場まで運ぶそうです。

 船頭さんたちは・・・。JRで戻られるそうです。
今春、だんなさんと出かけた佐渡島からの帰りのフェリーがすごく揺れてもう絶対に船には乗らないと騒いでいた私でしたが、そんなことはすっかり忘れて、保津川下りを楽しみました。ずいぶん長く乗ると思っていましたが、船頭さんたちの楽しいお話と、移り変わる景色の美しさや川下りの迫力に気を取られ、あっという間でした。桜や紅葉の季節にまた行ってみたいです。

                                    つづく





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