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時空を旅する その3 ( 旧安田楠雄邸 玄関・応接間 )

2013-08-08 07:15:08 | 建物紀行
 さて、次は、今回の一番の目的 「旧安田楠雄邸」です。


     
     旧安田楠雄邸 団子坂上の交差点を一方通行の道を北に入った静かな場所に建てられています。


 近くの駐車場に車を停めて、門を入っていくと、玄関脇に設置された受付で維持修復協力金(何故かJAF割引有り)を支払います。大きな敷石の上で、靴を脱ぎ玄関脇のお部屋で大きな荷物をお預けして、ボランティアスタッフのガイドさんの説明をお聞きしながら見学します。


 『旧安田楠雄邸は、大正時代から昭和初期の東京山手の庭園と住宅の雰囲気を伝え、貴重な価値があるとして、平成10年、(1998)3月に東京都の名勝に指定されました。
 この建物は、「豊島園」の創始者である実業家・藤田好三郎氏が大正8年(1919)に建築したもので、旧安田財閥の創始者・安田善次郎氏の娘婿・善四郎氏が大正12年に買い取り、お住まいになっていました。平成7年にご当主の楠雄氏が亡くなられたあと、幸子夫人が市民団体「文京歴史的建物の活用を考える会」の助言を得て、平成8年8月22日に建物と庭園を公益財団法人ナショナルトラストに寄贈されたものです。』(頂いたパンフレットより)


 建物保護のため、素足を避けて靴下を履くこと、大きな荷物を預けることなどお約束事はあるものの、ボランティアガイドさんの説明(かなり詳しい)を聞くことができ、内部の写真撮影もOK!(フラッシュNG!)なので、このお宅が気に入ってしまったこともあり、つい?力が入ってしまい、まとめようとしてもなかなかまとめられず・・・、苦肉の策として、細切れにまとめることにしました。見難いかもしれませんが、ご容赦を・・・・。


     
     大きな敷石のある広々とした玄関


     
     木の目の縦横を交互にして光が当たると市松模様が美しく見える玄関の天井


      
     襖は、土間側は、板張り、お部屋側は、障子になっています。


     
     玄関脇の電話室の電話  古い電話番号が書かれた紙もそのまま・・・。 


     
     藤田氏にちなんで、「藤の花」の描かれた襖




 さてここからは、NHKの『ミュージック・ポートレイト「大竹しのぶ×奈良岡朋子」』で使われていた(たぶん)応接室です。

     
     暖炉、絨毯、柱の彫り物、照明など、見所満載の応接室
     

           
          椅子の間に置かれているのは、冬は火鉢、夏は花台になる優れもの。


          
          
          当時のままのピアノと大正時代の蓄音機

 この蓄音機については、 だんなさんの記事を見てね。




     
     カーテンも窓ガラスもそのまま残っているそうです。緑と光溢れるサンルーム


     
     暖かい光が漏れる模様のあるガラスに映るお庭の緑


                                               まだまだつづく


 昨夜、息子が帰ってきました。我が家のリビングは急に賑やかになりました。




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