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仲良しkaoとの屋久島探訪 二日目 その2 ( ヤクスギランド )

2017-06-26 09:24:32 | 不思議紀行
 次の訪問地は、「ヤクスギランド」です。

「ヤクスギランド」は、安房から15km、標高1000から1300mに広がる自然休養林です。


大きな木の根っこをくぐる「くぐり栂」


倒れた木の幹に小さな木がたくさん芽を出しています。


倒された木は、苔むして


可憐な白い花(ハイノキ?)が咲いています。


水が流れ、空気は澄んでいます


淡いピンクのサクラツツジ 


切り株から新しい木が育っています「切株更新」


樹齢は数百年といわれる「千年杉」(大きすぎて全身が撮れず・・・。)


江戸時代に伐採されるも使われなった木が林の中に残され「土埋木」となっている

 屋久島の杉は樹脂を多く含んでいるため200~300年たった現在でも腐らずに残っているそうです。


「ヤクシカ」がすぐ近くに・・・!


土まで根を伸ばすため岩を抱いているようです。


人が通れるようにちょこっと切ってあります。


ヤマグルマ(絞殺木)に巻き付かれた杉 杉は巻き付かれた上から新しい根を伸ばして応戦?

 雨が多く豊かな土地というイメージでしたが、山の中は土というより岩が多く痩せた森でした。植物の生存競争はとても厳しそう・・・、その中で長い年月を生きてきた屋久杉をとても愛おしく思いました。それにしても素敵なバスガイドさんの口から何度も
「絞め殺し」
という言葉が発せられて、なんだかすごく怖くなってしまいました。すっすごい!


この橋(荒川橋)の奥は、「太忠岳」に続く登山道です。


たくさんの瘤が仏様を蓮させることから「仏陀杉」と呼ばれています。

樹高21.5m 胸高周囲8.0m 推定樹齢1800年

 幹は空洞化してしまっていて、樹勢が衰えてしまっているそうです。


試し斬りをした痕の残る木


一つの切り株に同じくらいの太さの小杉が2本伸びている姿から「双子杉」と呼ばれています。

樹高 22.2m(右)22.7m(左) 胸高周囲 1.7m(右)2.1m(左)(本当に同じようだわ) 

 切株更新に寄って世代交代する屋久杉、迫力があります。この辺りは緑あふれていて降り注ぐ日差しがとても綺麗でした。


栄養分を求めて伸びる根っこは、まるでタコの足のよう・・・。


まるで、巨人の脚の間を通り抜けるような「くぐり杉」


清涼橋から「太忠岳」を望む。 右手の親指のような形の「天柱石」もくっきり見えました。

「ランド」というイメージとは違い、大自然の中に入り込んで行くようでした。木道の作られている場所も多く歩きやすかったです。
屋久杉は、とても大きくて写真に入りきらず・・・、ちょこっと残念でした。


走っているバスの近くにも「ヤクシカ」が遊びに来てくれました。

                                                   つづく





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