サンクチュアリ

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「いただき」を頂きます。

2017-01-27 21:12:01 | お気に入り
 だんなさんとテレビを観ていたら、たまたま「秘密のケンミンショー」の再放送をやっていました。
この回では、鳥取県のことが取り上げられていて、いかにも素朴なお料理がと取り上げられていました。美味しそうだったので、作ってみました。

     
     鳥取県西部・弓ヶ浜半島を中心に食されているという「いただき」

 本物は大きな三角形の油揚げの中に生のお米やお野菜を詰めて、だし汁で炊き上げた郷土料理だそうです。三角形の形が大山に似ていることから名付けられたとか・・・。大きなお稲荷さんのような感じでした。
三角形の油揚げは、手に入らないので、普通に売っている油揚げを使ったので、厳密には「いただき」とは呼べませんが・・・。お稲荷さんの味付けご飯版のような感じで、美味しかったです。簡単なので、興味のある方は作ってみてください。

 < 材料 > (6個分)

 お米        3/4C
 ゴボウ       適宜
 人参        適宜
 干し椎茸      1枚
 鶏肉        ちょこっと

 昆布        適宜
 醤油        35CC
 酒         15CC
 みりん       10CC
 砂糖        20g
 干し椎茸の戻し汁 200CC   調味料はお好みで増減させてください

 < 作り方 >

 1. 干し椎茸は、ぬるま湯で戻す。
 2. お米はといで、笊にあげる。
 3. ゴボウは、細かく切り水にさらす。人参、椎茸、鶏肉も細かく切る。
 4. 油揚げは軽くたたいて、二つに切り、袋状にする。
 5. お米と刻んだ材料を混ぜ、油揚げに7分目ほど詰め、爪楊枝で口をとじ、
    爪楊枝をさして穴を開ける。
 6. 炊飯器の底に昆布を敷き(底が焦げ付くのを防ぐ)、お米入り油揚げを並べ、
    調味料を注ぎ、炊飯器で普通に炊く。

 番組の出演者もおっしゃっていましたが、同じ材料で作った炊き込みご飯とは、全然違って、素朴なのにご馳走のような特別感がありました。炊きあがってみると、炊飯器の底に敷いた昆布の役割もよく分かりました。
「いただき(モドキ)」を頂きました・・・。