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あまりに遠し、フランス旅行 その19 ( ルーアン ノートルダム大聖堂 1 )

2014-07-09 07:08:26 | 建物紀行
 私たちのフランス旅行もこの日で、5日目です。
おいし~いパンを頂いて、さて「ルーアン」へ出発です。
パリからルーアンは、135km、バスで2時間、天気予報は、晴/曇、気温13~23℃、雨が降るかもということで、仲良しのkaoと一緒に買ったレインコートをだんなさんのカバンに入れてもらいました。


     
     デェニッシュ系のパンが美味しい! 昨夜スーパーで見かけた大きいダノンのヨーグルトも頂きました。

 なんとなく鼻にほわっと独特の香りが抜ける感じのチーズが苦手で、ハムだけを頂くことに・・・。お気に入りは無塩バター、赤っぽいパッケージの小さなものですが、とても美味しい!(ついついデニッシュパンにつけてしまう・・・。カロリーアップ?)


     
     パリ市内で見た空港へ向かうらしい?胴長なバス


     
     この立派な建物は、大学だそうです。


 バスの中で、添乗員さんが、「ルーアン」で火あぶりの刑を受けた「ジャンヌ・ダルク」のお話をしてくださいました。余りに気の毒で哀しいお話で、観光でその地を訪れても良いのだろうか?と・・・。

『 ルーアン 

 10世紀にはノルマンディ公国の首都として繁栄し、中心部には1250年建造のノートルダム大聖堂がその威容を誇る。
1431年5月30日、ルーアン旧市場広場で19歳のジャンヌ・ダルクが火あぶりの刑を受けた。彼女は英国軍と2年戦った後、英国に占領された地で捕らえられ宗教裁判にかけられて「魔女」の判決を受けたのだ。英国撤退後、名誉回復を受けて「救国の聖女」となり、今は国のヒロインとして祭りの主役になり、処刑の場所には1979年完成のジャンヌ・ダルク教会が建っている。
この街にはルーアン美術館がある、モネ、ルノワール、ドラクロワなどの名画2000点以上が所蔵されている。』(頂いたパンフレットより) 


     
     ルーアンに到着です。


     
     バスを降りて真っ先に目に飛び込んでくるのは、「ノートルダム大聖堂」

『 ノートルダム大聖堂

 1063年の創建から数世紀に渡って建築が進められた。ファサードや尖塔に見られるその繊細な装飾は後期ゴシックのフランボワイヤン様式のもの。季節や時間帯によって印象が変わるこの大聖堂を、モネは何枚も描いている。』(るるぶフランスより)

    
     
     尖塔は151m、フランス国内で一番高いそうです。


     
     大きさと細工の美しさに見惚れる


 だんなさんが指差すところを見ると・・・。

     
     頭のない像の頭の所にカラスが・・・。ちょっと怖い!


     
     バラ窓の部分、中から見たところに期待が高まります。


     
     本当に人が造ったものなのだろうか?


     
     清らかな鐘が時間を告げていました・・・。


     
     鮮やかな果物が並ぶお店


 左に回って建物の西側(たぶん?)に行きます。


     
     残念ながら修復中、添乗員さんのお話だとしょっちゅう修復中らしいですが・・・。


     
     美しく荘厳な建物です。


 さて、ここで、ちょこっとフリータイム。この荘厳な建物の中に入って行くことにします。

                                                つづく


  <フランスよもやま話 その3  ノートルダム大聖堂 >

 ルーアンでノートルダム大聖堂の名前を見た時、
「あ~、あの有名なノートルダム寺院はルーアンにあったんだ~。」
と納得した私ですが、パリの街をバスで走っていると、また「ノートルダム寺院」が登場しました。
「えっ?いくつもあるの?」
と混乱しきり・・・。
「ノートルダム」の意味を調べてみると「我らの貴婦人」という意味で、「聖母マリア様」を表すそうです。
「ノートルダム」という単語が出るたびに「せむし男」と反応するだんなさんにあきれつつ、
「日本でいう”八幡神社”とか”浅間神社”みたいなものかな?」
と微妙な納得の仕方をした私でした。
ちなみにミュージカルやフィギアの羽生君がフリーで使って有名になった「ヴィクトル・ユーゴーのノートルダム・ド・パリ」は、パリのノートルダム寺院が舞台となっているそうです。