時空を旅する その１０ （ 乙女稲荷神社 ）

　根津神社の境内には、もうひとつ「乙女稲荷神社」がありました。


『 ご祭神は　宇迦之御魂神（ウカノミタマノカミ）、倉稲魂尊　

　この祠の奥に深い穴があって、これが女性器の象徴＝生殖や繁栄といった意味が加味され「乙女稲荷」と呼ばれている。』



　　　　　
　　　　　庚申塚から乙女稲荷神社へ奉納された鳥居が並ぶ


　　　　　
　　　　　中ほどの鳥居


　　　　　　
　　　　　昭和８年１２月建立のお狐様　　傷みが激しく気の毒な感じです。


　　　　　
　　　　　根津神社の方からも鳥居が並ぶ


　　　　　
　　　　　乙女稲荷神社の前は池にせり出した舞台のようになっています。


　　　　　
　　　　　乙女稲荷神社　拝殿


　　　　　
　　　　　奥の石祠が本殿となっているようです。


　願いが叶ったお礼の鳥居がたくさん立ち並んでいる様子は、壮観です。
私は、狛犬が大好きなのですが、同じようにお守りしている「お狐様」にも興味深々、しかしこの雰囲気の違いには、いつも驚かされます。同じようでいてまったく別の存在かもしれないとも思います。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく