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時空を旅する その4 ( 旧安田楠雄邸 残月の間・茶の間 )

2013-08-09 07:11:44 | 建物紀行
 長い廊下の先は、残月の間、生活感あふれる茶の間、台所、浴室と続きます。一番奥にあった子供部屋は現在は解体されてありません。


     
     なが~い真っ直ぐな廊下


     
     裏千家の「残月亭」を模して造られたという残月の間


     
     北山杉の床柱と残っていた棟札


      
     透かし飾りの美しい当時のままの照明              金銀を散らした襖紙と鹿皮の飾りのついた取っ手


     
     残月の間からお庭を望む  窓枠は、まるで、額縁のよう・・・。


     
     茶の間を望む  どこも庇をたっぷりとってあり、雨が吹き込まないようになっています。

 ここから地下に潜ると「防空壕」になっているとか・・・?(現在非公開)


     
     歴代のご当主の写真の飾られた茶の間


     
     障子だけでは、寒かったのではないかと・・・? 憧れの雪見障子、ここでは珍しい左右開きです。


 残月の間に比べると質素ではありますが、襖を開けると「水屋」が作られており、暮らし易さにも拘った造りになっています。


                                              つづく


 今日から12日まで、旅行に出掛けます。メンバーは、だんなさん、息子、私の3人です。隊長、副隊長、家来?(誰がどの役かは、ご想像に任せますが・・・。)
旅行中は、焦ってまとめた「旧安田楠雄邸」の記事でお楽しみください。(うふっ、予約投稿しちゃうよ~。)
それでは、いってきま~す!