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湘南ベルマーレの事例75

2020-04-24 00:01:30 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 やはり湘南さんです。川崎さんと競争するように次々と手を打ってこられます。昨日も「特に医療従事者に対して、スポーツ界が何か支援できないのかと当ブログでは考えている」と書いて、何をやるべきなのかと考えていたら、JリーグでクラブハウスをPCR検査で活用するという話が登場しました。すると、すぐに湘南さんのいい話が続きました。
   
【ポンチョ寄贈プロジェクト】
「現在、ベルマーレではクラブとして様々な企画を実行しながら、サポーターの皆さんと心と気持ちを一つにして「今できること」に取り組んでいます。そのひとつしてベルマーレで取扱いのあるポンチョを医療機関へ寄贈させていただきます。本企画の主旨にご賛同いただける方はお手数ですが下記よりお申込みをお願いいたします。お手続きは簡単です。(ポンチョの現物対応につきまして、最下部に追加いたしました)
◆ポンチョ寄贈お手続き ※お手元に引換券がある方に限ります。
1.お手元のお引換券を確認
2.下記URLからお申込ください。
 https://www.members.jleague.jp/members/auth/index/BM/20163_nvdb_114
 必要事項:
  ①会員ID  ②氏名  ③ポンチョ寄贈枚数 1枚or2枚  ④クラブHPへお名前掲載の可否(ニックネーム可)
 ※記載がない場合は「否」と判断させていただきます。
 ※医療機関決定のお知らせと一緒に掲載させていただきます(予定)
 ※メールでのお申込みから上記に変更いたしました(4月23日)
3.申請枚数分、お手元の引換券を破棄してください。
◆受付期間
 4月22日(水)~5月6日(水)
◆寄贈先
 該当医療機関と直接相談の上、寄贈先と枚数を決定いたします。今回の企画は、皆さまの善意に基づき、受付と寄贈を同時進行で行なっております。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療用の使い捨てマスクやガウンなどの不足が深刻化していることから、厚生労働省は、例外的に再利用を認めたうえで、それでも足りない場合は代わりにカッパなどを使うよう自治体を通じて周知しました。その中でも長袖のガウンはカッパなど体を覆うことができ、破棄できるもので代替可能だとしています。
 湘南ベルマーレでは、シーズンチケットホルダーの皆さまへの特典として、「ポンチョ」をお一人様2枚ご用意しております。サポーターの方より、昨今の状況を鑑みてそのポンチョを有効活用してもらえないか、というご連絡をいただきました。その「声」を実現するべく、またベルマーレとサポーターの皆さんが一体となってこの困難に向かって取り組めることの一つとして、然るべき医療機関へポンチョの寄贈を決定いたしました。本来ならば、「引換券」を確認した上で実施すべきところですが、今回はスピードを最優先とし、実施しております。
 最後に日々、医療の最前線で命を懸けて、業務に当たっている関係者の皆さまへ感謝と敬意を表すると共に、本企画にご賛同いただいたサポーターの皆さまへ厚く御礼申し上げます。シーズン再開へ向けて引き続き、よろしくお願いいたします!
◆注意事項
 ポンチョはシーズンチケットホルダーの皆さまの分をご用意しておりますが、「今できること」を最優先とし、今後も申請の有無に限らず、寄贈をさせていただく可能性がございます。シーズン再開後に、お引換分のご用意が足りない可能性も想定されますが、その際は必ず追加発注を致しますので、納品されるまでお待ちくださいますようご理解、ご協力よろしくお願いいたします。
【ポンチョ現物対応について】
 おかげさまで、既に引換えをされた方や以前のものがお手元にある方からも、多くのお問い合わせをいただいております。そこで、郵送のみとなりますが、現物をクラブまでお送りいただけましたら、一緒に活用させていただきます。ご協力いただける方は下記までお送りくださいますようお願いいたします。」
引用:J1湘南公式HP

 (医療用)ガウン(防護服)でポンチョが代用できるとは知らなかったです。防護服は使い捨てと聞いているので、もし1回着て終わりだったら残念なような気もしますが、きっちり洗浄して再利用ってあるのかな。しかし、こういう形でスポーツ界で貢献できるとは思っていなかったですね。まさに貢献活動の先駆者である湘南さんにふさわしい取り組みだと思います。ちなみに今朝の山陽新聞朝刊に、医療従事者の方々がどれくらい今苦労されているのか状況報告が載っていました。ちょっと紹介します。

【苦悩の現場、離職者急増 コロナ対応 都内感染症指定病院】
〔新型コロナウィルスを巡る医師の証言ポイント〕
・医療者へのPCR検査と防護服が不十分
 →最善の感染防止策が取れず事態は深刻。職員の多くがストレスを抱えている。  
・医療現場が音を立てて崩壊しつつある
・保育園から子供を預かれないと言われた看護師がいる
・PCR検査は陰性だが、家族が出勤停止を命じられた看護師も
 →子供の小学校からPCR検査の結果を示せと言われた看護師らがいる
・休職・離職者が20人超に上り、致命的な打撃
・医療者の苦境へ配慮あるPCR検査を
引用:山陽新聞

 一番ショッキングだったのが、「看護師の多くはガウンなど防護服が十分与えられていない。PCR検査も受けられず、ただ前線に送り込まれている」という部分。まるで戦時中の現場のような表現でした。そういう中でポンチョという防護服を寄付できるのはいい取り組みですね。
 ちなみに、防護服の代用でポンチョを寄付しようとしているスポーツクラブが他にどこがあるのか調べてみました。すると、NPBの千葉ロッテ阪神だけで、Jリーグも含めて他のスポーツでは湘南さんが最初です。たぶん、今後は他のクラブも続くでしょうが、一番最初が湘南さんというのは素晴らしい事です。
J1湘南関連:7978777675747372717069686766656463626160595857565554535251504948474645444342414039383736353433323130292827262524232221  
#がんばろう日本 #LetsGoJapan

コメント
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