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優勝の味69

2022-10-27 00:01:04 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 今年はW杯開催年であるため、天皇杯決勝に続いてルヴァン杯も少し早めに開催されています。ルヴァン決勝といえば、長らく11月3日の文化の日というイメージが染みついていました。という事で、天皇杯に続いてまたしても留守録を忘れてしまいました。
 試合は前半はスコアレスで折り返しましたが、後半8分にミスからセレッソさんが先制。その後セレッソさんが退場者を出したのにも関わらず、終了時間が近づく。終了間際にPKを獲得して同点に追い付き、立て続けでもう1点取って逆転したという試合でした。
 広島さん優勝おめでとうございます。天皇杯では甲府さんに競り負けましたが、ルヴァンでは雪辱を果たしましたね。リスペクトしようと情報を探しましたが、今回余り無かったですねぇ。この2つのコラムくらいでした。

広島・スキッベ監督 就任1年目でルヴァン杯制覇導く 若手に「楽しめ」 補強はピンポイント

広島・スキッベ監督 就任1年目でルヴァン杯制覇導く 若手に「楽しめ」 補強はピンポイント

 広島が後半ロスタイムの大逆転劇でC大阪を2―1と破り、ルヴァン杯初制覇を果たした。途中出場のキプロス代表FWソティリウ(29)が、後半51分にPK、56分にはC...

スポーツ報知

 

   
【広島・スキッベ監督 就任1年目でルヴァン杯制覇導く 若手に「楽しめ」 補強はピンポイント】

「広島は過去カップ戦決勝で敗退してきたが“9度目の正直”でつかんだカップ戦初タイトルとなった。優勝賞金1億5000万円を獲得した。ドイツからやってきた知将が就任1年目で広島にタイトルをもたらした。スキッベ監督は『ついに、カップを広島に持って帰ることができる』と喜んだ。ドイツU―18代表監督などを務めた育成手腕と、ギリシャ代表監督なども歴任した経験を持つ指揮官は、好バランスのチームを作り上げた。
 広島とスキッベ監督の出会いは、約20年前にさかのぼる。2002年日韓W杯、広島・足立修強化部長(当時はスカウト)がドイツ代表の練習を見学した。元ドイツ代表の名FW、フェラー監督が率いるチームで、当時36歳のスキッベ監督がコーチを務めていた。足立氏は『なぜこんなに若い人が?と思ったが、GKカーン(当時33歳)らビッグネームを、しっかりと手なずけている姿が印象的でした』と回想した。
 一方、広島はJリーグ有数の育成クラブとして成長し、J1を3度制した。だが15年を最後にタイトルから遠ざっていることから、足立氏は育成手腕に加え、長く世界のトップクラスに君臨するドイツの強さを知るスキッベ監督にオファー。クラブの考えに共感したドイツ人指揮官は、日本での挑戦を決めた。
 多くの外国人監督は、就任時に自身の戦術にマッチする選手の補強を望む。だがスキッベ監督は『まずは今いる選手を見たい』と語り、新戦力は大卒で加入したMF満田ら3人だけで始動。コロナの影響で来日は約2か月遅れたが、前評判通りの指導力で、敵を相手陣地に押し込み、ボールを奪われても前線からの守備で奪い返して主導権を握るスタイルを植えつけた。
 若手を積極起用し、『楽しめ』『自信を持て』と常に背中を押す指導法で力を引き出し、満田やMF川村らが主力に成長。チーム全体を見極め、夏にソティリウらをピンポイント補強した。」

 やはり、監督の部分が大きかったんですね。プロフィールを見ると、長くドイツのチーム監督や代表のヘッドコーチを歴任され、その後トルコやスイスなどの監督をされましたが、その後の8年間が空白。何をされていたのか。広島さんの監督に就任したのが去年の11月。Jの監督としては何となく珍しい経歴ですが、広島さんの強化部長がスカウトしたんですね。多くの外国人監督は自分にマッチする選手を選ぶ傾向にあるが、スキッペ監督は現有戦力で最小限度の補強で今季を戦い、タイトルを獲りました。しかも決勝進出が2回とあわよくば2冠でした。敵を相手陣地に押し込み、ボールを奪われても前線からの守備で奪い返して主導権を握るスタイルで、若手の底上げにも成功したんですね。いい監督じゃないですか。
   

【満田誠に訊いたルヴァンカップ優勝の要因。黄金期再来の期待が大きく膨らむ回答だった】
「『グループステージから勝ち上がり、大会を通して見た優勝の要因は?』と訊くと、実に説得力のある回答が返ってきたのである。
『グループステージから本当にたくさんの選手が試合に出てきました。それこそ、自分も最初はサブスタートでしたが、ルヴァンカップでゴール決めたところから始まった。そういったチームの底上げができた。次々といろんな選手が、もらったチャンスをしっかりと生かした。経験を積みながら勝ち進んでこれたことが優勝につながったと思います』
 リーグ開幕2試合はベンチ外、ルヴァンカップ初戦の徳島戦でも7分しか出場時間を得られなかった満田が、飛躍のきっかけを掴んだのはグループステージ2節の名古屋戦。左サイドから華麗なコントロールショットをゴール右に決め、プロ初得点を機に出番を増やして主力に定着した。そして2-1で勝利したセレッソ大阪との決勝戦では、CKからピエロス・ソティリウの逆転ゴールをアシスト。『いろんな選手がもらったチャンスをしっかりと生かした』象徴的な選手だから、腑に落ちるコメントだった。
 そして満田が挙げたふたつ目の優勝の要因も、これまた明るい未来を予感させるものだった。
『前半に上手くいかなかった試合でも、勝ち上がってこれたのは、ハーフタイムでしっかりと修正して後半に入れたから。選手一人ひとりが(原因を)考えられていたし、スタッフの意見も聞いて、しっかりコミュニケーションを取れた』
 ルヴァンカップ優勝直後の会見で、ミヒャエル・スキッベ監督は『コーチ陣が素晴らしいんです』と語っていた。満田にコーチ陣からのハーフタイムの修正指示について訊けば『相手のウィークポイント、相手が嫌がるスペース、有効なポジショニングを伝えてくれます。指示どおりの立ち位置を取って、相手の守備がズレて、得点や勝利につながった」と明かしてくれた。
 戦力の底上げと修正力。ユニホームの左胸に星を増やしていくうえで重要となるふたつのポイントで、進んできた道が間違いではなかったとタイトルが証明した。」
引用:サッカーダイジェストWEB

 満田選手のコメントからも、積極的に多くの選手を試し、チームの底上げに成功している。多くの選手にチャンスを与え、選手も結果を出している。そして修正力ですか。このリアクションサッカーは、ネル監督によく似ています。戦力の底上げと修正力が勝因としていますが、これまではシルバーコレクターであったようです。広島さんがルヴァン杯決勝に出たのはこれで3度目。天皇杯の6度と合わせれば、9度目となるカップ戦決勝。つまりは、決勝で8回負け続けてきた訳です。過去に2連覇を含む3度のJ1優勝を果たしていますが、カップ戦のタイトルはまだだったんですね。W杯イヤー、今年は思わぬチームがタイトルを獲ったり、上位に食い込んで来る予想記者泣かせのシーズンでしたね。

ネットの戦評です。
「序盤からともに守備が厳しく均衡した展開が続いていたが、そんな中で広島はまさかのミスから先制されてしまう。その後は必死に攻め込むも、C大阪の守備を崩せず、時間ばかりが経過。それは相手が退場者を出した後も変わらず、時計の針はアディショナルタイムへと向かう。それでも、CKから相手のハンドを誘い、PKを得て土壇場で同点に追い付く。勢いは止まらず、その直後にはまたもCKからネットを揺らし、2点を立て続けに奪って逆転勝利。」

 

Jリーグ - Jリーグ杯 決勝 セレッソ大阪 vs. サンフレッチェ広島 - 試合経過 - スポーツナビ

Jリーグ杯 決勝 セレッソ大阪 vs. サンフレッチェ広島の試合経過。スポーツ総合サイト、スポーツナビ(スポナビ)のJリーグページです。最新のニュース、速報、日程、見どころ...

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 広島さんはオリ10であり、古豪です。現代表の森保監督が指揮を執っていた時にJ1優勝しています。それ以降はタイトルに恵まれなかったですが、今季はいつの間にか3位につけており、ACL(プレーオフ)圏内ですね。柏戦も観ましたが、強かったです。この試合では亡き工藤選手の追悼の意味も強く、特別な試合でした。同じ中国地方の大先輩、J2岡山の有馬前監督の名前もあります。これからも頑張って欲しいですね。
J1広島関連: / /  / / /  / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
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