Ｊリーグファミリーの資格５４

　事例紹介コラムです。
　今朝、ドイツにブラジルが惨敗したＷ杯で、日本代表から倉敷市出身の青山選手を輩出したＪ１広島ですが、いい事例を発見しました。スポンサーバナーをユニフォームや公式ＨＰに付けるがスポンサードを払ういわゆる「逆スポンサー」ですが、ＪリーグではＪ１柏とＪ１浦和くらいかと思っていましたが、広島さんもされていました。すいません、見落としですね。以下、抜粋して紹介。
　　　　
【「なんとかしなきゃ！プロジェクト」とは？】
　開発途上国は多くの課題を抱えています。それを１人でも多くの方に知ってもらい、その解決を目指す国際協力の必要性を社会全体で共有していきたい。そんな思いを共有する人、団体などで進める日本初の国際協力広報プラットフォーム。国際協力に関心の高い著名人や、国際機関やＮＧＯなどが様々な場面やメディアで広く情報発信し、それを受けたひとりひとりが国際協力の重要性を少しでも自分のこととして捉え、それぞれの立場でできるかたちで国際協力に参加するきっかけとなることを目指しています。

【実施体制：実行委員会】
特定非営利活動法人国際協力ＮＧＯセンター（ＪＡＮＩＣ）、独立行政法人国際協力機構（ＪＩＣＡ）、国連開発計画東京事務所（ＵＮＤＰ）

【クラブ協力内容】
①「なんとかしなきゃ！プロジェクト」ホームページ上でのクラブおよび選手の国際協力を呼びかけるメッセージの掲載。
プロジェクト公式ＨＰ：http://nantokashinakya.jp/
②試合会場での国際協力を呼びかける広報活動への協力
　平成25年９月25日（土）、広島にて、国際協力ＰＲブースを設置。国際協力をＰＲするイベント（アフリカンダンス披露）を実施。　
Ｊ１広島公式ＨＰ該当ページ：http://www.sanfrecce.co.jp/news/release/?n=3996

【プロジェクト国際親善大使に、クラブＯＢ・中島浩司氏就任およびコートジボワール派遣】
　プロジェクトへの協力として、クラブＯＢ・中島浩司氏を「国際親善大使」として任命し、コートジボワールへ派遣。中島氏の「国際親善大使任命式」を６月８日（日）エディオン広島本店で開催する「サンフレッチェ全力応援！」イベントのプレステージにて実施。
　中島大使はコートジボアールにて、Ｗ杯日本対コートジボワール戦及びコートジボワール対コロンビア戦を現地市民とともにパブリックビューイング会場で観戦。また、現地市民の方々とサッカーを通じた交流を実施し、ＪＩＣＡの技術協力プロジェクトの啓発活動に貢献。帰国後は、報告会等を計画。
　このイベントは、Ｗ杯開催期間中、ＪＩＣＡとソニー㈱が共同し、パブリックビューイングと啓発活動を合わせて実施。サッカーの力を借りて、国民の融和、平和の定着を後押しすることを目的として実施。
Ｊ１広島公式ＨＰ該当ページ：http://www.sanfrecce.co.jp/news/release/?n=7123
ＪＩＣＡ公式ＨＰ該当ページ：http://www.jica.go.jp/chugoku/topics/2011/111018_01.html
Ｊ１広島公式ＦＢページ該当ページ

　いやぁ、この広島さんの取り組みはなかなかできないと思います。現地へ派遣される中島大使もお疲れ様です。Ｊクラブがこうした世界的な支援組織と連携する事は公共財として究極の理想像だと思います。ただ、どうしてもある程度支援ができる余裕があるＪ１クラブになる事が多いでしょうが。そういえば岡山にもＡＭＤＡという有名な国際人道支援団体がありましたね。
　Ｗ杯といえば、ブラジルが記録的「惨敗」を期してしまいましたね。なぜ、あれほどまでに大敗したのか、「ミネイロンの惨劇」として今後長く語れられるのではないでしょうか。今夜のアルゼンチン対オランダも何かドラマが起こるのかな。
Ｊ１広島関連：⑨：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140125
　　〃　　　　 ⑧：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130921
　　〃　　　　 ⑦：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130129
　　〃　　　　 ⑥：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111023
　　〃　　　　 ⑤：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090412
　　〃　　　　 ④：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070805
　　〃　　　　 ③：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070314
　　〃　　　　 ②：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060222
　　〃　　　　 ①：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060205