リスペクトコラムです。
川崎さんもそうですが、湘南さんも定期的なタイミングで素晴らしい提供してくれています。川崎さんはイベント色が強いですが、湘南さんは地域貢献色が強い印象があります。神奈川県の他クラブとの差別化なのか、何度見ても湘南さんはちょっと違うなぁといつも感心しています。
昔からJリーグ百年構想の優等生と呼ばれ、今はライザップグループが親企業となりましたが、その輝きは全く衰えていません。当ブログのイメージはやはり、新潟さんとは違った地域スポーツの集合体、最近は他のクラブも徐々に増えてきましたが、ビーチスポーツの取り組みですか。今回も一気に3つの事例をリスペクトさせていただきました。
【湘南ベルマーレ発“ローカルキャリア教育”プロジェクト「湘南まなべるまーれ in アズビル」】
「2019年に実施した第1回目は、湘南ベルマーレのクラブハウスがある平塚市を舞台に『平塚の“ものづくり”から学ぶ』をテーマに実施いたしました。平塚市内に拠点を持つ創業100年以上もの歴史のある、オフィシャルクラブパートナー『金子産業株式会社』様『横浜ゴム株式会社』様と共同で、平塚市の中学2年生を対象に授業を行いました。」
『第2回目となる今回は、12月26日(月)に藤沢市に研究開発拠点『藤沢テクノセンター』を構えるオフィシャルクラブパートナー『アズビル株式会社』様と共同で、湘南地域に在住・在学の中学2年生を対象にキャリア教育授業を行います。」
「【「湘南まなべるまーれ in アズビル』実施概要】
第2回目となる今回は、アズビル株式会社の研究開発拠点『藤沢テクノセンター』の所在地である藤沢市を舞台に『藤沢の“目立たないけれど、ないと困るもの”から学ぶ』をテーマに実施いたします。
◆主催 株式会社湘南ベルマーレ
◆共催 アズビル株式会社 https://www.azbil.com/jp/index.html
◆日時 2022年年12月26日(月)12:30〜17:30(予定)
◆会場 アズビル株式会社 藤沢テクノセンター https://www.azbil.com/jp/corporate/company/office/map_rd/fujisawa.html
(神奈川県藤沢市川名1-12-2)
◆参加対象 藤沢市をはじめ、湘南ベルマーレホームタウンに在住・在学の中学2年生
◆参加費 無料」
「【“ローカルキャリア教育”プロジェクト『湘南まなべるまーれ』について】
◆誕生の背景
近年、首都圏一極集中による若者の地元離れが深刻化しています。首都圏の神奈川県においても、東京に程近い横浜市や川崎市では20代の人口が大きく増加する一方、湘南及び県西地域では、転出超過という真逆の現象が起きています。これは、地域企業の若手人材不足という問題を引き起こし、ひいては湘南地域全体の元気が失われていくことを意味します。
若者が地元に残らないのは、なぜだろうか。そのひとつに、地元の子どもたちが、豊富な広報・採用予算を持たない地元の企業をよく知らないのではないだろうか。と考えました。逆に、こんなにおもしろい企業あるんだ!こんなにかっこいい大人がいるんだ!と感じてもらえたら、少しでも多くの若者が地元に就職するようになるのではないだろうか。
“夢づくり、人づくり”の理念のもと、地域を元気にするオンリーワンのクラブを目指し、2018年にはクラブ創立50年を迎えました。存続危機のたびに地域の人たちやパートナー企業に生かされてきた湘南ベルマーレだからこそ、この地域課題の解決に少しでも貢献がしたい。そのような想いから、2019年に本プロジェクトが立ち上がりました。
◆“ローカルキャリア教育”プロジェクト『湘南まなべるまーれ』
『湘南まなべるまーれ』とは、クラブの行動指針である“たのしめてるか。”をコンセプトに、リアルにこだわったローカルキャリア教育プロジェクトです。講師は、企業ではたらく社員とベルマーレフロントスタッフが行います。よくある社会科見学ではありません。仕事に対するこだわり、挫折、たのしさを夢中になって伝えるヒューマン授業です。はたらくってなんだろう?と考え出す思春期の子どもたちが、はたらく大人の夢中に“圧倒される”ことで、“自分が本当に夢中になれること”を発見するアクティブな出会いの場になります。地元にこんなにかっこいい大人がいるんだ!こんなにおもしろい会社があるんだ!という出会いと驚きが、将来、一人でも多くの子どもたちにとって、地域ではたらくきっかけになることを目指しています。提供する価値として、
1.湘南地域の子どもたちが、“はたらく”をたのしめてる大人と出会う機会
2.湘南地域の企業が、湘南地域の子どもたちに、知ってもらう機会
3.自分が本当に夢中になれることを発見し、大志(夢)を抱く機会
以上の3つの機会を創出することで、ホームタウンが持つ課題、企業が持つ課題、子どもたちが持つ課題すべての解決につながり、湘南地域がより元気で明るい地域となることを願います。
第2回目となる今回は藤沢市に研究開発拠点を構えられる『アズビル株式会社』との共催となります。今後の展望として、他の湘南ベルマーレホームタウンエリアにも拡げていきます。」
川崎さんでも工業系の地元企業が絡む事業がありますが、湘南さんのものもホームタウン地域のものづくり企業との協働で、地元の中学生を対象にしたローカルキャリア教育授業。スポンサー企業へのメリットの提供にもなっており、「夢先生」の企業版になっています。いいですね、クラブの行動指針「たのしめてるか」を選手だけでなく、ファン・サポーターから地元の子ども達に広げている訳ですね。若者の地元離れという地域課題の解決をも図る素晴らしい取り組みだと思う。これは他クラブも参考にしていくのではないでしょうか。
【湘南研修キャリベル 特別支援学校訪問の取り組み】
「◆“湘南研修 キャリベル”とは
新卒1・2年目の選手を対象に、一人の人間としてサッカーのみならず様々な経験を積み重ね成長を遂げてほしいという思いを基に、講師を招いての講習会や考える力や発信する力を養うための様々な研修を行っています。
今回は、Jリーグの新人研修を兼ねて若手選手とサポートとして中堅選手が一緒に平塚市内の特別支援学校へ訪問し子どもたちと一緒に準備運動やサッカーなど行いました。
経緯として、Jリーグ主催の情報共有会にて某海外クラブの事例でユース年代からTOPチームまで様々なハンディキャップを抱えた方々との触れ合いを通して、子どもたち、選手に多くの笑顔が溢れ、充実している様子がとても印象的でした。スポーツの力を活かしこのような取り組みを行うことで共生社会の一歩へ繋がるきっかけになればと思い、湘南ベルマーレの練習場がある平塚市内の4校の特別支援学校との取り組みに至りました。
まず初めに『神奈川県立平塚盲学校』に9月21日(水)鈴木章斗選手と高橋諒選手が訪問しました。事前に帯同スタッフが学校へ訪問し、先生から施設の見学と障がいについて教えていただきました。盲学校に通っている生徒さんは、視覚障がいの中でも『盲』と『弱視』に分けられます。見え方もぼやけて見えたり、中心が見えづらかったりと様々あります。
生徒さんだけではなく先生たちの中にも視覚障がいがある方がいらっしゃいます。そのため、学校の施設内では角を曲がる際に怪我を防ぐため壁にカバークッションが付いていたり、自分のクラスが分かるように各ドアに種類が異なるキーホルダーを付けていたりと過ごしやすいように様々な工夫がされていました。私たちスタッフも初めて知ることが多くあり、とても勉強になりました。これらの学びをスタッフから選手へ事前に資料共有と説明をして当日を迎えました。
当日は、ブラインドサッカーやキックの授業、しっぽとりゲームなどを実施しました。最初は選手、子どもたちはお互いを知ることに試行錯誤しながらも徐々に距離を縮めていき終盤では両者に笑顔がうまれ、充実した時間を過ごすことが出来ました。子どもたちは選手の言葉に真摯に耳を傾けながら、全力で取り組んでくれました。
次に『神奈川県立平塚ろう学校』に9月27日(火)若月大和選手と、9月28日(水)に鈴木淳之介選手とタリク選手が訪問しました。選手とスタッフは9月21日(水)に学校に訪問し、施設見学や障がいについての学びと共に実施の準備として名前や挨拶などの手話を教えていただきました。
学校内の施設では目で見てすぐ分かるような工夫が施されていました。例えば、体育の授業ではホワイトボードや映像、手話を用いながら行っていました。人それぞれ聞こえ方が異なる中子どもたちはできることをお互いに補いながら、元気よく授業に取り組んでいました。
当日は晴天の中グラウンドにてサッカーを行いました。選手は事前学習で教えていただいた手話以外にも自ら勉強し披露してくれました。実施にあたり透明マスクを着用しました。口元が見えることで子どもたちは選手が何を言っているかを理解しやすくなります。そして、ジェスチャーなどを用いて積極的にコミュニケーションを図りました。休憩中も自ら子どもたちは選手に話しかけにきてくれました。※感染対策を講じたうえで実施いたしました。」
川崎さんはダジャレ路線ですが、湘南さんは「ベル」を付ける傾向がありますね。学校訪問は今ややっていないところは無いでしょうという状態になってきましたが、特別支援学校や盲学校、ろう学校への選手派遣は地元J2岡山も含めてなかなかできていないところです。そういえば川崎さんも小児病院へ行っています。選手訪問が小学校だけで終わらず、こういうところへも行けるかどうかも、J1にふさわしい付加価値に該当するのはないでしょうか。
湘南さんは新卒1・2年目の選手の社会体験としてされていますが、よく見かけるのは試合の運営補助くらいで終わらせているところ、コロナを理由にそれさえも省略しているところですか。コロナを理由に選手の学校訪問を自粛しているところが見受けられますが、湘南さんを見るともうそういう時期は過ぎたようにも思えます。とにかく早く行かせたいのか、面倒だから当分行かせたくないのか、そこもJ1にふさわしい価値観かどうか問われるところなのかもしれませんね。Fコネも含めて、付加価値の高いところほど、行かせているのでは。そして今日、3つ目の事例を知りました。
【THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA×湘南ベルマーレ】
「2023年春に開店予定で、イオンモール株式会社様が建設中の『(仮称)平塚プロジェクト』の正式名称が『THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA(ジ アウトレット湘南平塚)』に決定しました。そして、この度湘南ベルマーレと以下の取り組みを展開することになりましたのでお知らせいたします。
【取り組みの前提】
同施設が建設予定の平塚市大神地区には、湘南ベルマーレの前身フジタ工業サッカー部、ベルマーレ平塚の練習拠点『大神グラウンド」がかつて存在。ここから国内外で活躍する多くの選手を輩出していきました。そのような背景もあり、コラボレーションを通じてスポーツや健康をテーマに地域の皆さまが集う場所への実現、またベルマーレのファン・サポーター同士が集う機会の創出などへのサポートをさせていただきます。
【具体的取り組み内容】
(1)オフィシャルクラブパートナー契約の締結
同施設とのオフィシャルクラブパートナー契約の締結を予定。湘南ベルマーレをご支援いただくとともに、年間プロモーションやイベント企画での各種連携を予定しています
(2)湘南ベルマーレ監修によるフットサルコートがオープン
湘南ベルマーレ監修によるフットサルコートを3面設置し、湘南ベルマーレサッカースクールを開設します。また、サッカースクールだけではなく、多様な運動プログラムを定期的に開催し、健康スポーツ施設として地域の皆さま誰もが気軽にご使用いただける施設になるべくサポートをさせていただきます。
(3)湘南ベルマーレの歴史を味わえるクラブハウス設置
大神地区が湘南ベルマーレ発祥の地であることを、地域の皆さまはもちろん、未来に向かって羽ばたく子ども達に伝えるため、同施設のクラブハウス内に湘南ベルマーレのあゆみや功績を紹介する展示スペースを設置予定です。
(4)約300インチの大画面で迫力あるライブビューイングが楽しめるイベントスペースでの協力
オープンエアの開放感あふれるウエストコートには、約300インチの大型デジタルサイネージが設置されます。一面に敷き詰められた人工芝でくつろぎながら、スポーツ・エンターテイメントイベントの観戦や、観覧しながらの飲食もお楽しみいただけるこのスペースで湘南ベルマーレに関連したイベントの実施を検討いたします。」
イオンは岡山にもありますが、ここまでの連携は図れていませんね。そうですか、クラブ発祥の地で、ベルマーレ平塚時代の練習場だったところですか。フジタさんのスポンサー復帰もありますが、リプレイ現象が見られますね。ファン・サポーター同士が集う機会の創出という事でPV施設を設けるというのもいいと思います。原点に返り、もう一度ファン・サポーターともに応援環境の見つめ直しですね。
湘南さんは現在13位。まだ残留争いに巻き込まれています。降格圏との勝ち点差はたった2点で、まだ予断を許さない状況です。今の16位(入れ替え戦の相手)は清水さんですが、湘南さんとも相性が良くないと思うのでやりたくないですね。湘南さんには早くJ1残留を決めていただきたいです。
J1湘南関連:93|92|91|90|89|88|87|86|85|84|83|82|81|80|79|78|77|76|75|74|73|72|71|70|69|68|67|66|65|64|63|62|61|60|59|58|57|56|55|54|53|52|51|50|49|48|47|46|45|44|43|42|41|40|39|38|37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①
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