片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

明治の小学校の机に見る、子供への大きな愛

2012年02月26日 | 子供時代の思い出
私の小学校の頃の机は、多分明治時代から使われてきたものだと思う。
明治になって全国に尋常小学校が設置された。
士農工商の身分制度が解かれ、明治19年に小学校令が出され、義務教育がスタートした。
地域の人たちは、子供たちのために学校を建設した。
机も作った。
心をこめて地域の人たちが作った机だ。
天板を持ち上げると中に教科書や筆箱、習字の道具などが置けた。
私が使っていたのは、一人用の机で、ナイフで歴代の子供のいたずら彫りが必ずあった。
もちろん私も肥後の守でいろいろ彫った。
昔の親は仕事が忙しくて子供の面倒など見ている暇がなく、子供にとって一日はたっぷりあって、遊び放題だった。毎日が夢のような日々だった。

今の子供は親の監視から逃れられない。
毎日ダメダメダメダメダメダメの速射砲。
おせっかい、。

そんな子供たちを見ていると、自分は、現代に生まれなくてよかったとつくづく思う。

遠くから見守る子供への大きな愛は必要だが、小さな愛(おせっか愛)は、これから大きく伸びようとしている子供の芽を摘んでしまうような気がする。

特に最近の日本の男の子は意気地がないと言われるが、母親に余裕がありすぎるせいだと思う。面倒見すぎ。

話がだんだん発散してくる。





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