今日日経BPのオープンソースセミナーに行ってきた。なぜかというと、いまいちオープンソースの位置づけやビジネスモデルが分からなかったからだ。しかしお陰さまで大分すっきりした。私の出した結論はこうだ。
1.オープンソースはサーバの世界が中心である。
Linux,PostgreSQL,MySQL,Samba,Apache,Tomcat,JBoss,StrutsEclipseなどOSSは多々あるが、ほとんどサーバ側のソフトだ。Biz/Browserのようなソフトは、基幹業務のWeb化という目的だけにターゲットを絞っているから、用途は限られておりOSSにするメリットはない。
2.OSS+Biz/Browser これがユーザにとって最高の選択肢になる可能性はある。
実際、そういったシステムは多い。相当な規模のシステムまでOSSだけでサーバ側を組むことができるだろう。
2.OSSは力のあるインテグレータに依存するといい。
OSSはソフトは無償だが、素人が手を出すと、ただより高いものは無いということになる。OSSを組み合わせてサービスを提供してくれる会社をうまく利用すると低コストで高い効果をあげることができそうだ。