片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

OSSとBiz/Browser連携について

2006年05月15日 | Biz/Browser

今日日経BPのオープンソースセミナーに行ってきた。なぜかというと、いまいちオープンソースの位置づけやビジネスモデルが分からなかったからだ。しかしお陰さまで大分すっきりした。私の出した結論はこうだ。


1.オープンソースはサーバの世界が中心である。


Linux,PostgreSQL,MySQL,Samba,Apache,Tomcat,JBoss,StrutsEclipseなどOSSは多々あるが、ほとんどサーバ側のソフトだ。Biz/Browserのようなソフトは、基幹業務のWeb化という目的だけにターゲットを絞っているから、用途は限られておりOSSにするメリットはない。


2.OSS+Biz/Browser  これがユーザにとって最高の選択肢になる可能性はある。


実際、そういったシステムは多い。相当な規模のシステムまでOSSだけでサーバ側を組むことができるだろう。


2.OSSは力のあるインテグレータに依存するといい。


OSSはソフトは無償だが、素人が手を出すと、ただより高いものは無いということになる。OSSを組み合わせてサービスを提供してくれる会社をうまく利用すると低コストで高い効果をあげることができそうだ。


 



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1 コメント

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OSSとWeb2.0 (廣瀬隆夫)
2006-05-16 09:35:20
私も、その通りだと思います。今騒がれていますWeb2.0は、ほとんどオープンソースで実現できます。サーバの世界に資源が移行して、クライアントは、電気や水道のように蛇口をひねれば使えるユーティリティコンピューティングの実現に近づいている兆しだと思います。オープンソースを巻き込んだWeb2.0はインターネットの第三の波の到来とわくわくしています。
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