片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

新しい時代には新しい考え方で臨みましょう!

2015年07月25日 | 22世紀を目指して
すでに起こった未来の認識。

人口の急増と急減。2100年には日本の人口は今の半分以下になるという現実。


人口増の踊り場を越え、急激に人口が減り、しかし老人は増える現実。
これを横目で見ながら生活しているとどうなるか、想像をたくましくして考える必要がある。

田舎が過疎だ消滅すると言っているが、それはある意味自然に戻るだけの話した。
都会はどうなるか。
街はゴーストタウンになり、隣近所も空き家だらけ、道路にはぺんぺん草が生え、車もほとんど通らない。真夏の住宅街には燦々と太陽が照っているが、人の影は見えず、静まり返っている。そんなアスファルトの道を買い物袋を持った老人がとぼとぼ歩き、広大な屋敷に入っていく。庭は草ぼうぼうで、6室もある部屋は、もう何年も使われていない。
こんな光景しか私の脳裏には浮かばない。

すべてが縮んで行く、まったく体験したことのない時代がこれから待っている。
住宅や社会インフラはありあまるが、契約関係や法律や個人の欲が邪魔して何もできない。
メンテナンスもできず、都市は非常に危険な地域になる。
少子化と未婚が続いた結果、身内が死に絶え、二人に一人は天涯孤独で一生を終えることになる。
生きる楽しみとしては、自分を楽しませることしかなく、コンサートや旅行、演劇、展覧会、読書に励むが、むなしい。
住民の大半は年金生活だが、年金も細り、生きていても仕方がないと思うこともしばしばとなる。

人口が急激に減る時代、最も影響を受けるのは都市生活者だ。
田舎はなんてことはない。

例えば東京の人口を2100年までに今の1/10にするとしたらどうなるだろうか、何をすればいいだろうか。
そのくらいのことを考えて企業も個人も行動を開始する必要があると、私は思っている。



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