片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

綸言汗の如し

2008年04月21日 | こころ
綸(りん)とは組糸のことで、最初の細い糸が撚り合わさって太い組糸になる。天子(天皇)のことばは、最初は一言でも末端まで行くと重要な発言として動かしがたいものになる。身体から出た汗と同じで、元に戻すことはできないのだから、発言には注意すべしという教訓。
私には耳が痛い。思いついたことが口から出てしまうような人間なので。自分でも考えていなかったことが会話の中で口から出ることがある。前向きな発言なら、自分で発言を聴いて、なるほどと自分で納得したりする。しかし、結果として人を傷つけるような発言もしてしまう。自分では当然気付かず、あとから知らされて本意ではないと奔走することになる。無駄が多い。
この諺を私なりに座右の銘にしたい。


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