片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

タブレットでのアプリ開発の問題を解決する

2014年09月11日 | Biz/Browser
1990年から2010くらいまでの20年間は、エンタープライズシステムのおける業務用端末は、マイクロソフトの動向だけを見ていればよかった。独禁法もへったくれもない、マイクロソフトのが世界で一社独占だった。

ところが今や、タブレットやスマホの出現で、3種類の技術が入り乱れている。
マイクロソフトの世界に安住していた人たちは、iOSとAndroidの出現で、システム開発とその後のメンテナンスやバージョンアップ対応に非常に苦しんでいる。

それをノープロブレムにしたのがこちら。

Biz/Browserの他の仕組みと違うところは、以下。

1.動作がメーカから保証されている。
2.オフライン処理ができる。
3.OSやブラウザのバージョンアップを気にする必要がほとんどない。

アジャイルかウォーターフォールかという二者択一ではない方法

2014年09月11日 | Biz/Browser
会社の業務処理というものは、基本的に標準化されている。
だから、そういう意味では、それをシステム化するとき、ことさらアジャイルでなければならないと言い張ることもない。
特に開発部隊が業務を良く知っていれば、ましてやアジャイルでやる必要はない。
しかし、仕事のやり方が、なかなか一義的に定められない業務がある。それは見積積算や計画業務だ。
そんなときは、動く画面だけ作って、使い勝手を確認する方法がコンセンサスを取るために欠かせない。問題は動く画面をどう手間暇かけずに作るかだ。
ぜひこれを読んでいただきたい。

実はBiz/Browserの開発環境はそれができる。

もう10年前になるが、ヤマト運輸はそれをやった。
女性SEがBiz/Browserの画面操作部分だけを作って現場に持っていく。
現場の人は、操作品から、ああだこうだと言う。
女性SEは、その場で画面を直してもう一度操作してもらう。
そんなふうにして仕様を固めていく。
出来上がった画面そのものが打ち合わせ議事録の意味もあり、実際に動くプログラムでもあるのだ。
決まりきったものはウォーターフォールで、意見が分かれるものはこうやってアジャイルで。
システム開発全体としてはそれをミックスした形で進めるのが一番だ。

地方再生は「どこでもオフィス」から

2014年09月11日 | 私の正論
地方が限界集落になってきている。
消滅する地区も出ている。
この現象を、末梢神経が死んでいくようだと表現した人がいる。
いくら心臓が強くて頭脳明晰でも、末梢神経が殺られてはやがて死ぬ。

末梢神経の蘇生が必要だ。
無理なくするには、都会で働いている人が、その仕事を持ったまま田舎で生活してみることだ。
できると思う。
神山町の事例がある。