片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

尊敬されるべきはSEではなくプログラマーだ!

2014年09月04日 | 私の正論
尊敬され称賛されるべきは、SEではなくプログラマーだ。

なぜか、それは、SEはプログラムを作らないからだ。
最終成果物はプログラマーが作り出すプログラムだからだ。

プログラマーというのは言われたとおりのプログラムを作る人ではないかと反論があろう。
そうではない、真のプログラマーとは何でもできる人だ。
経営も分かれば管理もわかる。営業も分かれば製造もわかる。
音楽にも心を馳せ、野球も見る。
こんな全人格的な人が真のプログラマーだ。

NASAで勤務したことのあるITエンジニアが述懐していた。
自分はITエンジニアとして相当の自信を持っていたが、NASAに来て参った。
たしかにIT技術では引けを取らないが、自分はITしか知らないことを思い知らされた。
彼らは経済学にも文学にも音楽にも造詣が深く、楽しんでいる。
自分にはIT以外何もない。

そうなのだ、日本の一般的にプログラマーと言われる人々は、コンピュータやある種の言語に特化して知っているが、政治にも経済にも疎く、簿記すら知らなかったりする。そんな人が尊敬されるだろうか、信用されるだろうか。

尊敬されるべきは、万事に精通して、プログラムを書ける人だ。
私の周りにはそんな人たちが何人もいる。

シリコンバレーの今井さんからも先日そういった指摘を受けた。
それで思わず持論を展開させていただいた。