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片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

ホンダの管理職試験

2012年12月18日 | 感動したこと
ホンダの技術系社員が管理職試験を受けるとき、候補者には1年前からやらねばならないことがある。それは、関連企業に行って工場を見学し問題点の指摘と改善提案をすることだという。一日工場を見てその夜レポートを作り翌日見学先の社長に報告し採点してもらう。それを年に10社こなすのだそうだ。それに合格しないと管理職試験は受けられないという。
必要なのは鋭い勘と経験だという。東大を出たという学歴が通用する世界ではないという。

本田宗一郎が社長を辞めた本当の理由

2012年12月18日 | 感動したこと
この話はホンダ社内では有名な話だそうだ。

排ガス規正法を目前に、ホンダはCVCCエンジンの開発に成功しつつあった。本田宗一郎は開発に携わっている社員に「世界にさきがけて成功したら、爆発的に売れるぞ!」とはっぱをかけた。すると社員の一人が「CVCCの開発は、会社のためではなく社会のためででしょう」と言ったという。それで本田宗一郎は社長を辞める決心をしたという。

私もホンダのN360の後買った車がシビックでした。


シリーズ二回目ヤマト運輸の話(毎週木曜EテレPM11:00)

2012年12月14日 | 感動したこと
スキーの宅急便を始めた翌年、大雪が降って、スキーや衣類が届かない事故が相次いだ。そのとき小倉さんは、お客さんの費用を全額持てと指令した。つまり、スキーウェアを買ったらその代金を払う、レンタルスキーを借りたらその代金を払うということだった。総額数億円かかったという。しかしヤマトの仕事というのはこういうものだということを社員に知らしめる社員教育コストだと考えれば安かったかも知れないと瀬戸さんはいう。

相手の立場に立って考える。瀬戸さんが小倉さんから教わったこと。

私がマッキンゼーに入った理由

2012年12月07日 | 感動したこと
株式会社フィールド&マウンテンの山田淳さんのお話をBPIAWebビジネス研究会で聞いた。

山田さんは10歳のとき屋久島の縄文杉を見て自分の人生が決まったという。一生自然と共に生きるということだ。

山田さんは東大を出て、登山人口をふやすためにマッキンゼーに入った。理由は、知恵も無く登山人口を増やそうとあがくのではなく、ちゃんとした戦略を立ててやりたいと思ったから。そのためマッキンゼーではBtoC企業のマーケティングのみ選んでやらせてもらった。

2009年のトムラウシ山遭難事故をきっかけに、その日のうちに辞表を出し、2010年「登山人口増の推進と安全登山の推進」だけやると決めて独立した。
辞めてから2ヶ月間マクドナルドやデニーズでEXCELと格闘していたという。それは、まだ何をするか決まってなかったので、マッキンゼーで培ったマーケティング手法を駆使して、何をしたら「登山人口増の推進と安全登山の推進」をビジネスでできるかをさまざまにシミュレーションするためだ。もう一つの理由は、その間に第二子が誕生して、自宅ではできなかったからだ。奥さんには感謝しているという。

山道具レンタル屋株式会社フィールド&マウンテンはこちら。


山田さんの想い。
人間は作ったものの中で生きていることが不自然。もっともっと自然に親しみながら生きるという方向に、必ず揺り戻しがくる。作ったものの中だけで生きているからいろんな問題が起きる。

山田さんは元世界七大陸最高峰登頂世界最年少記録者。

エヴェレストに登頂したときの話には正直驚いた。

以下メモ。

エベレスト 二ヶ月かかる
とにかくマスコミでる 資金稼ぎ

国立スポーツ科学センター 低圧低酸素室で 30分で5000メートルの高地環境まで行きそこで自転車を漕ぐ訓練をしたという。


脂肪が必要筋肉は期初代謝が多いので必要なだけあればいい。
こんなマイマーなスポーツを広めるのはどうしたいいか。

韓国は32パーセントの登山者、日本は10パーセント。
韓国の山は一番高くて1959メートルなのに。

日本の67パーセントが森林。
日本の観光収入の1・9パーセントが山ガールは登りたいわけではない。山業界は登頂だと思っている。
20代30代40代女性は登山に安いことを求めている。
でも店は高いものをうりつける。安全だと言って。

でレンタル業を選んだ。

富士山レンタル
22年2635
23年10922
24年20000人

富士山に登った人は次の山に登る

レンタルの時代。
物を持つのは価値がない。

レンタルをしているのではない。
登山人口をふやしている。

webの力で口コミでレンタルが広がった。
富士山の旅行会社にレンタルあるよってチラシにいれてもらいHPに誘導。
電話で必ず話す。安心。
コールセンターは山好きだから安心感。
ネットを使うところは使うがわざと不親切にしている、
電話で話したあと注文は顧客にいれてもらう。

敵はグリーとDeNA、週末48時間の取り合い。

自然の中に戻さないと、だめ、人間を自然に戻したい。

売れ残らないTシャツの作り方見つけました!

2012年11月29日 | 感動したこと
日経ビジネスの記事です。
若者がインターネットというプラットフォームがあるからできるビジネスモデルで果敢に挑戦していく、素晴らしいです!!


これは第56回目からウロコのビジネスモデル研究会で取り上げたました。
こちらにそのときのレポートがあります。

お絵かき大好きドットコムとの連携もしましたよ。




人類の歴史から見ると、言葉を覚えたのは12月31日夜10時

2012年11月28日 | 感動したこと
昨日の「目からウロコの新・ビジネスモデル研究会」は、スポーツビジネスを立ち上げて急成長を目前にしているアスリード社の話を聞きました。

スポーツの語源は遊びだそうです。
日本のスポーツは富国強兵を目的とした明治時代の体育から始まったので、鍛錬というイメージが強いが、欧米では、チェスもダーツもスポーツとか。
また、国民皆保険の日本では、病気になったら医者にかかればいいという考えがあるが、もし健康保険がなかったら病気にならないように自分の健康のことには最大限に注意を払うはずだ。こんなところにも自立していない日本人が垣間見える。
スポーツは、会社の壁、年齢の壁、心の壁を取り払って、人が自立して生きていくために非常に重要な人間関係を築くのに最適だという。

懇親会で、目からウロコが何枚も落ちたと語っている人がいた。



情報化社会の次は「ものづくり」の時代がやってくる。

2012年11月13日 | 感動したこと
2012年11月13日朝日新聞。

「ロングテール」や「フリー」の著者のクリス・アンダーソン氏。
自宅のパソコンで設計図を作り、3Dのインクジェットプリンターで試作品を作る。
しかもそれを売る。多くても1万個程度の市場を狙う。ネットで販売するから可能だ。大量生産の大企業は決して参入できない。
新しい産業革命が始まったという。
情報やツールを大企業も個人も平等に使える時代だ。

大量生産の大企業は今後も必要だ。しかしそれだけではない時代になってきた。新しい家内工業の時代だ。
エントロピーは増大と縮小を繰り返す。






NHKスペシャル メイド・イン・ジャパン逆襲のシナリオ 第2回復活への戦略を見た

2012年10月29日 | 感動したこと
NHKスペシャル メイド・イン・ジャパン逆襲のシナリオ 第2回復活への戦略

中国のハイアールに買収された元三洋電機のタイ工場は、三洋電機時代は赤字続きだったが、ハイアールになったとたん黒字になった。作るものも工場設備も人も何も変ってないが黒字になった。
三洋時代は、営業の情報は工場には来なかった。ところが今は、工場も売上責任を持たされる。その結果工場長も街に出て家電店を見て回るようになった。
お客様は神様ですと言いながら、いい物を作っているのだから買ってくれるはずだというおごりがあった。それが今は無い。中国の富裕層向けには真っ赤な扉の冷蔵庫を作るし、中近東向けには盗難が多いので鍵付きの冷蔵庫を作るなどだ。

ダイキン工業は、ライバルの中国企業に技術供与して世界一の座を得た。
トヨタもハイブリッド技術をヨーロッパの会社に与えることで欧州進出を果たした。

優秀な若者がアイデアをネットに投稿して資金を集め、次々と起業してゆく。

実に痛快な番組だった。

日本の閉塞感は、外国人に言わせるとムード的なものがあるという。だったらこういった元気な番組をきっかけに立ち直ることもできるのではないだろうか。

ビッグプロジェクトに立ち向かう若者からのメッセージ

2012年10月04日 | 感動したこと
「とにかく成功の為なら嫌われものだろうが何だろうが、やり抜く覚悟でいます。

立ち上がった暁には、祝杯って事で、お願い致します(笑)」

彼はプロマネでもなんでもありません。
言わばただのお雇い外注プログラマー。
それでもこれだけの気概を持って仕事に取り組んでいるのです!!

私はこういう若者をほんとうに大事にしたい。
日本の明日を担うのは気概を持った若者です。
既存組織ではありません。

手間を売る

2012年09月30日 | 感動したこと
戦後、川崎競馬場で、夫を亡くした婦人が働きたいと言って来た。
その婦人は競馬場の食堂で働いて、6人の子供を育て上げた。
6人の長男が言う。母はいつも言ってました「手間を売るんだ」と。
見た目の物を売るのではない、一手間も二手間もかけて料理を作りふるまうのだという。

脱帽です。参りました!

ネット時代のアパレル革命

2012年08月29日 | 感動したこと
あなたのデザインが採用されたらTシャツ1枚売れるごとに500円差し上げます。
こんな仕組みでビジネスを始めたカラフルボード。

第5回のコンテストが始まってます。
どのTシャツが好きですか?

昨日の目からウロコの新・ビジネスモデル研究会は、カラフルボードの渡辺社長のお話で盛り上がった。
弱冠32歳。
この頃は怖いものも無く一番起業しやすいと思う。
応援しますがんばってください。




昇進を目指すのをやめれば自由になる

2012年08月25日 | 感動したこと
被災者支援システムを作り、それを全国の自治体に普及させる努力を休まず続けておられる吉田稔氏の講演を聞いて思わずくちをついてでたことばがある。
「昇進を諦めれば自由になる」
この言葉は、65歳の私が言っても何の重みもないことはわかっている。
でも吉田さんの生き方は、市役所の職員になったのだから市民のために働く、家族を二の次にして働く。
それだけだ。
誰にも真似できない生き方かもしれないが、このように生きられたら最高だと思う。