株式会社フィールド&マウンテンの山田淳さんのお話を
BPIAWebビジネス研究会で聞いた。
山田さんは10歳のとき
屋久島の縄文杉を見て自分の人生が決まったという。一生自然と共に生きるということだ。
山田さんは東大を出て、登山人口をふやすためにマッキンゼーに入った。理由は、知恵も無く登山人口を増やそうとあがくのではなく、ちゃんとした戦略を立ててやりたいと思ったから。そのためマッキンゼーではBtoC企業のマーケティングのみ選んでやらせてもらった。
2009年の
トムラウシ山遭難事故をきっかけに、その日のうちに辞表を出し、2010年「登山人口増の推進と安全登山の推進」だけやると決めて独立した。
辞めてから2ヶ月間マクドナルドやデニーズでEXCELと格闘していたという。それは、まだ何をするか決まってなかったので、マッキンゼーで培ったマーケティング手法を駆使して、何をしたら「登山人口増の推進と安全登山の推進」をビジネスでできるかをさまざまにシミュレーションするためだ。もう一つの理由は、その間に第二子が誕生して、自宅ではできなかったからだ。奥さんには感謝しているという。
山道具レンタル屋
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山田さんの想い。
人間は作ったものの中で生きていることが不自然。もっともっと自然に親しみながら生きるという方向に、必ず揺り戻しがくる。作ったものの中だけで生きているからいろんな問題が起きる。
山田さんは元世界七大陸最高峰登頂世界最年少記録者。
エヴェレストに登頂したときの話には正直驚いた。
以下メモ。
エベレスト 二ヶ月かかる
とにかくマスコミでる 資金稼ぎ
国立スポーツ科学センター 低圧低酸素室で 30分で5000メートルの高地環境まで行きそこで自転車を漕ぐ訓練をしたという。
脂肪が必要筋肉は期初代謝が多いので必要なだけあればいい。
こんなマイマーなスポーツを広めるのはどうしたいいか。
韓国は32パーセントの登山者、日本は10パーセント。
韓国の山は一番高くて1959メートルなのに。
日本の67パーセントが森林。
日本の観光収入の1・9パーセントが山ガールは登りたいわけではない。山業界は登頂だと思っている。
20代30代40代女性は登山に安いことを求めている。
でも店は高いものをうりつける。安全だと言って。
でレンタル業を選んだ。
富士山レンタル
22年2635
23年10922
24年20000人
富士山に登った人は次の山に登る
レンタルの時代。
物を持つのは価値がない。
レンタルをしているのではない。
登山人口をふやしている。
webの力で口コミでレンタルが広がった。
富士山の旅行会社にレンタルあるよってチラシにいれてもらいHPに誘導。
電話で必ず話す。安心。
コールセンターは山好きだから安心感。
ネットを使うところは使うがわざと不親切にしている、
電話で話したあと注文は顧客にいれてもらう。
敵はグリーとDeNA、週末48時間の取り合い。
自然の中に戻さないと、だめ、人間を自然に戻したい。