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片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

杉浦さんの医療情報システムに関するコメントが315回で終わりました。

2014年10月09日 | 感動したこと
病院総合システムを構築してきた杉浦さんの最後のコラム(コメントで書いてます)が終わりました。

杉浦さん、ごくろうさまでした。
そしてありがとうございました。

今後はご自身のHPを立ち上げて、こちらで書かれます。


東吾妻町「GO!農プロジェクトツアー」

2014年10月05日 | 感動したこと
20名の方々が参加してくださいました。
感謝!!

東吾妻町(ひがしあがつままち)は、観光客が通り過ぎる町なのです。
つまり、関越の渋川伊香保インターから草津や万座へ向かう途中にある町です。
JR吾妻線では、高崎から乗って、万座鹿沢口に行く途中の町。

山でもなく里でもなく、これと言った特徴のない、平凡な里山。
町の森林面積が80%という、本州で海から一番遠いところに位置する山間の静かな町。

大昔から土着した人たちが静かに暮らす町。
大和武尊の、入水した妻オトタチバナヒメ偲んで発した「あずまはや」から付けられたと言われる吾妻。

歴史はあるけど、明治以来の工業化社会からは完全に取り残された町。

でも、時代は大きく変化して、一周も二周も遅れてしまったことが、今新しい。

私の呼びかけに20名の方々が参加してくださいました。
三菱商事のOBお二人を始め、女性経営者、18歳の大学生まで、各界各層の、私から見たらキラキラ光る人たちばかり。

みなさん、濃い一日を楽しんでいただけたようです。
ありがとうございました。
ここから何かが始まると思います。
こういったツアーを年に数回実施したいと思ってます。

地元の心のこもった手作り昼食。






学生が、先生をやめさせないでくれと嘆願した、文章講座の丸山有彦氏

2014年09月06日 | 感動したこと
私が、応援している一人に丸山有彦(なおひこ)氏がいる。
日本語の達人だ。
日本語のバイエルというコラムを、自身のブログで書き続けている。

彼の持論は、日本語はリズムと論理で考える、日本語は主語述語ではなく主部述部で構成されている、ということだ。
彼は日本語文法を解明しつつある。

そもそも文法などというものは最初は存在しない。
有史以来発してきた言葉があり、それを後世の人が覚えやすくするために理屈をつけただけだ。
だから方程式があるわけではない。だから非常に難しい。彼はそれにチャレンジし続けている。
そしてどんな国語学者よりも明快に日本語を解き明かしてみせてくれ始めた。

そんな丸山さんが、ある大学で文章講座を持ち始めた。
しかし大学の事情で来年続けられるかわからないということになった。
心配した学生が、丸山先生の講座を聞きたいから辞めさせないでくれとアンケートに答えたらしい。
そして来年も講座は継続されることになった。

日本は、少しづつだが本物が評価される時代になりつつあるようだ。
そのことはいろんな場面で感じる。
インターネットが寄与するところが多い。

文章講座と言えば、元日本経済新聞の記者だった坪田知己さんの文章講座も大人気だ。
坪田さんの持論は「あなたは夏目漱石にはなれない、しかし夏目漱石もあなたにはなれない。あなたにしか書けない文章がある」だ。

お二人とも私のとても大事な友人だ。
おこがましいが。






トイレの水を流すときは、海のことを考えなさい

2014年08月08日 | 感動したこと
この方は海で育った方で、お子さんにそう言い聞かせているのだそうです。
それを聞いたとき私は、一瞬何のことかわかりませんでした。
海のことを考える?
海は広いな大きいな?

そういうことではなかったのです。

汚物をジャーッと水で流しておしまいに私たちはするけれど、その汚物が海に流れ込むのだよ、という教えでした。

人は生まれ育ちによって、物事のとらえ方や感度の鋭さが違うと思う。
人が何か理解できない不思議なことを発言したときは、すぐに聞いてみよう。
なぜそう思うのか、そう発言したのか?
予想もつかない答えが返ってくることがあると思う。

人みな教師。
自己主張は大事だけれど、それ以上に人の言うことに傾聴しないと、ひとりよがりになったり浅薄な考えのままで生きていくことになる。


名だたる競合を打ち負かして受注できたのは何故か

2014年06月23日 | 感動したこと
当たり前と言えば当たり前すぎることではある。

ある企業の基幹業務全面刷新にあたり、大手や、過去に経験のある企業に伍して、新参ITベンダーが受注した。

なぜ受注できたのか?

それは、徹底したヒアリングだった。
新参ITベンダーのSEは、今どんな風に仕事をしているのか、どんな問題をあなたは感じているのかなど、根ほり葉ほり事業部門に行って聞き出すのだ。
上司ですら自分がどのように仕事をしているかをつぶさには知らないのに、外部の人が熱心に聞いてくれる。
現場の実際に仕事をしている担当者は、それだけで感激してしまう。
これまでのシステムが使い難かったら尚更だ。

結果として、新参ITベンダーは、ユーザ部門の信頼を、提案以前から得てしまったのだ。

システム開発は、残念ながら、どんな方法論よりも、だれがやるかに依存している。
これは何十年経っても変わらない現実だ。

だったら、あなたに頼みたいと言われるようなエンジニアに、マネジャーになろうではないか。

このケースでは、発注側のマネジャーが、ぜひあなたに頼みたいと思っていると頭を下げて言ったとのことだ。
SE冥利に尽きるとはこのことだ。




16歳のとき、急性リンパ性白血病を発病した金生 展子(かのお ひろこ)さんの生き方

2014年06月16日 | 感動したこと
BPIAの第78回目からウロコの新・ビジネスモデル研究会です。

涙なんかありません、笑っちゃいます。
そして感動します。

仕事に行き詰まりや惰性を感じておられる方、ぜひおいでください。
元気をいただいて帰れると思います。

どなたでも参加できます。
私が司会です。






日本の旅館に元気になって欲しい

2014年04月22日 | 感動したこと
陣屋の宮崎社長。
自社のシステムをセールスフォースを土台にして構築し
完全情報共有を実現し、短期間で収支も改善。
その仕組みをほかの日本旅館にも使ってほしいとワゴン車で一年間に1万キロ。
いまでは80旅館がつかっているそうです。
宮崎さんの叔父さんは宮崎駿さん!

昨日はシステムイニシアティブ研究会第37回例会でした。
とてもとても示唆に富んだお話が聞けました。

問題を解決するのではない、うまく行っているケースを発見してそれを普及させるのだ!

2014年03月27日 | 感動したこと
BPIAの「第75回目からウロコの新・ビジネスモデル研究会

ベトナムの子供たちが栄養失調で苦しんでいるのを、まったくお金をかけずに半年で解決した事例がある。

村の子供たちをよく観察すると、同じ貧しいあ家庭の子供でも、健康な子供がいる。
その子たちの家に行ってよく観察していると、以下の3つのことがわかったという。
1.さつまいものつるなどをすりつぶして子供に食べさせている。
2.一日三食ではなく、一日に4,5回に分けて少しづつ食べさせている。
3.田んぼの小さなエビやカニを食べさせている。

このやりかたを普及させたところ65%の子供たちの健康状態が改善されたという。


こういった事例を沢山聞いて、みんなでディスカッション。
実に目からウロコのセミナーだった。

講師はこのお二人。

マレオコンマネジメントの太田信之代表

トリプル・ウイン・パートナーズの目黒勝道代表パートナー

富士男だよりに詳しく書いてあります。
ご参考にどうぞ。


ベトナムの話はこちらにあります。




成功の反対は失敗ではなく「何もしなかったこと」 栗城史多氏

2014年03月25日 | 感動したこと
生きるとは長く生きるかどうかではなく、何かに一所懸命打ち込んで、そこに向かって命を燃やしていくことだと思います。たとえ90歳まで生きたとしても、夢も目標もなく、何にもチャレンジしない人生はつまらない。

山登りでは、一歩を踏み出さないと頂上には行けません。登山に限らず、地上のいろんなチャレンジにおいても、「できる」「できない」と考える前に、まずはやってみることが大切だと思うのです。

私がエベレストを登頂できずに下山して帰ってくると、周りからは「失敗した」って言われるんです。でもそれはちょっと違います。成功の反対は失敗ではなく、ほんとうの失敗は「何もしないこと」です。


栗城史多

病院設計のプロにお話を伺いました。

2014年03月13日 | 感動したこと
東急建設の高根沢さんから、長年病院設計をされてこられた袴田卓志さんをご紹介いただいた。
私が高根沢さんに、宮田眼科病院の情報システムを作っている杉浦さんの話をしたことがきっかけだった。

袴田さんんに、病院設計で一番心がけていることは何ですかと伺った。
「病院は患者が安心して過ごせる場でなければならない。セカンドオピニオンも気軽に話せる場でなければならない」と即座におっしゃいました。
具体的にどう設計するのか詳しいことは聞く時間が無かったが、セカンドオピニオンまで、病院設計の段階で配慮するとは、驚きました。

高根沢さんありがとうございました。