今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

夫の一周忌を迎えて

2016-12-16 07:41:02 | 家族

一昨日の12月14日は、夫の命日でした。

深く思い過ぎると、とても辛く悲しい日であったことでしょう。

確かにその前夜は、胸が詰まりそうなくらい、心に溢れるものがありました。

翌朝を迎えるのが怖いくらい、だったのですが。

命日は、心配したほどの落ち込みもなく、元気に過ごすことができました。

 

 

長女が、会社を休んでまで、我が家に来る気遣いを示してくれたからでしょう。

ある部署の部長といった要職に就き、多忙を極めています。

最近は、二度ほどテレビ出演も・・・・・・。

一度しか、私は観ていないのですが、余りに現実離れした出来事で、わが子のような気がしませんでした。

コメンテーターと堂々と渡り合って対談形式でしゃべっている娘を見たときは、本当に驚き桃の木山椒の木。

夫に見せてあげたかったです。

 

同じ最寄り駅に住む次女のように、住まいも近くではありません。

ですから、私はめったに会えなくて、ちょっと寂しい心境でした。

電話では、時々話をしていますけれどね。

 

ですから、久しぶりに長女のMちゃんと会えるとあって、朝から何となく、ワクワクソワソワ。

大掃除中で中途半端にしか整理できていなかった各部屋を、見た目だけでもきれいにすっきりとしておかなくては、なんて思ったりして。

子供にまで見栄を張って変なお母さん。

見栄ではなくて、親は子供に模範を示さなくては、といった頑張りです。(笑)

 

そんな心持でしたから、夫への思い半分が長女に向けられることとなり、一周忌を迎えた寂しさや悲しみを、随分和らげることができました。

Mちゃんの気遣いが、その日は取り分け嬉しかったのです。

パパも、さぞ喜んだことでしょう。

 

 

仏前で拝んだ後、Mちゃんは、年末大掃除のお手伝いで大ハッスル。

屋根裏から、クリスマス用品を階下の居間に運び、ツリーを組み立て、イルミネーションの電飾を、すべて取り付けてくれました。

更に、私がまだ手を付けていない遣り残しのガラスの大半をあっという間に磨いてくれたMちゃんです。

 

供花をはじめ、お土産に、ケーキやプリン、おみかんまでも。

もちろんまず、パパへお供えをしてくれました。

 

お昼食は、娘が予約してくれた、和食処へと、出かけました。

わが家から、タクシーで7~8分ほどのところです。

Mちゃんの驕りとのこと。

パパの遺影も持って出かけた私たちです。

 

私は、前日から肉じゃがの下ごしらえをし、いつもと変わらない献立ながら、お昼は我が家でと思っていたのですけれど。

もう予約済みとのこと。

わが家の最寄り駅近くながら、私は初めてのお店でした。

雰囲気のある黒い木戸をあけると、すごい人。

このお店が如何に評判がいいか、一目で分かりました。

何と席はカウンター席。

予約した時、電話口でカウンター席になるかもしれませんと、Mちゃんは、すでに断られていたようです。

ところが、この席が私は結構気に入ってしまいました。

 

板前さんが、お料理を仕込んだㇼ調理する様子が目の前で見られて、とてもためになったからです。

大魚の包丁さばきのなんと見事なこと。

一品一品、どのお料理もお味がとても良くて、大満足だった私たちです。

Mちゃん、本当にご馳走様でした。

 

 

 

  

 

たくさんお喋りし過ぎて、少々お疲れ気味になってしまった私。

帰りのバスで、居眠りし、降りなければならないバス停を乗り過ごしてしまいました。

循環バスなので、そのまま乗車し、そのバス停に戻ったところで下車。

電車ではたまにありますが、5~6分と乗車時間が短いバスでは初めての事ではないかしら。

倍以上時間がかかってしまいましたが、楽しいおしゃべりと美味しいお食事で、お腹も胸も一杯の私でしたから。

幸せすぎの惰眠による、間抜け動作ということに致しましょう。

 

Mちゃんのお蔭で、心潤う、幸せな一周忌となった一昨日。

誰よりも、旦那さまが喜んでくれたに違いありません。

 

何かと、若夫婦家族や妹、さらに友人達に励まされ、支えられて過ごした喪中の一年間でした。

そして、何よりも,夫が常にそばにいて私を見守ってくれているとの思いが、私を元気づけてくれました。

ブログを綴ることによっても、心の整理ができ、前向きに生きようと思えるようになりました。。

皆様の温かな応援も、どんなに有難かったことでしょう。

元気のもとにさせて頂きました。

私の拙ブログにお訪ねくださる皆々様にも、改めて心よりお礼を申し上げます。

 

喪が明けた今からが、私の正念場かもしれません。

ホッと気が抜けて、これまでの私のように体調を大きく崩すことのないように気を付けようと思います。

既に、ちょっと風邪気味で心配。

 

この一年間は、夫の写真をいつもバッグに秘めて、一人行動をするのを好みました。

そのおかげで、夫をそばに常に感じることがができ、私には一番望ましい過ごし方だったと思っています。

 

来年は、どんな暮らし方になるのでしょう。

まだ模索中で、色々夢を描いてるところです。

 


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