毎日、陽ざしが明るくて良いお天気ですが、身に突き刺すような冷たい空気の日もありますね~
気温の変化が割と激しいですから、悪い風邪をお引きになりませんように、皆さまくれぐれもお気をつけくださいね。
お正月も、もうすぐですもの。
そういう私は、健康管理は実にいい加減なところがあるので、こんなことを言える柄ではありませんが。
けれど、その割には重い内臓疾患といったような大病をしたことはない私です。
幾度か入院もしましたが、その原因は過労による、体調の急激な不調がほとんどでした。
肺炎、急性腎盂炎、その他いろいろ。
数年前の事になりますが、ひどい自律神経失調症にかかり、二年間くらい、本当につらい思いをしました
この時は、原因は過労ではなく精神的ストレスでした。
入院の時より、遥かに辛かったのですが。
お医者様から自律神経失調症といった診断を下されたわけではありません。
心を納得させたいがために、自ら、その様に決めつけた私でした。
納得させるということは、症状を緩和したり、心を落ち着かせる上で、とても大切なことですよね。
それを私は、この時、実証済みです。
納得して以降、一気に快方に向かいましたから。
中傷が静まってきた時期でもありましたけれど。
最近写真を撮っていません。
今日アップする記事は一月ほど前の我が家の庭の光景です。
原因不明で悩んだり辛い思いをしているときが、人の心にかかる負荷は一番大きいと思われませんか。
だからと言って、がんと宣告された時、気持ちが楽になるかどうか・・・・・・。
覚悟のようなものが、自分を支えてくれないでしょうか。
全く自信はありませんけれど。
私は納得して楽になるといった経験を、その時、確かにしました。
夫が肝臓がんを患い数度の大手術を受けている頃、他方では、数名の女性のブロガーさんから謂れのない誹謗中傷を受け続けていました。
その精神的ストレスが一番の原因だったかもしれませんが、かって経験したことがない幾つかの症状に見舞われ続けた私です。
顔がこわばるほどの酷い息苦しさ、のどの異常な渇き、味覚障害などだったのです。
約二年間ぐらい続いたでしょうか。
今はすっかり回復したといっていいでしょう。
私が自分でも意外に強いと思う所は、そのような逆境にあっても、決して心はくじけない事です。
もちろん、夫に体調不良の弱音を吐くことは幾度もありましたが、心まではさほど暗くはなりませんでした。
夫が入院中は、遠方でしたが連日見舞いました。
いつも通りに、家事もし、買い物にも出かけ、妹との電話のお喋りもしていました
妹には、謂れなき中傷の愚痴を吐き出し、よく受け止めてもらったものです。
或る時は、酷い息苦しさで、声も出なくなってしまって。
電話のあまりに弱々ししい声に、妹がビックリ仰天して、飛んで我が家に来たこともありました。
そういえば、忘れていました。
もう一つ、とても心配な症状が.
病院の診断は、頚椎脊椎症ではなかったかしら。
首の痛みとだるさが異状で、本当につらかったです。
一時コルセットを装着していたこともありました。
私の声の余りの弱々しさを心配してすっ飛んできた妹でしたが。
私の首が前に垂れていて、姿勢の異常な悪さに気が付き、またまたびっくり。
「お姉さま、どうなっちゃったの?」と言って注意を受け、私も初めて自分の病的な姿勢に気が付くといった有様でした。
家を去る前に、妹が「首を上げる」だったかしら。
私がほとんど1日中居る、キッチン兼ファミリールームの至る所に、その言葉を書いた大きな紙を貼り付けて帰りました。
すべてが自律神経失調症によるものかどうかわかりませんが。
いろんな症状が私を襲ったあの頃の事を、なぜ夫の命日の前に思い出したのでしょう。
すべてそれを乗り切れたのも、夫のいつもと変わらない淡々とした冷静な態度のお蔭だったかもしれません。
そのせいで、世間知らずで心身ともに虚弱だった私が、嫁いでから次第に逞しくなっていきましたから。
それにしても、体は正直なものですね~
自分では、精神力でそのストレスを乗り越えているつもりでしたのに、あれほどの症状が体に出てくるのですから。
何故、こんな罵詈雑言を私は浴びなければならないのか?、と理解に苦しむ日々だったからでしょう。
納得がいかないことの心の負荷がいかに大きいかが、この場合にも当てはまるようです。
ごめんなさい。
嫌な過去の出来事を蒸し返してしまいました。
このように、精神的には割と逞しい私でも、今年の前半は、折々で、心が大きく揺れ動き、辛い時期もありました。
けれど、家事を投げ出すことはなく、いつも通りに、毎日の日課をこなすリズミカルな暮らしはできるだけ心がけてきました。
主婦の私には、誠に平凡だけれど、日々の家事が、何にもまして、心の励みと支えになっているのかもしれません。
「お姉さまは、とても逞しい~」
と、最近妹に言われました。
本当に逞しいのかどうかは分かりません。
体力がないため、時々心身ともにぐったりしてしまうことは、日常茶飯事の私です。
でも確かに立ち直りは早いです。
来る年も、いかなる困難にもくじけないで、もっともっと素敵な日々を凛とした姿勢で送れるように、努めたいものです。
いつも掛け声だけは、よいけれど。
有言不実行になりませんように。
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