今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

余生の愉しみ方は人様々

2018-04-21 07:08:56 | 暮らし

4月20日朝からの記述

 

今日からでした(明日だったかしら?)真夏日のような気温になるとの予報。

今年の春は、気温が定まらず、寒い日、風の強い日も多く、なんだか穏やかな春らしい気候とは、趣が少し違うように感じます。

その犠牲に一番なったのが、桜。

厳しい寒さが続いた後、気温が急上昇し、その激しい変化に桜が驚き、強制的(?)に開花させられたような感じでしたね。

そして満開時になると、荒っぽい風が吹き、瞬く間に散ってしまいました。

桜は恐らく入学シーズンの時季に咲くことを、一番願っているのではないでしょうか。

そう思うと、ちょっぴり悲しくなる、今年の桜の花の姿でした。

 

目黒川沿いの桜

 

観桜を目的とした旅行は、一番難しいとよく言われます。

お天気の気まぐれにより、開花日に大きなずれが生じてくるからでしょう。

 

昨年の春、三越・伊勢丹ツアーで、小諸方面に桜見物の一泊旅行をした時は、幸いにも、そのタイミングが、ぴったり。

心からお花見を愉しむことができました。

 

小諸にて

 

昨年、一昨年は、何かにとりつかれたかの如く、私にしては珍しく、度々旅行を愉しみました。

カテゴリー旅行のサイトを開くと、その行動力に何だかビックリ。

自分ではない、と思えてしまうほどです。(笑)

 

もしかすると、夫がいなくなった寂しさを、紛らわしたかったのかもしれません

ツアーに、とても割高な三越・伊勢丹旅行を選んだのには訳があります。

観光バスのラグジュアリーさ、ゆとりが十分ある時間。

ホテルと料理好きの私の好みにぴったり合った宿泊先と食事処。

体力に自信が持てない私には、少々高くても、この上なく合った旅程でした。

 

他にも、妹と旅行にも出かけました。

墓参ゃ法要でも度々、郷里の広島へ。

その都度、旅行も愉しみました。

 

 箱根 湿性花園

 

何とか遺族年金の範囲内で賄うこともでき、貯金は切り崩さない方針を守り抜くこともできました。

日頃の節約のお蔭、と言ったところでしょうか。

でも最近、思うことがあります。

このお金の使い道が、私の余生を、心から愉しむ最善の方法なのだろうか、と?

 

旅行は、準備のストレスが、私は相当なものです。

家を出ると、嘘のように一気にそのストレスから解放され、旅行モードに浸ることができるのですけれどね。

もう一つ、旅行から帰宅後の、疲労による一週間程度の体調不良が結構つらいです。

 

倉本聰氏が、おっしゃっています。

残りの人生をどう生きるか、いろいろな選択肢があると思いますが、そのことによって喜びを見いだせるか見いだせないか、大切なのはそこでしょうね。それが元気と活力の源になると思うんです。自分が何に喜びを感じるのか、それを識ることこそが次の生き方につながっていくのではないでしょうか。

この言葉は、仕事を離れた人に向けられているように感じましたが、すべての人に通じることですね。

この記事を目にし、私の疑問は、益々大きくなりました。

 

私は時間的余裕ができ、その時間の一部を、見聞をもっと広めるために旅行をしましたが。

そのための大きな出費に、納得していない自分がいます。

限られた余裕資金の使い道が、私の場合、他にあるのではないか、と。

もっと、心から喜べ、私の気持ちを豊かにしてくれる。

思い切って、旅行への未練は、もう立ちきってしまおうか、と。

 

京都の天龍寺

 

その理由は、もう一つあります。

脊椎間狭窄症と診断を受けてからは、自分の脚にすっかり自信を失ってしまっています。

今も、多少のしびれがあるためか、再発の怯えが付きまとって離れません。

旅行を愉しんでも、万一、その無理がたたり、また狭窄症が再発するといった事態になれば・・・・・・。

取り返しがつかないことになるやもしれません。

その可能性は十分あります。

その後悔を覚悟してまで、旅行に出かけたいとは思えない私です。

 

そのために出費するお金を日々の暮らしの潤いのために使うことにすれば、一気に生活に余裕が生まれてきます。

日頃の節約精神をもう少し緩め、愉しみ方に幅を持たせられます。

そう思うと、色々夢が膨らんできて。

 

あまり無理はできない体に、益々なってしまったわたしですが.

余生の愉しみ方は、いろいろ。

正解なんてありません。

 

海外国内ともに旅行を頻繁に楽しむ妹夫婦の姿を見て、私も家に閉じこもってばかりいてはいけないと・・・・・・。

焦る気持ちがあったのかもしれません。

今後はそのような気持ちは抱かないようにしましょう。

私は私らしく、無理なく心から楽しめる道を、歩んでいこうと、今改めて思っています。

 

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