万平ホテル
ピントの合ってない写真ばかり・・・・・・
撮影の腕前が、もっと上達してくれないかしら・・・・・悩ましい私の課題です。(笑)
楽しかった旅行中、ブログへ載せる紀行文の事を考える度に、宿題を抱えているようなストレスが、幾分ありました。(笑)
まだまだ、書き慣れているとは言えない私。
文を書くことに、もっと自信が持て、楽しくなれば、こんなストレスとは無縁になれるのでしょうね~
早く、そのような日が訪れてほしいものです。
細かい説明は省略し、私の感性のみで、無責任に思い出を綴るつもりでいます。
そのため。、軽井沢へのお出かけをを検討しておられる方々の参考には余りなりませんので、ご承知置き下さいね。
とある私鉄の駅に9時に集合する約束だった私達ですが、年寄りの事。
慎重を期して早めに到着。
長女と、さっちゃんは、約束時間より15分ほど遅れてやってきました。
実は前日から、さっちゃんが38℃以上の発熱で、ママは退社後、医院に連れていく等、対応に追われ、大変な事に。
最悪の場合は、私と夫の二人旅になるところでしたが、何とか熱は下がり、無事に出発できた娘親子でした。
良かった!良かった!と胸を撫で下ろした次第です。
余程慌てたのでしょう。
着のみ、着のままで出てきたの、といって旅行必須の帽子を忘れてしまったようです。
さっちゃんは、いつもの元気がまるでない上、JRの電車内でコップ一杯分ぐらい戻し、先行きへの不安が益々大きくなりました。
ところが、それが却って、良かったようです。
悪い物が体内から出てしまった事により、気分の悪さが、みるみる解消されたようでした。
軽井沢の駅に到着の頃には、見違えるほど元気に。
東京駅から、1時間で到着。
私の住まいからでも、効率よく交通を利用すれば、二時間の行程で辿りつけます。
長野新幹線が開通以来、憧れの軽井沢別荘地が、こんなに身近になったとは、今回の旅行に至るまで知らなかった私。
実は私は、この地に足を下ろすのは、今回が初めての事。
何故、この年齢になるまで、一度も訪ねなかったのでしょうね~
自分でも不思議に感じるほど。
理由はよく分かりません。
その訳をあえて言うなら、一時期から、若者の行き交う俗化した軽井沢を、思い描くようになってしまったせいかもしれません。
しかし、その予想は見事に覆され、私は、奥の深い軽井沢の魅力の虜になってしまいました。
軽井沢駅に到着するなり、霧の摩周湖ならぬ、霧の軽井沢の洗礼を受けた私達。
霧か雨か見分けが付かないようなしとやかな雨が、途中から降り始め、旅行初日は、天候に恵まれませんでした。
荷物のキャリーバッグを引きながら、雨の中、私達はホテルへと。
旧銀座通りへと続く軽井沢本通りをしばらく歩き、右折すると、そこはまさに、私が心に描いた絵のような緑滴る閑静な別荘地。
一方通行の細い散策道は、霧で霞み、幽玄の世界に迷い込んだような情趣を醸し出していました。
細い小径の両サイドは、おしゃれな別荘が点在する林。
人影はまだらで、森閑とした雰囲気です。
私は、ただならぬ感動に心を揺さぶられ、軽井沢に足を踏み入れた実感に浸っていました。
その道を抜ける手前、林の中に、、万平ホテルの重厚な山荘風の建物の姿を見えはじめました。
そこに、駅から、徒歩20分程度かかったでしょうか。
これが多くの文豪が宿泊、執筆し、小説の舞台にも度々なったところ。
ジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫婦が愛して止まなかった、かの有名な万平ホテル、との思いで、しばらく老舗の建物に見入ってしまった私です。
ホテルの印象は、都内の瀟洒ななホテルのような豪華さはなく、西洋に和風も幾分加味したような、実に落ち着いた趣です。
しかし創設が明治に由来する伝統の重みが伝わってきました。
漂う品格と風雅さはさすが。
去年訪れた、蓼科のホテル同様、私は、すっかり魅了されてしまいました。
娘曰く。「上高地の帝国ホテルに雰囲気が似てるわよ。」と。
めったに旅行しない私には、非日常の空間に浸れるホテルの選択は、疎かにできません。
観光はほどほどにし、素敵なホテルで日頃の心身の疲れを癒し休めることも、旅の重要な目的の一つにしているからです。
今回の旅では長女夫婦が、以前に宿泊したことのある、このホテルを、迷わず選んでくれました。
そんな私のホテルへの思いを見事に表したポスターが、ホテル内の廊下の壁に貼られていました。
それを目にした時、言われもなく感動し、しばし見入ってしまった私です。
そのポスターとは・・・・・・
万平ホテルの客室でくつろぐ吉永小百合さんの姿が映った、JRの大人の休日倶楽部の広告です。
この写真の前を通る旅に、私の足が止まり、しばしの感慨。
ゆったりした時の流れの中で、気ままな観光。
その後、素敵なホテルで美味しい食事を堪能し、夜は読書にふけるひと時。
まさに私の理想の旅の姿です。
こんな一人旅に憧れ続けながら、実行に移す勇気が、いま一つ湧きませんでした。
背中を押され、励まされたような気分にも・・・・・・・
旅への私のこの思いをを叶えるには、軽井沢は、まさに最適の地だと、今回の旅でしみじみ思いました。
車を使用しなくても、奥深い情緒を味わいつくせる環境が、このホテルの周辺だけでも、豊かに存在するからです。
室生犀星、堀辰夫、芥川龍之介、川端康成、その他そうそうたる文人が心から愛し、憩いの場を求めたこの地の魅力を、もっともっと深く私も味わってみたいものと・・・・・・
そのためには、このホテルの雰囲気と、立地条件は、まさに申し分ないものと感じました。
時々心をリセットするために、通いたいな~と思いましたけれど・・・・・・
腰の重い私に、果たして実現できるかしら?(笑)
夕食はフランス料理のフルコース。
レストランは、新たまった雰囲気のする豪華なホールで、凝った意匠の天井やステンドグラスに、明治以来の歴史が匂い漂っています。
自然の素材を生かした薄味のお料理の数々。
美しい盛り合わせにもうっとりしながら、堪能しました。
この日は、さっちゃんは、お食事がまだあまり食べられないとかで、私達のプレートから少しずつ取り分けてあげました。
私達が宿泊したところは、新館の客室でしたが、このホテルの良さを満喫したければ、アルプス館が良いでしょうね~
先程載せたポスターの写真の客室がアルプス館の室内です。
但し部屋数が少ないため、余程早めの予約でないと、確保は難しいのかもしれません。
下の写真は、アルプス観の廊下です。
ジョン・レノン夫婦の写真も飾られていました。
あらぁ!今日はホテルのお話ばかりになってしまいました。
非日常空間のホテルへの関心がとても深い、いかにも私らしい記述です。
次回からは、観光の思い出を語りたい、と思います。
旅行後からは、PCに向かうスタンスを大きく変える決断がやっとできたようにも・・・・・・
家事大好き、しかし体力が余りない。
そんな私が、限られた貴重な時間内に、毎日投稿しながら日々の日課をすべてこなすのは、所詮無理な事。
PCに向かう時間を大幅に縮小、制限し、それ以上は取り組まないことにしました。
ですから、今後は週に1~2回の投稿になるかと思います。
誠に気ままな投稿で、お訪ね下さる方々には、申し訳ない気が致しますが、今後とも末長いお付き合いのほど宜しくお願い致します。
スカートの大嫌いなさっちゃんが、レストランでのお食事の前に、いやいやながらやっと身に付けてくれたワンピース。
めったに撮れない、貴重な写真です。(笑)
何と、下にショートパンツをはいちゃいました。
ババは、将来がチョット心配。(笑)
右の写真は、私達が宿泊した室内。
手前に、もう一つベッドがあります。
ロンドンオリンピック、いよいよ始まりましたね~
写真を日記に貼り付ける作業をしながら、テレビを観ています。
如何にもイギリスらしい、牧歌的な温かな雰囲気で始まった開会式。
美しいイギリスの風景を懐かしく想い出しながら、感激に浸っています。
日本頑張れ!世界中の選手達、頑張れ!
お立ち寄り下さいまして、有難うございました。
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