今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

年重ねると身に染みる優しさ

2012-07-06 08:34:17 | 暮らし


           

                          今日は優しい雨が降っています。前に撮ったカシワバアジサイ。
                 今では元気を失くし、日を追うごとに悲しい姿に。
                 名残惜しくてたまりません。

最近は、歳のせいでしょうか。

他人の優しさ、親切等に、とても感激しやすくなってしまったようです。


歳による、こういった心情の傾向に、悪徳業者はあざとくつけ込んでくるのでしょうね~

そのように自身で認識出来ている間は、私はまだまだ大丈夫では。

長女婿のHさんは、「お母さんは、投資顧問に騙されただけだよ」って言いますけれど・・・・・・

私は、どんな状況に置かれたにせよ、投資は自己責任と思ってきましたから、顧問に愚痴や不平を述べたことは、ほとんでありませんでしたよ。

 

更に白アリの件によるリフォーム会社への対応でも、甘過ぎると注意を受けました。

彼が、「見積もりに計上された金額を値切るのは、当たり前のことだ」って言うのです。

公認会計士の資格を持つHさんの経済観念は、人並みではありません。

彼の言うことはもっともな事かもしれないけれど・・・・・・

私は性格的に、とても値切ったりは恥ずかしくてできません。

大阪の人は値切るのが上手って、よく耳にすることですが、本当ですか。

Hさんは、関東生まれの関東育ちですけれどね。

 

最近の日記は、いつも前置きが長くて、なかなか本題に入れない私です。

いえいえ、本題が特別あるわけではありません。

いつも徒然なるままつづっている、拙文に過ぎませんでした。

 

さて今日は、私がとても感激した事と、チョッピリ傷ついた事もついでにお話し致しましょう。

感激したことは、アンダーセンの業者さんの、私への応対でした。

それはそれは良心的で、もうけ主義なところが一切ありません。

私が余分な支払いをしないで済むように、気を配っておられるのがとてもよく分かりました。

庇の修復工事に於いても、同じような感想を抱いた私ですが。

 

結構複雑な仕組みの窓ですから、不具合の状況を正確に伝えるのも大変。

私は、きちんと説明したつもりでも、的確な表現とは程遠かったのでしょう。

最初は、相手に上手く伝わらず、困りました。

私は、自信がなくなり、

「一度下見に来て頂けませんか」

と申し上げました。

「むろん出かけるのは一向にかまいませんが、そうすると人件費がかかります。

それは、無駄なことですから、この電話で、状況を正確に把握した上で、修理に出かけましょう。」

と、おっしゃるのです。

 

そして根気よく、私の話を幾度も質問しながら、理解に努められました。

その内、実にスムーズに、二人の間でコミュニケーションが取れるようになりました。

更に「納入が遅くなる部品がありますが、それは一旦修理を済ませ、その後に送ります。

私が説明すれば、自分で取り付けられますから、修理代節約のために、そのようになさった方がいいですよ」

とまでおっしゃって下さいました。

 

何てご親切な物言いをされる方だろう、と私は感激しきり。

修理予約は、土曜日に入れ、電話を切りました。

「ご親切に応対して頂き、本当に助かりました。ありがとうございました。」

と、私は感激のあまり、何回申し上げた事か。

 

我が家の夫は、私が分からないことを尋ねますと、1しか応えてくれません。

私は、10の内容を期待しているのに。

自分が理解していることは、私もすぐ分かって当然、と、思っているようですね~

バカと天才の頭はまるで違うのに・・・・・・・(笑)

そこまで気が回らない人。

 

だから、他人の親切が、私は身にしみるのかしら。(笑)

嫌味っぽく、夫にこのように話したなら、どんな顔をすることでしょう。(笑)

 

日本の商売における、このきめ細やかな誠心誠意のサービス精神。

今後も健在で、海外でも生かされる限り、日本の発展と繁栄は、息長く続くと、私は思うのですが。

 

ですから、最近、ある航空会社が、乗務員用にサービスを極力削ったマナー規範をつくった、との報道を目にした時は、我が目を疑った程です。

世論の批判で、修正されたようでしたが。

接客中に、時に顧客の態度に腹が立つこともあるでしょう。

それさえも、忍耐と笑顔で堪え、客に誠意を尽くす能力は、歴史と風土と共に培われた日本人の美しい国民性の一つのはず。

東日本大震災でも、日本人の美徳が、世界中で注目され、賞賛されたばかりです。

 

話が少々飛躍しすぎた感がありますが・・・・・・

昨日の電話におけるやり取りで、日本人の素晴らしさに、また触れる思いがしました。

さらに我が家に出入りし、お仕事に励んで下さった職人さん達の誠実な態度からも、同様の気持ちを抱いた私です。

若い時も、こういった経験は幾度もしてきたはずに違いないのだけれど・・・・・

やはり歳のせいで、こんない有難く感じるのでしょうか。

 

これを結びとし、気持ちよく今日の日記を終わりたいところですが、先ほど書きました傷ついた事もチョットお話しを。

数日前の日記で、外国人による作業が、我が家で有ったこと、

機材の落下により、階段のタイルが割れてしまったことを綴りました。

 

その報告を受けた時、私は割れたタイルは、そのままの状態で、傍に置いおいておくよう、お願いしました。

可能なら、その破片を接着し、修復しても構わない、とさえ感じていたのですが・・・・・

もちろん、同様のタイルがない場合のことです。

ところが、後程見直したところ、残されたタイルは一部だけで、片割れが、もう一片足りません。

しばらく周辺を捜しましたが、見当たりませんでした。

その時は、補修工事の際の見本用に、会社へ持ち帰られたのかもしれない、と思い、諦めました。

 

しかし、その翌日、道路の掃き掃除をしている時の事。

そのタイルを発見。

ごみ集積所の数歩手前の道路上に投げ捨てられていたのです。

 

私は若者らしき外国人の作業員の方々に、その苦労を思い、温かな目を注いでいたつもりでしたが。

さすがに裏切られた思いになりました。

自分たちの落ち度で壊したタイルを、無造作に道端に投げ捨て去る行為を、私は理解しがたくて。

 

日本人の職人さんには、絶対あり得ないことでしょう。

悪気は恐らくなく、国民性の相違なのかもしれませんね~

もちろん、そのタイルは、我が家へ持ち返りました。

 

というわけで、頭を幾度も下げて謝られた行為とのギャップに、ちょっと傷ついたかれん桜でした。

 

余談ですが、最初、タイトルの書きはじめを年老いるにしました。

けれど、老いは、まだまだ私には似つかわしくない、な~んて思い、

年重ねるに、表現を改めました。

単なる強がり?(笑)

老いという言葉からは、元気を貰えませんものね~

 

昨日は、夏日を思わせる暑さでした。

涼を求め、夏らしい食卓にしてみました。

夕食の献立 

アユの塩焼き・鶏肉と夏野菜の揚げびたし・たことオクラの酢の物・ほうれん草の胡麻和え・冷ややっこ

            

 

 

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