おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

佐々木和子室内楽シリーズ7(フルート相沢政宏・丸太悠太)

2006年11月22日 | 演奏会(鑑賞)
佐々木和子室内楽シリーズ7
フルートはお好き?!その2
11月22日(水)
会場:だいしホール(新潟市本町通7)

フルート:相澤政宏(東京交響楽団首席奏者)
フルート:丸太悠太(東京ニューシティ管弦楽団)
ピアノ:佐々木和子

会場には、新潟のフルート関係者がずらりと・・・勢ぞろいでした。
【モーツァルト/オペラ「魔笛」より】
佐々木和子さん、共演のみなさんの編曲が
なかなかセンスあって、楽しめました。
髪の毛に鳥の羽をつけての観客席からの登場で、
演出もいいですね。

【マルタン/バラード】(丸太君なのでマルタン(笑))
こんな難曲を暗譜で演奏できるとは・・・・・すごい名演でした。

【ヨンゲン/フルートとピアノのためのソナタ(新潟初演)】相沢氏演奏
ベルギーの作曲家です。異様な和声が続く、私の好みではない曲。

【チャイコフスキー/組曲「くるみ割り人形」】
明るく、楽しく、アンサンブルの醍醐味が伝わります。
丸田君のピッコロも上手い!冴えます!

“アンコール“
【プッチーニ:トウランドットより「誰も寝てはならぬ」】ほか
丸田君は、からだをのぞけって、イナバウアー状態でフルートを吹く。
そんな体勢でよく吹けるね・・・。

相沢政宏さんの音色は、どの曲でも、あいかわらず美しい。
丸田君(・・・なんて呼べない。丸太先生!)
どんどん上手くなって成長しましたね。
これからは、新潟のフルート界を引っ張っていってくださいませ!

そして、なんといっても、
この演奏会は、佐々木和子さんのピアノがすばらしい。
強弱のニュアンスがすばらしいだけでなく、
硬く柔らかく、音楽の間(休符)が一瞬どきっとさせられる瞬間がある。
ワルツのテンポ感がすばらしい。
ダイナミックでかつ繊細なピアノの音楽に感動しちゃいました。