祇王寺は、右京区嵯峨野にある真言宗大覚寺派の尼寺で、祇王・祇女とその母、および仏御前が隠棲した往生院の
跡地にあります。
写真は、祇王寺への参道右側にある、檀林寺の土塀です。
現在の祇王寺は、昔の往生院の境内であり、往生院は法然上人の門弟良鎮に依って創められたと伝えられ、山上山下
に亘って広い地域を占めていが、いつの間にか荒廃して、ささやかな尼寺として残り、後に祇王寺と呼ばれる様になりま
した。
拝観入り口
庭園の苔庭は、緑一色に覆われ新緑の美しさを強調しております。
山門
草庵玄関前のつくばい
仏間入り口前の庭園
祇王寺の主人の「まろみ」ちゃん、首輪に名札が付いておりました。
仏間の隣、控の間の吉野窓 影が虹の色に表れるのを以って一名虹の窓とも称されております。
仏壇中央が本尊大日如来像、清盛公、祇王、祇女、母刀自、仏御前の木像
が安置されております。
祇王、祇女の像は、鎌倉末期の作で作者は不明で有るが眼が水晶で鎌倉
時代の特徴が表れております。
参道を下ってきたところに有る喫茶店の鉄線です。