Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

エルベに沿って

2015-11-30 18:26:15 | ドイツ
ぐっと冷え込んだ感のあった土日。
特にお約束のご用はなにもなかっただけに家のことで大忙し・・っていうかいままでほったらかしすぎ。
で、あっちこっち草臥れがでまくり。

先週はついに玄関扉が外れた!!
帰宅して鍵を差し込んで開けたら、あららら・・なんか変。
で、おまけに玄関の電灯のスイッチが壊れたまま。これは何時からだったか・・暑い頃だとおもったけれど。
最初は事情がわからずあせったのだが、懐中電灯で照らして見ると、ヒンジのねじが外れてる。
あちゃーーー!

とりあえず休みになるまで身動きがとれないので、裏口からの出入り。
土曜日に明るい所でみたらねじが転がっていたけど足りない。
それにそろそろ玄関のスイッチをちゃんとしないと・・ということで元祖DIYにしぶしぶ出かけた。
この元祖は駅から超繁華街を抜けてかなきゃいけないのでどうしても億劫になってしまう。

折りしも土曜の夕方。スクランブル交差点は外国人の観光客(最近何が面白いのかここをわざわざ見にきてる)もいて大混雑。
そこを抜けた繁華街は・・・昔の面影はかけらもなく歩きにくいだけ。
お年寄りには近寄りたくない町になっちゃいましたね。

●2014年10月6日(月)

さて、今日は移動日。昨日ついたばかりなのにね。
なんせ今回の旅行は早く航空券をおさえてしまっただけに、目ぼしい演奏会がベルリンでないので移動しようと言う予定です。

で、立てた計画が・・・ 08:46にベルリン中央駅Berlin Hbfを出発する列車に乗るというもの。
ネットで切符は購入済み。

朝ごはんはいつものようにたっぷりと頂きました。


お宿から中央駅まではタクシーで行けば10分もかからないんじゃないかなとは思いつつ、8時を過ぎた頃にタクシーを呼んでもらいました。
乗り込んでしばらく走って何気なくポケット手を突っ込むと部屋の鍵が!!!
あわてて引き返して投げるように鍵を置き、再びタクシーに。

十分に余裕をもって出たはずが・・今日は月曜日。
朝の通勤ラッシュに巻きこまれました。時間はじりじりと過ぎてゆきます。
運転手さんもkおばちゃんの殺気を感じたのか、努力はしてくれましたがなんせ渋滞にはまってしまっていましたからね。にっちもさっちもいきません。

駅に到着したのは発車の2分前。
タクシー料金を到着する前に丸めた数字で(チップ混み)で握り締め、降ろしてもらった荷物を引っ手繰るように駅構内を疾走。

ホーム番号を横目で確認しながらエスカレーターで到着した時は、車掌さんがじりじりと乗車終了の合図を出すのを待っていた瞬間でした。

丁度おりたところにいた車掌さんにこの号車はどこ?と聞くと後ろの方との答え。そっちへ向おうとするとkおばちゃんに「ここから乗りなさい!」とご指導。そうです、kおばちゃんが荷物を引っ張り揚げて乗ったトタン発車のホイッスルです。

あーー間に合った!神様!仏様!みなみな様ありがとう!!です。
これに乗れなかったら今日の予定は破綻するのであります。それに早割りで買ったので予定の列車以外に乗れません。

3日後にはベルリンに舞い戻ってくるのですが、今回は今日とは違う新しいお宿を開拓しました。ということで荷物を預けられないし・・と大荷物での移動であせりまくりました。

なんとか自分の席に辿り着いた時には・・疲労困憊していました。


無事ドレスデンの駅到着ですが、ここでは降りません。


kおばちゃんは2人掛けの席の通路側に座っていたのですが、窓の外を眺めていたら・・お隣に座ってらした男性が『席を変わってあげようか?よく見えるよ』と言って下さったので交換しました。
かれは電源がほしくて窓側に座ってらしたようですが、コードが通路側でも届くので問題ないようでした。

ドレスデンを過ぎると列車はエルベ川沿いに走ります。

えーとこのアタリかな??


そうそう、ここここ!あ、柱がじゃま。


とさしかかったのは、ザクセンスイス Saxon Switzerland。2009年に訪問したことがありましたね。
その時渡ったバスタイの砦橋と思われるものが見えました。

ここを過ぎたらそろそろあそこが見えるはず・・と思ったとたん、


車窓をさえぎるものが・・貨物列車です。


チェコからの列車です。新車満載!


シュコダŠkodaです。自動車王国ドイツもチェコ製の車を輸入するのでしょうか?それともハンブルグまで行って船積みされるんでしょうかね。


ようやく抜けたところで見えました!



バート・シャンダウBad Schandau。懐かしい町並みです。


たった1泊でしたけどね。そうそう、あの塔のある建物は教会St.Johanniskircheで中心部。


で、その右側は・・トスカーナテルメIl Ristorante Toskana。塩分濃度の非常に濃い浴槽があってぷかぷか浮いたんだっけ・・なんて思い出しました。


丁度エルベ川下りの遊覧船も通り過ぎて行きました。

しばらくはエルベ川沿いに走る列車。


確かこのアタリは平行して走る道路と列車の線路の国境の場所が違うのよね・・なんて思いながら車窓をながめてました。
2009年に車でチェコ入りしたときは国境を越えたところのスタンドでヴィニエットを購入して・・なんて思い出しながらね。
あの時もそうでしたが、現在は通貨は違えどもユーロ圏なので通関手続きがないので物流もスイスイですね。

そうそう、車で走っていた時には全然気がつかないというか見えなかったのですが、対岸の列車の窓から見てあらまあ・・と思った光景はこちら。


これはザクセンスイス Saxon Switzerlandと呼ばれていたところではありません。
バート・シャンダウの町を過ぎて少し行ったところの景色です。対岸からみるとここにも切り立った岩がみえました。

チェコ領内に入っても・・似たような景色がありました。


そんな景色とは違う景色が開けてきました。町が近いのですね。


左に見えるのがジェチン城Zámek v Děčíně
エルベ川とプローチェニツェ川Ploucniceの合流地点にあるこの町は古くから交易で栄えていたようです。

そう言えば、以前車で通過した時に意外と大きな町でびっくりした記憶があったのを思い出しました。
立ち寄って見たいなとは思いましたが、通過です。


さて、もう少しですね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 閉店法の狭間で(ベルリン) | トップ | 不思議なロッカー(テプリツ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ドイツ」カテゴリの最新記事