Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

あれから一週間

2011-03-18 22:31:50 | つぶやき
今日はあの震災から1週間たちました。
あの時、kおばちゃんはお仕事中・・3時から始める行事についての準備中でした。
3時まで時間がない・・と思いながら必死に作業をしていました。

そんな時に起こったのが地震です。最初は下から突き上げるような揺れを感じで・・次第に横揺れが激しくなりまるで船に乗っているようでした。次の瞬間必死に部屋のドアーをあけて抑えていたのです。

机(テーブル)の下に・・という声もありましたが、幸い会議室はキャビネットもなにもありません。障害物は照明くらい。もしビルが倒壊したら机の下にもぐったくらいじゃしょうがないと思いました。

揺れが収まった時、全館退避の館内放送。流れに従って裏の駐車場に避難しました。
一緒にいたのは地方から出てらした方が殆ど。みな、いっせいに携帯を取り出して情報収集にかかろうとするのですが・・当然繋がりません。
そんな中ワンセグの携帯を持ってらっしゃった方から震源と震度の情報を聞きました。
そしてまた・・大き揺れです。

このゆれは屋外で体験しました。近くの20階程のビルの上層部が大きく揺れるのをみて『まるで映画みたいだ』というコトバにまさにその通りと思ったのを覚えています。

その後、kおばちゃんは部屋に戻り、地方からいらしていた方はそれぞれ帰る手立てをおのおので探してばらばらになりました。
お別れする時、もし手立てがなかったらお戻りください・・と声をおかけして、その結果お一人戻ってらっしゃいました。

あの揺れの激しさから交通機関の麻痺は目に見えていたので、徒歩で帰ろうと決めてはいたけれど、帰宅の波に飲み込まれるのはいやなので夜明けをまって帰宅。
回復し始めた交通機関へは『どうせ待つなら飲んでから・・』と繁華街で時間をつぶした酔っ払いが繰り出してきたくらいで、夜中の町はいつもと同じ。ただ、大きなホテルの前で荷物を持って佇む外人さんを見たのが不思議な光景といえば光景でした。

あの時は、津波の画像に圧倒されてただただ『すごい災害が起きた』ということしか感じませんでした。

あれから1週間。事の大きさがわかるとともに、これからの日本の行く末に自分はいったい何が出来るのか・・考えながらも生きている自分がおります。

被災された方々の茨の道は始まったばかりです。

kおばちゃんの所属している団体のインフラ関係のお仕事をされている方からのメールにあった言葉、これを肝に銘じたいと思いました。

『災害はわれわれの責任ではありませんが、
 復旧はわれわれの責任です。』
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