Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

大地の果て(知床)

2006-11-05 00:31:43 | 日本
今日もお休み・・でもあっという間に2日発ってしまった感じ。
いつもながら何もしてない。人生こんなもんかな?

昨晩は何気なくつけていたTVで『夜回り先生』が話をしていた。
「あなたは、子供を褒めるとのしかるのとどっちが多いですか?」みたいな問いかけをしていた。ようは大人はもちろん子供も褒めなきゃ、生きてこない・・ってことだとおもう。

kおばちゃんもその昔学生時代バイトで学童保育の先生というのをしたことがある。丁度夏休み、いつもは学校が終わってからの利用だが1日中ということで子供のお世話をさせてもらった。そのなかで印象深い子が一人いた。小学校1年生ながら『手癖の悪い子』ということで、車上狙い・・ではないがそれに近いようなことをする子・・と聞いていた。服装もきちんとした方ではなかった。

でも、そんな子でもkおばちゃんと二人っきりでお部屋にいると後ろからしなだれかかってくる。「なあに〰?」なんて声をかけると「なんでもない」なんていっておぶさるように・・でも少しでも他の子が入ってくると、いきなりkおばちゃんの頭をポカーンと殴っていってしまう子であった。

多分余り幸せな環境で育ってないんだろうと思った。愛情に飢えてるけどそれを上手く表現できない・・小学校1年生なのに・・甘える背中がないのかもしれないと思った。

その夏きりでそこのアルバイトはおわってしまったけど、今でも時々思い出す。願わくばあの子が幸せになっているように。名前もわすれちゃったけど・・・

なんて少感傷的になってしまったが、北海道の続き

オシンコシンの滝を後にウトロに向かったkおばちゃん。目的はそう、知床観光の遊覧船に乗ることだったのである。
ネットで色々な体験記を読んだりすると「事前予約が必要」とは書いてあったのだが・・ずぼらなkおばちゃん。お天気が悪かったらやめようかとも思っていたのでなにもしていかずに・・時間だけはなんとなく調べていった。

知床半島の突端まで行く船は1日1回のみ10時出発・・ということだけは分かっていたので、少なくともその1時間前に・・と思ってでかけたのだが・・少し送れてしまった!それよりも・・その日はその便は欠航!になってしまっていた。

ウトロには何軒か観光船の斡旋所があったが、どこも先端まで行くのはもう満席。kおばちゃんが狙っていた一番大型のオーロラ号が欠航!ああ、こんなにやはり混むものなのね・・と。だから宿で朝食をすませてそそくさと出発していく方達がいたんだ!と納得!しかたがないので次の途中までのコースの予約をして・・待つことにした。

ここウトロはこの知床観光のメッカ!だけど公共駐車場という点では、観光船の券を購入すれば無料になる駐車場があるだけ?とおもって無料駐車場を探すkおばちゃん。だって券を買うのに止めるところがなかったので・・港の一角に無料駐車場を発見!でも殆どだれも駐車してないみたいだった。

時間までオロコン岩に登ったり・・そこで撮ったのが昨日の冒頭の写真。観光船乗り場を望む・・
乗船時間になり観光船に向かった。お天気は最高!こんな日はデッキの方が気持ちが良い。とばかりにデッキにベンチをみつけ陣取る。最初はがらがらだった船も出向時間が近づくと何処から湧いてきたのが観光バスがいっぱい!5台以上乗りつけもう、大変なお客さん。

てんこ盛りのお客さんを乗せて出向した。

知床(しれと)アイヌ語の「シルエトク」 (sir etok) (大地の果て、大地の突き出た所)からきているとか。冒頭の写真は半島中央部にある知床五山といわれる、左から順に知床岳 (1254m) 、知床硫黄山 (1562m) 、羅臼岳 (1660m) 、遠音別岳 (1331m) 、海別岳 (1419m)

それにしてもここのカモメ、人懐こいというか人馴れしている。出航までデッキでジーーと佇む。最初置物かと思った。
      
残念ながら船内放送で『エサを上げないでください』とあったので、エサにはありつけませんでした。

いつもより波が荒いということでカムイワッカの滝までゆかず、コース手前の知床半島の中ほどで船はユーターン!ああ、もっと先まで行って欲しかった!(しっかり差額は割り引かれてた)
       

とーーても気持ちが良いkおばちゃんでした。
コメント (2)
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