Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

正直なお祭り(小田原)

2006-05-14 22:40:47 | 日本
今日はまあまあお天気の良い方?なのかな?
外出先の電車の中で、もう入梅したとかしないとか議論していた若者がいたけど・・もうちょっと天気予報聞いてみたら・・って思わず言いたくなってしまった。いくらなんでも未でしょう。沖縄、奄美大島は別だけど・・


今年のゴールエデンウイークは思ったよりお天気が良かった。
そのとき連れて行かれた唯一の「お出かけ」の時のお話を今日のねたに・・

湘南方面に連れて行かれたのだが、その中で印象に残ったのが小田原のお祭りだった。
事前の情報によるとお祭りは終わっているはずだった・・が、それは所謂「小田原北條五代祭り」のことだったようで、市内の4神社(松原・山王・大稲荷・居神)の例大祭・・本来のお祭り・・はその翌日から始まるものだったらしい。

その、松原神社のお祭のお神輿に小田原駅前で遭遇した。そのときの写真が上記のもの。なかなか勇壮であった。そしてなんと正直な・・と思ったのがkおばちゃんの率直な感想だった。

松原神社というのはHPによると近衛天皇久安年間(1145~50)の勧請でと伝わるが、創祀の時期は不明。後醍醐天皇の頃、当所に真鶴が棲み、故に鶴の森明神と称していたともいわれ、また後奈良天皇天文年間(1532~54)に山王
原村海中より金佛の十一面観音が松原に出現。
その託宣により当社へ祀ったことから神号を松原大明神と称したという。その後北条氏を始め、霊鳥として広く信仰され、神様の広大無辺なる稲葉氏・大久保氏と歴代の城主が崇敬され社費は総て藩財を以って当てられ、代々小田原の宿の総鎮守と称した。明治二年神仏分離の際、松原神社と改称。明治六年県社に列せられ、明治四十年神饌幣帛供進神社に指定される・・というなかなか由緒正しい神社のようである。

そのフィナーレを飾るのは、お神輿を社殿に向かい勢い良く駆け出し突っ込み入れるという担ぎ方が特徴で、宮神輿の宮入後、氏子26ヶ町の町内神輿が次々と宮入を行うらしい。
私達がお訪れたときは、まだ宮入ではなく町内を練り歩いている段階であったが、この『かい勢い良く駆け出し突っ込む』ということはされていた。そしてそれは何に対して・・・かというと・・・金一封袋・・お神酒代かな?に向かって突進してゆくのだった。

丁度小田原駅で遭遇したときは、駅長さんが掲げているいわゆる『御祝儀袋』に向かって猛ダッシュ。そしてそのまん前で静止(寸止め)したのであった。その姿は駅前の各商店(といっても全部ではないが)でも同じようなことが繰り返されていた。

『御祝儀』に向かってダッシュなんて・・・・なんて判りやすいお祭りかしら。と思ったkおばちゃんです。人間の本質をまざまざと見た!!!と感激してしまいました。

そのご、小田原城では真っ盛りの藤の花を観賞。

   

これは、昔、大正天皇を感嘆といわれている。
天皇陛下でなくても感嘆すること請け合いの美しさ・・だとKおばちゃんも思いましたよ・

コメント
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