Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

イベリコ豚?(マヨルカ)

2006-03-03 17:35:47 | スペイン
今日はお雛様・・雛飾りをしなくなって?十年?
一時、早くしまわないといき遅れるという話で、ちょっとしか飾らなかったが、そんなに気にするなら(しまうのを)最初から出さない・・としてしまったの不味かったのか・・いまだに嫁に行けない!!
ところでお雛様何処にあるんだろう・・・

昨日は練習の後、おばさん2人で飲みに行った。降り番の人から「○○に居る」と声はかけられたのだが、メンバーがねぇ~!とおばさんの我侭で「私たち居なかったことにして!」と単独行動。いけませんね。でも、老い先短いんだから我慢する事無いよ・・というのが結論!!女は強い。

お店はかてねから私が行きたい!!と思っていた、アイリッシュパブに!
いつもみんな「ねーーどこ行くの?」と聞いてくるので人数が多すぎて(どうしてみんな付いて来るの・・とも言えないし)とてもパブという雰囲気ではない!でも、最近は私の我侭でいろいろ連れまわしてはいるのだけれど・・

丁度お店に入ろうと思ったら、「今日はアイリッシュウイスキーがショットで500円です」と声をかけられた。らっきーー!ということで、おばさん二人はパブで飲んだくれてしまった!

まあ、アイリッシュパブといってもお客は日本人がほとんど。それも若い!!やっぱり日本だ。私の連れは英国歴が長く、そういえば彼女が渡英していたときに転がり込んだ事があるんだ。はは。私はそんなのばっかり!でも、向こうでパブには行かなかったなあ2人で。

ということで、初めてのお店だった。席について2人ともとりあえずのギネス・・で料理を選ぶ事にした。うーーん何にしよう!
と迷っていたら「イベリコ豚のサラミとオリーブ」っていうのがあったので、懐かしくなってつい頼んでしまった。あとはもちろんフィッシュアンドチップス!

このイベリコ豚は昨日のブログにも書いたマヨルカでショパン君に会った時にであった・・っていったって生きた豚ちゃんに会った訳ではない。とにかく町の至るところで売っていた。スーパーはもちろん、露天でも・・情け無いことにあんまりお勉強をしていかなかったので最初はそれがなんの物体か判らなかった!
お買い上げになったみんなは大事そうに抱えて歩いていた。とっても大きいので、私は『豚』の足ではなく『牛』の足かと思ってしまった位・・って知識なさ過ぎですね。帰国後バルセロナで音楽修行した友達に聞いて呆れられてしまった。ははは。

マヨルカ滞在中は食事の時間を惜しんでいた訳ではないが一人だとキチントしたレストランになかなか入れなくってついつい・・であったが、ホテルの隣にあったお店が気になって、気になって・・ついに最後の日に入った・・のは良いが結構人気のお店らしく、結局ワインバーに居ついてしまった。
そこにあったのがこの写真の用具。豚ちゃんの足を固定して削ぎ切りにしている。

昨日のアイリッシュパブにもこれがあった・・・が出てきたのは「サラミ」ということで『輪切り』になっていた。なんだかなーーー。

これ本とにイベリコ豚?と疑ってしまったkおばちゃんです。
それに、マヨルカでも豚の足??・・と思っていなかったkおばちゃんだわ!
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素敵なショパン君(マヨルカ)

2006-03-02 12:58:25 | スペイン
今日はさっきお日様がちょっと覗いたな・・と思ったんだけど、またどこかに行ってしまったみたい。まあ、私は土日さえ晴れればいい・・なんて思っているわがまま者です。

ここのところ、土曜に練習が始まる曲を「イメージトレーニング」だけしてるんだけど・・どうにも恐ろしい・・大変だ!みんなの足を引っ張らないようにしないとなあ・・困った!今回もプロコの曲だけれど、このマヨルカでも抱えて歩居ていたのはプロコの曲で、イメージトレーニングだけでもしようと思っていたけれど、CDを忘れてしまったので現地調達しようとしたんだけど、2番はあったけど1番がなかったんだ!
マヨルカの人間はあまり好きでは無いらしい。クラシックが。その代わり山のようにあったのがショパンのCD。まあ、ジョルジュサンドとショパンが滞在したことがあるようだが、あまりにも田舎過ぎて1冬だけだったとか・・そうだよなあ~

そんなショパンが滞在していたのがバルデモサValldemossaのカルトゥーハ修道院である。ここは彼らの記念館になって観光できるようになっているので見学に行った。

一通り見学した後、隣の建物PALACE OF KING SANCHOも見学可能なので・・というより終わったらあちらへ行けと言われたので、行ってみた。領主の館、というか修道院長の館という感じで、修道僧の人形なんかも配置されていて・・ある部屋では(たぶん修道院長の部屋)執務姿の人形に同じ部屋に居た2人の女性は大笑い・・こっちが絶句するほど!その部屋から先に彼女達は進めない!笑い転げていて。きっと誰かに似てるんだろう。
その建物の一部がホールになっている。「コンサートが始まるよ!」と声をかけられたので、中に入ってみた。

お客さんは両手で数えられるほど・・。しばらくすると黒服の男性が颯爽と現れ、演奏を始めた。
もちろんショパンの曲ばかり。有名どころ、子犬のワルツとか革命とか・・でも最後は「雨だれ」!当然だよね!
弾いている彼も、細身で陰のある素敵な男性!私の好み!顔立ちはもちろんスペイン系黒髪である。だから演奏もぽーーーとしながら夢見心地・・・演奏も撮っても素敵だった。

ほんと素敵なショパン君(私は勝手にそう呼んでいる)に又会いたい!と切に願うkおばちゃんです。

あ、ちなみに後でピアノを覗いたらKawaiのピアノでした。
頑張れ日本!(ショパンコンクールのスポンサーはヤマハだったような・・)
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教会は生きている(マヨルカ)

2006-02-23 14:26:33 | スペイン
昨日から少し暖かい。朝起きてすぐに靴下をはかなくても大丈夫だから・・って靴下が私の寒暖計かい?
庭に居る金魚・・今日見たら生存してました!にゃんこ疑ってごめんね。

昨日多分唯一の定期読者だった方からご丁寧なコメントを頂いた。
もうすぐ始めてのヨーロッパ旅行に出発されるらしい。素敵な思いでも沢山残る旅行だといいなあ。
その方のブログに「教会が好きみたい」というような事が書いてあったのでいつかネタとして取り上げたいなあーーと思いながら書いていなかった事を思い出したので今日のネタに使わせてもらおう!

ヨーロッパは教会抜きにしては観光は出来ないと思う。
私自身は仏教徒(といっても法事のたびにお坊さんに会いに行く程度)ではあるが、子供のころ殊勝にも『ガールスカウト』なんてものに入って社会奉仕活動の真似事をしていたときの活動場所が教会だったのでキリスト教会とも縁はあった。

その教会はバリバリのカトリック教会ではあったが、ご多分に漏れず『新しい教会』(建物が)、歴史的建造物ではなかった。
であるから、ヨーロッパで観光のときにたずねる『教会』はあくまでも観光する物件で、押し広げて解釈してもコンサートを聴く所、祈りをささげる場所としてなかなか結びつかなかった。(本末転倒)
要するに私の頭は固いのだ。ははは・・

マヨルカに行ったとき、有名な「ラ・セオ」こと、大聖堂を見学した時のことを思い出す。
この大聖堂は、マヨルカを征服したハイメ1世によって1230年建築が開始され完成したのは16世紀というゴシック様式で内部は天井が非常に高壮大なスケール。前方の巨大なバラ窓と、中央祭壇のガウディのデザインによる珍しい鉄製の天がい飾りが有名である。
滞在2日目に、ホテルで新聞を見たらここで午後からオルガンコンサートがある・・と書いてあったので、しめしめ教会見学とコンサートが同時に楽しめるぞ・・一石二鳥とばかりにいそいそと出かけていった。

教会脇の入り口から入るとどうも様子が変・・というかコンサートがあるようには見えない。普通の警備員が立っている。何人か先客が彼らに質問しては去ってゆく。なんだい?コンサートは中止?彼に聞いてみたら・・・「オルガニストが死んじゃったから今日は中止!」ええええ!びっくり。ほんまいかいなあ!

ウソでしょ?とも聞けないので、そのまま見学料を払って内部を見学することとした。イスラム教の影響をびんびん感じる内装などそれは見ごたえはあった。まあ、思いがけずに正式に『見学』してしまった訳である。

それから数日後、マヨルカ滞在最後の日・・この日は16:35のウイーン行きのフライトだったので時間はたっぷりあったが、残念ながら顕現日というカソリックの休日、お店はお休み・・ということでお買い物はできない。
そういえば夕べはお子ちゃまたちがプレゼントをもらう日っだたらしく、それはそれはお子ちゃま天国!パレードもあったりしてた。

どうしてすごそうかなあーーと考えていたら、教会の鐘の音が・・ああ、教会に行って久々にミサにでも参列してみようか、と思ってしまった。俄か信者である。
もたもたしていて、出発が遅れたのでミサはもう始まっていた。ミサだから当然入場料なんかない。(あとで献金はあるけどね)

ミサはラテン語だった。聞き覚えのあるフレーズが沢山出てくる。途中でもオルガンの演奏が入る。聖歌隊(子供ではなかったが)たちの賛美歌もあり・・何よりも教会の聖堂全体に光がともり、『見学』の時とは違う表情が全体にあふれている。

ミサの途中でこっそり撮ったのがこのブログの写真である。天がい飾りにも明かりが灯されている。

そう教会は生きているのだ!けっして、『見学』するだけの文化遺産ではないのである。

考えてみれば日本のお寺だって同じ。永平寺の観光の折、丁度なにかのお勤めのときに当たったり、僧侶たちの読経の声に感動したんだ!
キリスト教の教会もタダの遺物ではなく生活の中で生き続けているんだ!と思ったkおばちゃんです。

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正直者のスペイン人!(バルセロナ)

2006-01-30 14:21:19 | スペイン
今日もイイお天気、でも予報ほど暖かく感じない。人間贅沢!
昨日はブログをアップしようとしたけれどPCの調子が悪くて出来ず、結局今朝になってしまった。

ということでオペラの話題の続き。でも今回はスペイン、バルセロナのお話。

昨冬、旅行先を考えていたとき、暖かいところ(比較的)・・スペイン・・どうせならオペラ・・バルセロナ!ということでバルセロナに行った。

リセウliceu http://www.liceubarcelona.com/teatre_liceu.aspという劇場で、美しい事で(世界で何番目?)有名でもある。

現在のシステムは判らないが、インターネットでチケットを予約しようとしたら、座席の視野?viewが表示された。残念ながら私の行きたい日にちはview0%の席しか残っていなかった。view0%?全然見えないってこと?
行った方に聞いたらview0%でも座席にモニターが(機内テレビくらいの大きさ)があるからね。という話。もっと見える席が良いんだけど・・これしか空きが無いんだからしょうがないね。

通信状態が良くなく、予約手続き途中でフリーズしてしまったので確認のメールをいれ、ついでにもっと見える席はないかと聞いてみた。
予約は履行されている旨、view 70%の席が一つ空きがある・・との返事。また中途半端なview 70%。どんなものなんでしょう。一応近辺の席からの眺め・・というのが確認できたが今ひとつぴんと来ない。
それにview 0%のキャンセルもできない。まあ、出血大サービスとばかりに両方手に入れる事にした。

しかし、細かい事・・view 0%の表示なんて初めて見た。なんという正直者でしょう!

当日、2枚のチケットを手に入れ・・しかしあまりの一枚も2人のご夫人に声をかけられ、結局売ってしまったが・・劇場へ。
座席に座ってview 70%を確認。この写真。要するに上の階のバルコニーが本とに視野の30%くらいを覆ってしまっていた。私は人の影か角度で見えないのかと思っていたけど、これはちょっと想像していなかった。

舞台上の2階のような部分で演技をされると、見えない・・ただview 0%と同じでモニターがついているのでいいんだけど・・モニターに見入ってしまうと声が違う方向から来るのでこれも変な感じ。

でも、すごく律儀なリセウだなと感心してしまいました。

あ、バルセロナはスペイン人じゃなくてカタルーニャ人で、勤勉度は別物という話もあります。
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ショパン

2006-01-13 10:15:32 | スペイン
今年も幸いにも新年早々旅行できた!
でもこれは去年の旅行の時感じたことを思い出して・・・

ショパンとジョルジュサンドが愛の逃避行とかをやらかして篭っていた(いや肺病の療養に)Valldemossaバルデモサを訪れた。
ここには一冬しかいなかったそうだが(あまりにも田舎過ぎて)療養にはぴったりだとはおもう静かなところだったけど、刺激が少なすぎたのね。
部屋の外には金魚が泳いでた。昔もそうだったのかしら?

ここのところウイーンで拾ってきた風邪がぬけない。咳をしながら思った。
静かなところで療養したいと。でも、1週間かなあ、持つのは。

「雨だれ」を作曲した気持ちがわからないでもない。
冬はあまりすっきりしないもの。地中海側。

来週は友達の演奏会。ショパンだらけ。
チェロソナタは息がなかなか合わずに大変そう。
私はあそこまでショパンにいれこめないなあ。
コメント (2)
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