1級管工事施工管理技士 要点テキスト 平成30年度版 | |
クリエーター情報なし | |
市ヶ谷出版社 |
7月に入って資格の研修が忙しくなってきた。7月中旬から9月上旬2カ月で、ガス講座が10日、管工事が4日、土木が2日、それに労働衛生が1日(いずれもインターネット講座を含む)合計17日間をこなす。ついでに言うと登山も2カ月で14日間。どっちもシーズンだから忙しい。カラダに気を付けなきゃ。
日曜日は管工事1級の初日だ。初日は一般基礎(環境工学、流体、熱力学、音と振動、金属材料)、電気設備、建築工事、空調だった。一般基礎は、選択ではなく、必須だからしっかり理解しないといけない。結構幅広い知識が必要だ。
講義していて、これ、わかったかな、と思う項目を写真に撮ってみた。まず、①カルノーサイクル、なんでカルノーサイクルがあるか、まずこの理解が大切。②流体のエネルギー保存則、ベルヌーイの定理。流速水頭と、圧力水頭の関係式を作って解いていく。単位がパスカルと㍍の2種類の式がある。分かってもらえたか。③梁にかかる応力のバランス計算、曲げモーメントの計算と曲げモーメント図の正解、そもそも構造計算って、わかるかな。④湿り空気線図。エアコンのどこの位置の図か、わかるかどうかがポイントだ、これ皆苦手にする分野だ。⑤最後は、冷凍サイクルの説明。蒸発器の液体から気体への変化は冷却、凝縮器の液体から気体への変化は暖気、これわかってないと解けないが・・
環境工学は気象予報士の知識、流体と熱力学はガス主任技術者とエネルギー管理士、音と振動は公害防止、建築工事は土木施工、空調はエネルギー管理士と、いろんな分野の資格の知識が役に立っている。
全く違う分野のことを1日で話した。選択問題もあるから、全部理解しなくてもいいが、結構大変だったと思う。いや、説明する方も結構準備した。講座が決まってから、合計3回ずつ、合計約200頁、予習をした。だいぶ講師業もできるようになったが、あと3回、講座が残っている。予習が大変だな。
(カルノーサイクル)
(ベルヌーイの式)
(梁の曲げモーメント)
(空気線図)
(冷凍サイクル)