Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

空堀商店街 【princessってなあに?】

2011年06月18日 | 大阪chouchou(中崎町・天六・谷六)

 ときどき 

  土曜日。少し天気はわるいけど、きょうはおでかけ。
  友人とランチをしようということに。

  場所は谷六。空堀商店街のまわりにある店で、ランチとお茶を。
  
      

  谷町。相撲の後援者を言うときの「タニマチ」の語源となるこの町は、大阪市の中でも高台に位置していて
  空気がきれいな感じがする。坂、というイメージのあるとおり、空堀商店街はめずらしい「坂を含む商店街」
  となっているのだ。

  地下鉄谷町線で来ると、その坂の様子はあまり感じることがないのだけれど。

  谷六の駅で降りると、時間はまだ早めだった。


  

    坂の上のぼうしやさんだとか、まだ開いていないカフェだとかを覗きながら商店街に入っていく。

                      

    そう。いま公開中の映画「プリンセス・トヨトミ」の舞台のひとつにもなっているせいか、いたるところに
    ポスターが貼ってある。予想はしていたけれど、結構派手に宣伝というか…

        みんな、みてみて。ここが舞台になったんだよ  というようなあどけなさと商売に
        といいより活気につながれっ  といわんばかりの強い願いみたいなものを感じる。

    でもすみません…ぼく万城目学さんの原作も読んでないし(なんとなく「鹿男あおによし」の最初で
    つまづいてしまった  )、映画もみていないのでコメントのしようがありません…

       

   カフェを探すが、喫茶店的なところとオーガニック的な感じのところしかなく、いまひとつまで乗りきれず…
   ぶらぶらと商店街を歩いているほうがたのしそう…

  

   土曜日のせいか、学校がえり?クラブ活動帰りなのか、小学生の女の子がたこやきやさんの前で
   おじさんと話しながらできあがるのを待っている。

   こういう風景はなんだかとても大阪的に絵がいい  そして、この街この商店街は異様にたこやき
   やさんが多いのだ。

                        

   横断歩道をわたって、反対側にいくと谷町筋沿いすぐのところにすごい行列ができている。
   店の人が交通整理をするほどの店は、洋食の店らしいのだけれど、TV取材をうけた写真があったり
   実は有名な店らしい・・

          

   そうなんだ…でも知らなかったなあ…なんていう店なんだろう…なにがおいしいんだろう…
   行列を並んで待つのかあ・・すごいなあ…

   と思いながら実はそれほど並んでまで食べるのはなあ…と引いて考えている自分がいた

                                      


    横断歩道を渡って、もとの場所のほうに戻る。
    雨がぱらつく空をみあげて、友人との待ち合わせは何時だっけ  と思いなおしていた。

    喫茶店とカフェの中間くらいに分類されそうな店に入って待つか…どうしようか…と
    雨か曇りかよくわからない、きょうの天気みたいにどっちつかずに思っていると



    ふと気付くと友人が目の前に立っていた。

         それはまるで、映画で言えば堤真一が、すっくと立っているような凛々しさ
            だったのかもしれないけれど、原作も映画も知らないぼくには、ただびっくり
            して1,2歩後ずさりをしただけだった。

                この辺りに詳しい人が一緒だったんで案内してもらったんだよ。

            そう言って友人もびっくりしていた。ぼくがなんにもしないで、ぼーっと
            立っていたからだろう。その視線の先にあった、さっきの並んでいた店は
            その案内してくれた人も知っていたようで、ぼくらは本当にうまいのは、いまから
            行く店か、いま目の前にある店かどっちなんだかと、不思議な気分になっていた。


    でも、もちろんぼくらは並ぶのがきらいなので、満足して行列に背を向ける形で歩き出す。


    こうしてひさしぶりのランチははじまった。    




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