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瓢箪と鯰~退蔵院

2013-07-08 16:32:28 | 2013年 国内の旅

退蔵院は妙心寺の塔頭のひとつで、年中公開されている

見どころは「元信の庭」や「余香苑」という名庭

四季折々に咲き誇る花々は目に鮮やかだそうだ

特に、しだれ桜はJRの「そうだ京都に行こう」のCMで使われたという

また水琴窟や瓢箪池など、庭園を飾る凝った趣向も見事だ

 ← 退蔵院総門

 ← 方丈から見る元信の庭

 ← 陽の庭

 ← 枝垂桜

 ← 水琴窟

退蔵院所蔵の『瓢鮎図(ひょうねんず)』は国宝

本物は京都国立博物館にあるが、方丈横には模写があった

 ← 瓢鮎図(模写)

瓢箪で鯰を釣ろうとする男を描いた画は

『つるつるの瓢箪でぬるぬるの鯰を釣るにはどうすればよいか』

という禅問答を表しているのだ

因みに『瓢』はもちろん瓢箪だが

『鮎』はナマズのこと。

古来中国ではナマズを占いで使ったので『鮎』と書いた

古来日本でも「鮎」はナマズのことだったのだが、いつからか「アユ」になった

ナマズを「鯰」と書くのは後世の当て字だそうだ

だから、退蔵院は「瓢箪」と「鯰」に関係したものが多いのだ 



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