アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
現在工程表作成中

ニューロード

2009-10-31 20:51:07 | 2009年8月カトマンズ
ダルバール広場からジョッチェン、ビムセンタワー経由で大通りのカンティパトに出た。

ここで、やたらと親しげに話しかけてくる輩が出現した。

無視してもしつこくついてくる。

けっこう歩き疲れていたから「プギョ!(要らない!)」と怒鳴る元気も無かった。

やむなく、テンプー乗り場近くのショッピングモールにビール休憩を兼ねて避難したのだ。

モールの名前は「カトマンズモール」

モール内もやたらうす暗かった。

ビールを飲んだモール内のレストランの名は「ホットチリ」。

ビールは税込みでs270だった。

 
ビムセンタワー              カトマンズモール レストラン「HOT CHILLI」の名が見える


モール前のテンプー乗り場



店を出てニューロードをウィンドーショッピングしながら歩いていた。

いきなり、通りに人が溢れている現場に出くわした。

群集が通りを塞ぎ、クラクションは鳴るは、大声で喚く人はいるは。

どうやら接触事故の現場に出会ったようだ。

それにしても大袈裟な混雑だなぁと、人混みをかき分けながら進んでいたら…

いきなり騒動の中心にいた群衆が蜘蛛の子を散らすように走って逃げ出したのだ。

カトマンズでは政治的なデモもあると聞いていたから、そんなモノに巻き込まれたら大変だ。

すぐさま現場を去って事なきを得た。


ニューロードの普通の風景


騒動が道を塞ぐ

ダルバール広場

2009-10-25 16:45:33 | 2009年8月カトマンズ

【ダルバール広場 左はシバ寺院】

チケットを買ってダルバール広場に入った。

間髪いれずに、「ガイドは要らんかね~」ってのがやってきたよ。

手に持ったクマリの写真を見せて何やら言っている。

行く前の事前情報収集通りで、ここは‘押し売りガイド’多発地帯なのだ。

長期戦を覚悟しながらも「NO GUIDE」って強く言った。

意外なほどあっさりと引き下がってくれたよ。

そう、あっさりと……少しがっかり(笑)

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
バサンタプール広場の露天群をチラ見して、管理所でチケット延長をした。

明日帰るのだから、延長しても意味はないが………

延長チケットが1枚、この旅行のコレクションに加わった。


 
クマリの館                               クマリが覗く窓

  
ダルバール広場チケット1人Rs300            シヴァ・パールヴァティー寺院

クラクション

2009-10-20 22:10:52 | 2009年8月カトマンズ
チュトラパティ・チョークからふらふらと時間を潰しながらダルバール広場まで歩いた。

通りには真鍮の仏具を売る店や、色鮮やかな衣類を売る店が並んでいた。

幸い雨も止んで、心置きなくウィンドーショッピングを楽しめた。

ただし、買う気は無かったので、店員が出てこない程度にだけど

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
人ごみの中を散策中、私の横をすり抜ける車やバイクに、何度もクラクションを鳴らされた。

カトマンズでは、買い物客で溢れた道に車やバイクや自転車が平気で入ってくるののだ。

日本なら歩行者天国のような路地にだよ。

ビクッとして避けるとかえってぶつかりそうで怖い怖い。

とにかく、カトマンズの路地にはクラクションが溢れている。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
最初は閉口したクラクション音だが、次第にコツを掴んだぞ。

道の中央を歩いているとき以外はクラクションを鳴らされても後ろを振り返る程度でよい。

車やバイクは衝突しないように避けて抜いていく。

この国のクラクションは「どけよ! 邪魔だ!」という排他的なものではない。

「横を通るよ 危ないよ 気をつけて」のように優しく感じるのだ。

ただし、慣れてしまえばだけど






インドラチョーク


パニプリ

2009-10-15 22:31:50 | 2009年8月カトマンズ
チュトラパティ・チョークでタクシーを降りたら面白い屋台を発見した。

見たところシュークリームのようなモノがケースにいっぱいある。

美味そうだったから「1つくれ」と言ってみた。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

アルマイトの小皿を渡され、最初の1個をもらえるかと思ったら…

シュークリーム様のものは

穴を開けられ、詰め物をされ、汁を掛けられて渡された。



まずは写真を撮ろうとカメラの準備をしていたら、店員は2個目を渡そうと待っていた。

慌てて写真を撮り、1個目を口に入れたら、予期せぬ「酸っぱさ」に度肝を抜かれたよ。

ショーケース内のシュークリーム様のものは外皮だけで、

内に具を入れ甘酸っぱい汁を掛けて食べるもののようだ。

1個目で慣れてしまえば、2個目、3個目と出されるままに食べてしまう。

途中で「もういいよ」って言ったけど通じなかったようで、結局7,8個食べてしまった。

値段は全部でRs25。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

日本に帰って調べてみたら、

「パニプリ」という名のお菓子でインド・ネパールでは一般的なおやつだそうだ。

内の具はポテト系だそうだが、汁の甘酸っぱさが先に来てほとんど記憶にないなぁ。

しかも、もともと8個単位で売っているもので、サービスでくれたのではなかったようだ。


スワヤンブナート

2009-10-12 19:30:50 | 2009年8月カトマンズ
【スワヤンブナートのストゥーパ】

スワヤンブナートはチベット仏教の寺院。

カトマンズ中心部の西、徒歩30分程の丘陵地にある。

一番下からストゥーパまでは長い階段を登るのだが、

私はタクシーで途中まで運んでもらったから楽をした。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

参道やストゥーパの周りには土産物を売る店が並ぶ。

山頂の土産物屋を冷やかしで廻っていたらマニ車の土産が目に留まった。

この国では、一寸でも店の前で欲しそうな顔をしたら必ず店主が現れるのだよ。

今回は、店主と私の言い値がRs800とRs500までしか縮まらずあえなく決裂。

ちょっぴり心残りもあったが…

こちらが折れるのも悔しいから「それじゃぁ」って言って店を出た。

こんなときはいつも後から「買っとけばよかった」って後悔するのだ。


【参道の露店】

  
【ストゥーパの廻りのマニ車】                         【土産物屋】

ストゥーパの前で、若い一人旅の女性に「シャッターを押して」と頼まれた。

かわいいお嬢さんだった。

撮ってあげたら、奥さんが「私たちも撮って~」とカメラを渡した。

台詞があるから会話しているように見えるが、実はほとんどジェスチャーなのだ。

彼女はおそらく日本人だと思うのだが…

何はともあれ、この旅行唯一の奥さんとのツーショットが撮れた。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

スワヤンブナートは別名「モンキーテンプル」という。

丘陵一帯に猿がいて、観光客の売りにもなっているのだが…

おやつや弁当でも開こうものなら、ふんだくられるそうだ。

参道を降りる途中、子猿を抱いて西瓜をほおばる猿を見た。


【ドルジェと呼ばれる金剛杵。さすがにここまで大きいのはない。】


【入場料はRs100】


【子猿を抱いて西瓜を食べる猿】


【参道の階段から見た景色】

カトマンズタクシー事情

2009-10-08 20:40:07 | 2009年8月カトマンズ


カトマンズのタクシーは基本的にはメーター制だそうだ。

ただし、ホテル前で客待ちしているようなタクシーは値段交渉をしてくるし、

何台かに1台は‘改造メーター車’で、やけに高速でメーターが上がるそうだ。

油断も隙もあったものではない。

    

カトマンズのタクシーの車体には「SUZUKI」の文字がある。

聞けばインド工場で作ったスズキ車だそうだ。

見たところ1000cc程度の車体とみた。

    

パタン散策を終え、次の目的地スワヤンブナートまでタクシーで行くことにした。

ダルバール広場で客待ちしている若い運転手に

「メータ・マ・ジャノス(メーターで行ってくれ)」

と言って乗り込んだ。

朝乗ったタクシーはメーターが壊れていたが、このタクシーはメーターが動く。

約200mか300m程でRs4.4ずつメーターは上がった。

パタンからスワヤンブナートまで渋滞もあって料金はRs340。

ちょっと高いような気もするが、Rs400渡して「釣りは取っとけ」とかっこつけた。



    

ちなみにこの運転手、私がスワヤンブナートを見ている間中、駐車場で待っていたのだ。

観光客であることは間違いないし、気前のいい客だと思われたようだ。

実際、この後タメルまで戻るのにタクシーを使おうと思っていた。

「待っててくれたの?」とフレンドリーに乗ったんだけど

今度は「タメルならRs200」と言い値を言ってきやがった。

「メーター・マ・ジャノス! でなきゃ降りるぞ」と言ってドアを開けたら

「あなたを待っていたんだからお願い」見たいなことを言う。

気の優しい日本人としては、「Rs150!」とケチな値切りをして交渉成立。

それでも降りる時、何となくこのネパリの若い運転手に悪いような気になった。

チップ用に日本から持ってきた4色ボールペンをあげたらすごく喜んでいたな。

製薬会社のネームが入った販促品なんだけど…

やはり私は、気が優しいんではない。

ただの気が弱く、気前の良い客だったようだ。


名もないネワールの飲み屋

2009-10-05 21:43:21 | 2009年8月カトマンズ
パタンで食べた2つ目のB級グルメは「ウォー」。

「ウォー」という名の豆の粉で作ったネパリ風お好み焼きだ。

「歩き方」のパタンのページにはダルバール広場裏の店が

「名もないネワールの飲み屋」として紹介してあった。



店に入ると中央にかまどがあり、婆さんが座ってウォーを焼いていた。

生地を鉄板の上で丸くのばし、その上に卵を割って、しばらく焼いた後、裏返す。

たまに油を引いて、また生地をのせ、丸くのばして卵を割る。

一言もしゃべらずに、ただ黙々と焼いている。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

奥のテーブル席には地元の人が7,8人いて、結構繁盛していた。

私たちが、かまど横の席に落ち着いた後もお客は来て、程無く店は満席となった。

焼いた分はすぐになくなるから、婆さんは途切れることなく焼き続けた。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

見た目も食感も、豆粉というより米粉か小麦粉と思われた。

豆粉のワイルド感は無かったし、味も豆粉の雑味は感じなかった。

そういえば、地元客の中には水牛煮込みの汁を掛けてもらっているのもいたな。

私はと言うと「チャン」と言うネパリのどぶろくで流し込んだから、味はわからないのだ。

 
↑「ウォー」と米で作ったネパリのどぶろく「チャン」


↑「ツオエラ」という水牛肉の煮込み

ウォー2枚、チャン1杯、水牛肉の煮込み1皿でRs120(約160円)だった。
これこそ世界遺産に登録したい!


【この店のあれこれ】

① 店内は暗かったが、お婆の周りは明るかった。
  よく見たら店の中央部の天井がない。
  明かりとり用と思われるが、雨もしっかり入ってくるのだ。

② 食事中に「歩き方」を落としてしまった。
  床は降り込んだ雨で濡れていたので開いたページが泥水で汚れた。
  店員(焼き手のお婆の娘と思われる)は、汚れた「歩き方」受け取ると…
  なんと「歩き方」を水道で洗ってくれたのだ。
  親切な人なんだろうけど …… 拭いてくれるだけでいいよ。

③ 「歩き方」で読まなかったら、ここが店だとは絶対気づかない。
  気づいても入るまで食堂とは絶対に解らない。
  そんな店構え↓なのだ。



偽東京人

2009-10-01 22:17:58 | 2009年8月カトマンズ
 揚げ菓子屋の親爺との会話。

親爺「JAPANESE?(ジャパニ?)」

我「Yes」

親爺「Tokyo?」

海外では、「JAPAN?」に続けて必ず聞かれる質問だ。

名古屋と言いたいのをグッと我慢してここは偽東京人になった。

今までの経験上、「名古屋だよ。」と答えて解ってもらえた例がないし、

説明しだすと時間の無駄以外の何物でもないことに気づくだけなのだ。

    

パタン滞在は僅か半日だったけどたくさんの寺院を廻った。

ダルバール広場~黄金寺院~クンベシュワール寺院~マハボーダ寺院~

ルドラ寺院~マチェンドラナート寺院~ダルバール広場

パタンの町は、仏教とビンズー経が融和し興味深い寺院が多い。  


【ルドラ寺院(ルドラ・ヴァルナ・マハーヴィハール)】

 この寺は、マハボーダであったネパリのご婦人に薦められた。

彼女はさかんに「ライオン」「ライオン」と言う。

行ってみると確かに境内にはライオンとか烏天狗?の像があった。

ちなみにルドラ(Rudra)とは、インドの神話に出てくる神の名前で

意味は「吼えるもの」だそうだ。

「歩き方」には載っていない寺だ。 


【マチェンドラナート寺院】

 この寺は「歩き方」に載っているが、行き着くのに苦労したよ。

地元の人に聞きまくって探し当てた。

入り口は路地の行き止まりみたいなところにあった。

そこを抜けるといきなり開け、「赤い寺院」が現れる。

「マチェンドラナート」とは雨と五穀豊穣の神の名前

その赤い御神体を祀る寺院なのだ。

ちなみに、この寺院では毎年祭りが行われる。

巨大な山車がパタンの町を駆け巡るそうだ。